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【読書記録#7】宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話

チームや組織のサポートをし、指導者や管理職の方と関わる機会が多いので、こういった本がよく目にとまります。
しかも、『宇宙兄弟』。僕が大好きな本です。

気付いたこと、学んだこと。考えたことを記録として。

・まず、いいチーム(または組織)をつくることは目的ではなく手段であること。チームビルディング先行でチームに働きかけない。達成したい・成し遂げたいゴールやビジョン、目標に最適に向かうために、いいチームづくりが1つの方法として存在することを忘れてはいけない。

・そして、チームビルディングをスタートする前には、チームメイキングがあること。組織の発達段階「タックマンモデル」は有名だが、形成期と試行錯誤期を進める概念としてはチームメイキングだということ。

このチームメイキングがいかに大切かは、チーム競技やスポーツ指導、学級経営をやっていて感じるわけですが、どのように関係構築するといいのか、わかりやすく書いています。

ポイントは、
①集団に心理的安全性があるか
②集団で理解し学習する機会の創出
の二つ。

・チームメイキングの時期には、「チームメイトの全員が何をやっても安全なんだ」「このチームなら本当の自分を表現しても平気なんだ」という状態をつくること。そして、意見の衝突はあるものの、対話することができ、互いをより知ろうとし、個の考えを伝え理解する作業を深めること。

これらベースとなって、やっとチームとして動き出す。

・興味深かったことは、
チームとして本来の機能を果たしている組織は著者の感覚的視点で3割以下。どの会社や組織をみても大体は、心理的安全性が築かれていなかったり、対話しようとしたときに一方が自分の想いをふさぎ込んでしまう現象が起こり、機能していないと言います。

チームや組織の本来の目標(企業であれば事業拡大や収益、スポーツであれば記録や順位の向上など)を達成する為のいいチームづくりは、如何にして成り立つのか改めて把握することができました。

※詳細は本書で。

・理想のチームは、自ら問題や課題に気が付き、試行錯誤しながら個性を活かして最適に解決できることだと考えます。

その為には、チームメイトが互いのこと知っておかなければなりません。

だから「コミュニケーションを増やしましょう。」になるんですが、それが正解ではなくて、「コミュニケーションを増やす=全員が知る情報(共通言語)を増やす」ことが近いです。

・そして、リーダーは時期によって強みが異なります。それぞれの時期に活躍するチャンスがあるんだと気づかされました。リーダーに必要な要素としては、チームの個性を活かした「解放/支援/促進」する能力ということ。

・チームづくりは、頑張れる2人から始めればOK。

・チームワークとは互いの凹と凸を活かして☐として発揮すること。いいところを発揮して上手ういかない所を補う感覚。(宇宙兄弟のムッタと日々と)。


以上、頭の中にあったことをバーっと書きました。

ちなみに宇宙兄弟の好きなフレーズ3つは

・「本気の失敗には価値がある」ムッタ
・「今あなたにとっての金ピカは何?」シャロン
・「心のノートにメモっとけ」デニールヤング


ここには書けませんでしたが、心のノートにメモッたのもちらほらと。
また大切なのことはアップデートして書き足していきます。




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