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読書記録

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2021年4月の記事一覧

【読書記録#12】オレンジの悪魔は教えずに育てる

【読書記録#12】オレンジの悪魔は教えずに育てる

すごいパフォーマンスを発見しました。

アメリカ・カリフォルニア州で行われた、
ローズパレード(カレッジフットボール決勝戦)にて
行進する京都橘高校吹奏楽部。

これは世界最高峰のマーチングイベントで、
約9㎞を2時間半かけて行進し、
沿道は何十万人の観客で埋め尽くされます。

そんなに長い時間、
笑顔で、踊ったり、跳ねたり、ステップを踏んだりする
生徒たちには世界中から絶賛の嵐です。

※テレビ

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【読書記録#11】「言語技術」が日本のサッカーを変える

【読書記録#11】「言語技術」が日本のサッカーを変える

スポーツ指導者の論理的に話す力が注目されています。

特にサッカーの場合は、唯一の正解がないスポーツです。

正解がない中でも、
最適な判断を相手に理解させ納得するように説明するには
コミュニケーション力が必要になります。

「あいまいな指導が多い」と
スポーツを長年やっていて僕も感じていました。
同時に、指導者をしていて、感覚的にプレーしていたものを
言語化する難しさをひしひしと実感していました

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【読書記録#10】フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉

【読書記録#10】フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉

幅広い経験や知見をもった指導者は
物事を見る観点が多く、
数ある選択の中から相手に応じて適切なアプローチができる為
優秀である。

個人的にそのように思っています。

小学校教員だった頃、
企業勤めの経験がある先生がいました。
その先生は社会の中にある企業で働くとは?
という視点があって、
児童への関わりも教育に対する考え方も仕事に対する取組みも
いつも新しい視点から僕にアドバイスをくれました。

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【読書記録#9】教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術

【読書記録#9】教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術

0.038%。

スペインでプロ1部リーグに所属できる確率です。
数でいうと2600人に1人になります。

プロで華々しく活躍したとして、
引退後5年で自己破産する確率は
60%
という調査結果まであるそうです。

「高級車から軽自動車に乗り換えられる感覚が備わっていないと、プロとしてのキャリアを積んでいくことはできない」
と例えられています。

スポーツ界に携わる中で
僕もこの現実を感覚的に知っ

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【読書記録#8】野村克也の「人を動かす言葉」

【読書記録#8】野村克也の「人を動かす言葉」

 生前から野村監督の人柄が好きでした。この本を拝見して、大好きに変わりました。”ボヤキ”が有名ですが、その”ボヤキ”には作戦があり、「欺き」「煽り」「賛辞」「攻撃(口撃)」といった監督としての意図があったと分かります。

策士。
戦況を客観的に観察し、適切な一手を言葉として打ち出す巧みな技術
を持っていたと思います。

「学ぶことを辞めたら、教えることも辞めなければならない。」
と有名な言葉もあり

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【読書記録#7】宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話

【読書記録#7】宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話

チームや組織のサポートをし、指導者や管理職の方と関わる機会が多いので、こういった本がよく目にとまります。
しかも、『宇宙兄弟』。僕が大好きな本です。

気付いたこと、学んだこと。考えたことを記録として。

・まず、いいチーム(または組織)をつくることは目的ではなく手段であること。チームビルディング先行でチームに働きかけない。達成したい・成し遂げたいゴールやビジョン、目標に最適に向かうために、いいチ

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【読書#6】天才を殺す凡人

【読書#6】天才を殺す凡人

タイトルに惹かれて
友だちがプレゼントしてくれたこの本を読みました。

結論、「自分は『最強の実行者』を目指す凡人」であり、

人に対する、不思議、違和感、恐れを感じる時は
「世界を進化させようとしている『天才』と出会っている」

という新発見がありました。

この本から学んだことは、
民主主義社会で生きる僕たちは、相手にはどんな才能があるのか
認識する必要があり、[ 人間力学 ]を理解することが

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