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2023年7月23日
ここに来て、やりたいことが溢れている。
かつて感じたことのある、思わず走り出したくなるような泣きたくなるような、心に留めてはいられない渇望のような情熱のような感情が、再び湧き上がってきている。どうしたらよいのかわからない。吐き出したい、でもそれによって失いたくない。同時に、これまで無駄にした数々の時間が頭をよぎり、後悔に食い尽くされそうになる。それでも湧き上がる情熱で、胸が満ちる。なにかへの憧れ、
夏。悩み、考えたことについて
はじめに。
これは自分の創作についての文章であるが、創作についての主張ではない。「クリエイターはかくあるべき」という強く外に表現されるものではなく、自分の心の中に湧いては消えていく思考をなんとか捉え、悩みの正体に向かい合い、文章というものに残すことでこの先しばらくは同じことに悩まされないようにしようという試みの趣旨で書かれるものだ。
だからこの文章は極めて個人的なものになる。超どうでも良い人も
満たされた日々の隙間に
僕の実家は、田舎とも都会とも言えないような地味な首都圏のはずれの街にあって、僕は市内の普通の公立高校に通っていた。
高校生3年生になって初めて彼女ができた。元気で明るくて、優しくて、ありのままの僕を受け入れてくれて、そしてそれを好きだと言ってくれるような素直な子だった。僕にとってとても大切な存在になった。
その頃は受験期のさなかであったので、毎日一緒に帰り、たまにサイゼリヤなんかに行って、たらこソ