シェア
尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
2018年9月6日 22:34
秘密結社という言葉は何かこう、ワクワクしませんか?すごく遠い存在なようで、肌感覚的には理解できるというか。小・中学校のときの「仲良しグループ」と近い気がします。メンバー同士だけで通じる「合い言葉」があったり、いつも集う場所があったり。裏切ったら追放されて、口を聞いてもらえなくなるし。何となく分かるけど、じゃあアフリカの秘密結社とはどういったものか。何か急に異世界ですね。遠す
2018年8月31日 19:38
歴史を学んでいると、どうしても「もし、この時こうなっていたら今の世界はどう変わっていただろう」と想像を膨らませてしまうことがあります。もし明智光秀が本能寺の変を起こさなかったらもしオスマン帝国がウィーンを攻略していたらもしナチスが対ロシア戦を開始しなかったらこのような本当に一歩選択を変えれば、のちに全然違ったケースになったかもしれない出来事の話です。 1. イギリスが宇宙
2018年8月27日 16:23
1947年5月12日に発刊された「LIFE」誌を飾った一枚の写真に、アメリカ中が騒然となりました。その写真とは、24歳で簿記家のイブリン・マクヘイルがニューヨークのエンパイア・ステート・ビルから投身自殺をした時のもの。死後の彼女の姿のあまりの美しさに「史上最も美しい自殺」と称される前代未聞の事件になりました。 イブリン・マクヘイルの投身自殺1947年4月30日午前10時40分ごろ、
2018年8月26日 10:11
Header Photo from http://www.bananalogic.net/omg/cat-tank/インターネット、携帯電話、電子レンジ、缶詰、GPS。これらは皆共通点があります。すべて軍事技術の民間転用という点です。軍事技術の研究を怠ることは、自国の防衛を放棄するようなもので、他国に技術で先んじられパワーバランスが変わってしまうし、いったん研究を止めてしまうと再開する
2018年8月24日 16:42
中学生のころ、夏休みの宿題で「税金」の作文を書いた記憶があります。今でもあるのでしょうか。国税庁の主催のやつ。まあだいたい「私の暮らしのあらゆるところに税金がある。税金って素晴らしい!」的なことを書けば入選するっぽい。いろいろ調べて「税金の無駄遣い多すぎ。マジクソ」みたいに書いたら、やっぱり落選しました。大人になった今、毎月の給与明細を見て「やっぱり税金ってクソだなあ」と思うのです
2018年8月24日 22:43
ぼくは半年前に結婚式をしたんですが、まあ、普通の小規模な近親者のみのこじんまりとした式でした。伝統的な要素はまったくなかったのですが、世界の結婚式にはまだまだ変わった面白い結婚式の伝統がたくさんあります。1. 新郎新婦に汚いモノをぶっかける(スコットランド)スコットランドでは、新婦が「汚いモノ」を頭からぶっかけられるという習慣があるのだそうです。腐ったミルク、死んだ魚、食べ残し、泥、タ
2018年8月24日 12:47
ラーマーヤナは言わずと知れた古代インドの大叙事詩。マハーバーラタと並んで古代インドの二大叙事詩と言われています。成立は紀元前3世紀ごろで、詩人のヴァールミーキがインド各地の神話やコーサラ国の伝説的王子ラーマの物語を編纂して成立したものです。成立から2300年近くたっているのに現在でもインドで根強い人気を誇り、東南アジアなどヒンディー文化が伝播した地域でも長い間語り継がれてきました。