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星のカービィから学ぶ「デキる大人の仕事術」


ボク、「星のカービィ」が大好きなんですよ。




「星のカービィ」とは。

https://www.youtube.com/watch?v=pwxiwghOOk8

Nintendo 公式チャンネル

1992年にゲームボーイで発売されて以来、世界売上で500万本以上。シリーズ累計では全世界で3800万本以上を売り上げたハル研究所開発のアクションゲーム。


カービィをつくった桜井政博さんは尊敬するゲームクリエイターのひとりです。


スマブラとか、パルテナも大好き。




ピンクのま~るい体に、おっきなおめめ。
(バボちゃんではない)




いつもはグーグー寝て食べるだけだけど、

みんなのピンチにはきっちり世界を救う。





愛らしい見た目に反して、

やるときゃやるって頼もしいヤツ。




カービィが困難に立ち向かいながら、やっとこさ戦っていく姿はとても好きです。




ゲームって基本、自分が逆境や不利な立場に置かれて、それを少しずつ乗り越えていくものなんだよね。



試行錯誤したり。


経験値を得てレベルアップしたり。


新しいスキルを覚えたり。


まだ見ぬ仲間に出会えたり。




難病患者・障害者、
不幸を抱えてる人たちの人生とちょっと似てない?


いや。むしろ、ゲームであってほしい。


エンドロールはハッピーエンドにしたいから。




僕自身、仕事でも病気でも挫けそうなことはたくさんあるけど、ゲームをやると元気を分けてもらえるんだよね。




今はできないことでも、

未来はきっとできるようになるって。




だから、今回は。


僕が「星のカービィ」に教えてもらったこと。

みんなにお裾分けしちゃいます。


星のカービィから学ぶ「デキる大人の仕事術」


みんなが楽しく生きていけるようになることを願って。


レッツゴー!



1.コピー能力で仕事をしよう


カービィの代表的な能力と言えば「コピー能力」です。


https://www.youtube.com/watch?v=voQXF9ADENs

Nintendo 公式チャンネル


カービィはどんな困難にもコピー能力を駆使して乗り越えていきます。




僕は横着な性格もあって、手っ取り早く結果を出したくて。




よくやっているのが、「成功している人」のマネをすること。



仕事だけじゃなく、勉強、遊びでもこれは有効。



僕、社労士試験で受験生同士がシャロ勉とか言って馴れ合ってるのは、ちょっと嫌い。


だって、9割以上が落ちる試験なんだよ?


10人友達がいて、自分が合格したいんだったら、周りの友達は全員が不合格だからね。


試験に落ちる人の意見を聞いて、安心して、どうするんだろう?って思う。



僕が最初にやったのは、インターネット上で合格した人の体験談を探すことだった。


独学で合格したって人はなかなかいなくて。


でも、その少ない独学の合格者の共通項から自分の勉強法を見つけることができた。


過去問の反復だったり、法改正、時事問題の情報の手に入れ方だったり。



障害者雇用の職場でも、簿記が得意なおねーさんの先輩がいて。


その先輩のマネをしたら、仕事のミスも少なくなって、すんなり仕事はできてた。




同じ環境の「成功モデル」をマネすることが、労を少なくして成果を上げる方法なんだと思う。




茶道の修業には「守・破・離」という考え方があります。



「序・破・Q」とは違うよ。

エヴァの映画じゃない。




「守」は、守る。

師匠の一挙一動をマネる。


「破」は、破る。

師匠とは違ったやり方を覚えて、幅を広げる。


「離」は、離れる。

師匠とは離れ、独自の技を生み出す。




基礎を疎かにするべからず。


仕事だって。勉強だって。ゲームだって。

修行は必要。


いきなりなんでもできる奴はいない。



基礎知識を大事にすることが正しい道を得る。



そのためには、成功者のマネが近道なんだと思うんだよね。




心理学に「ミラーリング」という効果があるんだ。


相手の行動や言葉のパターンを鏡のようにマネしていくと、相手が無意識に親しみを感じやすくなる。


似ている行動をしている人に親近感を抱く「類似性の法則」の1種だね。



仕事が覚えられて、憧れている人と親しくなれる。


二重のメリットがあると思わない?



2.自分の「世界観」をしっかり持つ


「星のカービィ」の世界観といえば、

パステルカラーの色彩感。



ライトブルー、イエローグリーン、ライトブラウン。




例え、ピンクのカービィがいなくたって、

背景の色彩感で「このゲームは星のカービィだ」ってわかる




うさぎのミッフィーちゃんの絵本なんかもそうだよね。


生みの親であるディック・ブルーナが使用する色は6色。


赤、黄色、緑、青、茶色、グレー。


絵本の色で「ミッフィーちゃんだ」とすぐわかる。





僕、なんでも周りに合わせることよりか、

「自分のカラー」を出すことが大事じゃないかと思うんだ。




例えば。


みんな、温泉地に旅行に行けば。

お土産に温泉地の和菓子を買ってきて、

友達やご近所さんに配るよね?



でもでもでも。



ぶっちゃけ、

温泉地の和菓子よりコンビニの和菓子のほうが、

安いし、おいしい。



みんな、それをわざわざ、なんで高くて味も大したことない温泉地の和菓子を配るかというと、温泉地に旅行に行ったという「雰囲気(世界観)」をシェアしたいんだよね。



「温泉に行ったんだ」という出来事を味よりも知らせたいんだ。




逆説的に言えば。



味がいまいちで値が高い和菓子でも、

世界観がしっかりしていれば、

きちんと売れる可能性があるんだよ。



最近、街角で見かけるキラキラした七色の綿飴だってそう。

味はただのわたあめなんだよ。


おしゃれなお菓子を食べる私を演出したいから売れる。



「自分だけの強み」というものが見つけられれば、

仕事だって、必要としてもらえる。



「自分だけの強み」を見つけて、

それを周りに知らしめていく。


その積み重ねが「デキる大人」の条件じゃないかな。



3.コミュニケーションは言葉だけじゃない


基本、カービィは、言葉は「ぽよ」しか喋りません。


だけど、カービィの「優しさ」と「強さ」は伝わる。



ナゼか?



アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの研究が有名です。


好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションを行う際、言葉がメッセージ伝達に占める割合は7 %、声のトーンや口調は38 %、ボディーランゲージは55 %であるというものです。


人間が相手になにか伝えようとするとき、言葉より非言語的コミュニケーションが重視されるという説です。


つまり。

目線、あいづち、姿勢、しぐさなどが対人コミュニケーションにおいて相手に印象付けを行う要素となります。




僕、俳優の松本まりかさんが大好きなんですよね。



彼女の演技には凄みがある。


怒りの感情のときに笑ったり、笑顔のまま怒りの感情を伝えたり。




感情と行動の切り離し」ができるなんて、素晴らしいと思います。




人間の行動は感情にひきずられるから、難しいことなんです。



言葉と態度が一致しないことを「ダブルバインド現象」と言います。


彼女は意図的にこの心理テクニックを使えるんですよ。



本当にワンダフル。



だから。


僕も心の中に「松本まりか」を飼ってます。



なにか困ったことがあったり、嫌なことがあったら。



心の中の「松本まりか」に出てきてもらって対応しています。



「ボク、よくわかんな~い」って。




「誠実」に対して「不誠実」で返すのはよくない。



でも。



「不誠実」に対して「誠実」で返すのは、自分の心を傷つけるだけ。



自分を守るためにも「不誠実」に対しては、「不誠実」であってもいいと思う。


嫌味だったり、嫌がらせだったり。


そういったものに抗うときに言葉で反論するだけがすべてじゃない。

「防衛策」としても使える。

非言語のコミュニケーションは有効です。


あ~。僕もカービィみたいに「強さ」と「優しさ」は持てるようになりたい。



渡る世間は鬼ばかりかもしれないけど


僕が「星のカービィ」から教わった3つのこと。

1.コピー能力で仕事をしよう
2.自分の「世界観」をしっかり持つ
3.コミュニケーションは言葉だけじゃない

みんなの役に立ったでしょうか?



僕は最近、「誰に」向かって仕事をするのかということを意識するようになりました。



以前、仕事で。


クレジットカードを預かることがあって。


俺、ニートだったし、経済的にも恵まれた環境ではなかったから、社会的信用力なんて「0」。


だから、自分でクレジットカードなんて持ったことないし、見るのもはじめてだったんだ。



どうしたらいいかを聞いたら。


「いい年して、なんでこんなことわからないの?」って、イライラした反応されたことがあった。


なんか適当に返事されて、まともに教えてもらえず。



インターネットを使って、
自分で調べられればいいんだけど、使用できない環境でした。




この対応をみて、「当たり前の幸せ」を持てる人っていいなーって羨ましく思っちゃった。



きっと、その人は収入も安定していて、クレジットカードも当たり前に持てるんだろうなって。




難病になったら、収入も安定しないし、買い物も自由に行けないし、クレジットカードを持つことなんてできなかったもん。



「当たり前の幸せ」しか見たことがないから、「当たり前じゃない」がわからないんだろうなって。




他にも。



「自分が年金をもらうこと考えてないの?」と言われるんだけどさ。



お金なんてないからさ。


年金保険料はず~っと全額免除。



この仕事をやってるからわかるけど、

自分のもらえる年金の額なんて雀の涙。


年金だけじゃ生活なんてしていけないよ。


年金を頼りにして人生設計を考える方が危ない。



もらえないくらいに思っていた方がいい。




難病になんて、社会の支援はほとんどないから。


生活保護ギリギリのところで生きてきた人間には、

今さら過去なんてどうにもならない。




今までだって、誰も助けてはくれなかったんだから。


これからだって、自分ひとりでなんとかする。

なんとかなる。




ただ、自分と同じような思いをする人たちは減らしたい




ふつーに働ける人たちは、マニュアル通りのわかった「フリ」をするけれど、当たり前の幸せを持てない人たちの痛みはわからないと思った。



働けるだけで、当たり前の幸せを持っているんだから。



踏まれた足の痛みは、踏まれた人間にしかわからない。

踏んでいる人間は痛くもない。




だから、僕は。




「当たり前の幸せを持てない人たち」と向き合っていこうと決めたんだ




全てはわからないかも知れないけれど、

当たり前の幸せを持てない人たちの痛みをすこしは理解できるから。





最後にカービィの良いところをもう1つだけ紹介。




それは「仲間想い」であるところ。



踏まれてペチャンコになっても、

壁に投げつけられて叩きつけられても、

みんなのために戦い続ける。



僕はきっとカービィほどは強くなれないけれど。



「難病患者・障害者」の仲間に向き合って仕事をする




今まで働いてみて。




難病患者・障害者が働くことに

社会の「ガラスの天井」があると思った。




障害者雇用だと軽易作業ばかりでキャリアはつかないし。


キャリアをつけようとすれば、見下げられる。



みんな、いい格好して綺麗事は言うんだけど、

実際に自分が受け入れるとなったら態度が変わる。




「障害者の仕事をしたかったら、

 福祉の仕事でもしたら?

 社労士に向いてない。」

と言われることもあるけど。



僕にだって働きたい夢はたくさんあったんだ。



難病のせいで憧れていた夢なんて、なにひとつ叶わなかった。




だから、難病でも「できる」仕事の中から「社会保険労務士」を選んだんだ。



絶対に諦めない。




僕はガラスの天井を叩き割りたい。




同じように苦しんでいる難病患者・障害者がいるはずだから。




カービィのように負けずに立ち向かっていきたい。





と、ここまで書いておきながら。



実は「星のカービィ」で、

ボクの1番好きなキャラクターは。

「ワドルディ」です。



ほんとは、カービィのうしろをトコトコついていく人生がよかった。



今回もブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※記事を一部修正しました。



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