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娘が初めて「自分のお金」で買い物した話

こんにちは!たあくんです^^

先日、小1の娘が、
初めて自分のお金で買い物をしました。

娘にとって、
とても素晴らしい
買い物体験になったので、
今回はそんなお話をしたいと思います。

我が家では、
週に1回、本屋に行って
絵本を1冊買うのが習慣です。

娘の選書には口出しせず、
どんな絵本でもいいよ~
と言っています。

保育園で読んだ絵本
図書館で借りた絵本
もっているシリーズ絵本
すきな作者の絵本
そのときピンときた絵本

選ぶ基準はいろいろですが、
いつも真剣に
「どれにしよ~」
「こっちにしよ~かな~」
と悩んでいます。

ぼくは、娘が
絵本を真剣に選んでいる
この時間が、大好きなんですね^^

いつもだったら、
欲しい絵本が決まると
「パパこれにした」
と絵本を持ってくるのですが、
その日はいつもと様子が違いました。

なかなか決まらない様子の娘。

「あれもいいな~」
「これもいいな~」

本棚の前を
行ったり来たりしていると、
お店の奥の部屋で
展示会をやっていることに
気づきました。

「なんだろう?」

部屋の中を覗き込む娘。と父。

すると、部屋にいたおばちゃんが

「あら、かわいいお客さん」
「どうぞ。見ていって」

と、娘を招き入れました。

開催していたのは、
とある絵本の原画展。

小さな部屋でしたが、
壁には新作絵本の原画が
きれいに飾ってありました。

「すごいね。きれいだね」

目を輝かせる娘。そして、、、

「パパ、読んで読んで」

部屋には、
おばちゃんと
娘とぼくの3人だけ。

「どうぞどうぞ」

と促すおばちゃん。

1ページずつ、
ゆっくり原画を見ながら、
丁寧に読み聞かせをしました。

最後まで読み終わると
娘は、机に積んであった絵本を
1冊手に取り、
表紙をじっと見つめています。

しばらく考えて、
「パパ、これにする」
と決心しました。

すると、おばちゃんが、

「あら、ありがとう」
「もしよければサインするわ」

なんと、おばちゃん、作者さんだったんです!

気づかなくてごめんなさいf^^

ちょうど他のお客さんも
入ってきたところだったので、
「じゃあ、買ってこようか」
と、レジへ向かおうとすると

娘が何やら考えています。

そして、おもむろに
カバンの中から
Suicaが入った財布を
取り出すと、

「あのね、パパ」
「自分のお金で買いたいと思うの」

なにーーーーーー!!!!

自分のお金で買いなよ
と言われても、
これまで頑なに財布の紐を
閉ざしてきた娘が!

自分から
「自分のお金で買いたい」
と言ってきたのです。

驚いていて、
あたふたしている
ぼくを尻目に

作者のおばちゃんと
あとから入ってきたおばちゃん

「あらあら、すてきね」

と、よろこぶ、よろこぶ。

「自分のお金で買うの初めてなんです」

と伝えると、

作者のおばちゃんとあとから入ってきたおばちゃん

「キャー、すごーい!」

と、ほめる、ほめる。

見知らぬギャラリーに
よろこばれて、ほめられて、
娘は、お姉さんになった気分

とても気持ちよく
レジに向かいました。

そんなわけで、
原作者だけじゃなく、
ギャラリーのおばちゃんまで
巻き込んだ、
娘の初めての買い物。

無事にサインももらい、
一緒に写真まで撮ってもらい、
値段以上の価値のある
すばらしい体験になったのでした。

人生でいちばん大切なのは「思い出作り」

さて、
娘の買い物の話で何が言いたかったかというと、

人生でいちばん大切なのは「思い出作り」だよ~

ということです。

娘は、1冊の絵本を買うことで、
絵本を手に入れただけじゃないんです。

原画を見たこと
作者に出会えたこと
おばちゃんに褒められたこと
初めて自分のお金で買ったこと
あれこれ悩んで決めたこと

いろんな体験をして、
忘れられない「思い出」
手に入れたんですね。

ぼくは、こういう体験や思い出って
人生を幸せにするうえで
めちゃくちゃ大切だと思っています。

「思い出」って、経験の配当なんです。

たくさんの経験をすると、
未来に「思い出」として配当される。

経験という投資が
多ければ多いほど、
配当はどんどん大きくなる。

こんなイメージですね^^

旧友と会ったりすると、
思い出話ってつきないじゃないですか。

思い出って、時が経つほど
熟成されて、思い出したときの
喜びが大きくなるんですね。

言ってみれば、思い出の配当は、
時が経てば経つほど、
福利の効果で、雪だるま式
大きくなっていくんです。

娘との思い出づくりは、
ぼくの人生において、
幸福感を高めるために
最重要なんです。

娘にとっても、
いろいろな経験ができることは、
きっと、彼女の将来の幸福感に
つながると信じています。

だから!!!

ぼくは娘との時間を無駄にしたくない

娘が「やりたい」と言ったとき
「会社だから」
「仕事だから」
を言い訳にしたくないんですね。

常に、娘を最優先に動けるようにしておきたい。


もし、ぼくが仕事が忙しくて
娘と本屋に行く習慣がなかったら、

娘の初買い物で
こんなに素晴らしい体験を
することはできませんでした。

本屋に限らずですが、
経験をするチャンスや
思い出を作るチャンスを
絶対に逃したくないんです。

時間は有限です。

人生を振り返ったときに、
「幸せだったな」
と、思えるように生きるには、
時間を何に使うか
本当に重要だと思います。

優先順位を間違えると、
今やりたいことに
時間を避けなくなってしまいます。

「時間がない!」

と働いている人ほど、
ちょっと立ち止まって、

時間の使い方

を考えてみることをおすすめしますよ!

P.S

ぼくは40歳で会社を辞めて
いまは、自由に時間が使えます。

働くのも自由
働かないのも自由

ぼくは、とにかく、
娘の成長の瞬間を見逃したくない。

だから、お金より、時間が大切

お金がいらないと言っているわけではなく、
お金は生活できるくらい稼げればよい。

と、考えているわけです。

月収◯百万とか
年収◯千万とか

そんなすごい実績はないですが、

平均実働半日で、
月の生活費くらいは稼ぎつつ、

がっつり娘の「経験」にコミットできてます^^

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