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2002年からデジタル時代に紛れて写真撮影と映像制作を生業にしている中村と申します。企…

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2002年からデジタル時代に紛れて写真撮影と映像制作を生業にしている中村と申します。企業団体様との業務が8割を締める商業カメラマンです。 https://sweettype.net

記事一覧

カメラマンのランニングコスト

所謂フリーランスで商業カメラマン、フォトグラファー、写真家というジャンルに置いてのランニングコストのお話しです。 前提として、ここで言う商業カメラマンとは、顧客…

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2週間前
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出張カメラマンの集客の歴史(過去24年前から)

これからフリーランスでカメラマンをしたいと思っている人にとっては多少役に立つ内容ではないかと思って記事を投稿します。 カメラマンを始めるとなった時の集客について…

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2か月前
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オールドレンズが好きな人は

カメラや撮影にハマっていくと「オールドレンズ」という言葉を耳に目にする機会が出てきます。オールドレンズとはその名の通り古いレンズです。発売から15年も経てばオール…

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2か月前
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趣味のカメラ選び

仕事ではフルサイズで最大限の画質、効率、操作性に重きを置いてNikonのZシリーズを使用しています。レンズも純正品を使って撮影に挑みます。ネックは唯一「重さ」ですが、…

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2か月前
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レンズのこと2024年2月版

カメラのお話しは前回ざっくりしたので、今回は使用レンズのご紹介。1本ずつ書こうかと思いましたが一気に。 カメラのボディとレンズのメーカーは純正×純正でそれぞれの…

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2か月前
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業務で使うカメラ機材

撮影を生業にしていますので、カメラの機材を持っています。大雑把にそのご紹介。機種ごとの紹介はまた追々させて頂きます。 写真を撮るカメラはNikonを使用しています。…

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2か月前
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TAMRON Model A058

TAMRONの35-150mm F/2-2.8 Di III VXD とっても便利なレンズです。 開放がF2.0からF2.8 ズームは35mmから150mm NikonのカメラでDXにクロップすると最大225mmまで望遠ができ…

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2か月前
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どうすればカメラマンとして食べていけるか

カメラマンは特に国家資格もないので誰でもプロと名のれる業界です。 いろんなスタイルのカメラマンがいて、いろんなアプローチで仕事をしていて、本当多種多様です。 自…

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2か月前
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SNS集客の光と影

はるか昔、インターネット黎明期はインターネット検索でウェブサイトやブログを見つけて色々調べた時代でした。 商売をしている人はインターネッ上にも自分の住所(URL)を…

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3か月前
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琵琶湖の氷魚漁の撮影

先日の撮影で高島市安曇川町、琵琶湖のエリにかかる氷魚漁の撮影にお邪魔してきました。 この日は朝から琵琶湖に白波が立つほどの強風で、船がどれくらい揺れるのか若干心…

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3か月前
7

経歴(生い立ち)

カメラマンにたどり着くまでの生い立ちと経歴は人それぞれ。ここでは私の生い立ちと経歴について書きたいと思う。こんな経歴の人がどんなカメラマンになったかを見るとまた…

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3か月前
16

会場専属カメラマン(結婚式撮影)

たとえば婚礼カメラマンには結婚式場の専属契約という道がある。会社でも個人でも専属カメラマンになれる可能性はゼロではない。 過去22年で10件以上の結婚式場さんから専…

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3か月前
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「カメラマンは儲かるのか」の真実

こんにちは、中村です。 カメラマンという立場も人それぞれで、写真スタジオで働く人、経営する人、フリーランスで仕事を撮る人、マッチングサービスを使って集客をする人…

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3か月前
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カメラマンのランニングコスト

カメラマンのランニングコスト

所謂フリーランスで商業カメラマン、フォトグラファー、写真家というジャンルに置いてのランニングコストのお話しです。

前提として、ここで言う商業カメラマンとは、顧客に依頼を請けて顧客の要望に応じた撮影をするカメラマンの事を指し、フォトグラファーとは商業で撮影をしているけれど自分の感性を売るスタイルを指し、写真家とは誰にとらわれることなく自分の好きなように撮影した写真を購入してもらう人の事を指します。

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出張カメラマンの集客の歴史(過去24年前から)

出張カメラマンの集客の歴史(過去24年前から)

これからフリーランスでカメラマンをしたいと思っている人にとっては多少役に立つ内容ではないかと思って記事を投稿します。

カメラマンを始めるとなった時の集客について、2000年ごろからカメラマンを始めた人の話しになりますので、今ならどうかという視点と共にお話ししてみたいと思います。

ホテルマン時代に婚礼担当を数百組経験した経験があるということと、写真やビデオの撮影を趣味でしていた経験があり、結婚式

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オールドレンズが好きな人は

オールドレンズが好きな人は

カメラや撮影にハマっていくと「オールドレンズ」という言葉を耳に目にする機会が出てきます。オールドレンズとはその名の通り古いレンズです。発売から15年も経てばオールドレンズと呼ぶのかどうかはわかりませんが、現在の最新の機能性能を持ったレンズよりもはるか昔に作られたレンズ、ということになるかと思います。

オールドレンズの良さには「フワッと写る」「独特のボケ」その他諸々、現在の最新レンズには無い写真が

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趣味のカメラ選び

趣味のカメラ選び

仕事ではフルサイズで最大限の画質、効率、操作性に重きを置いてNikonのZシリーズを使用しています。レンズも純正品を使って撮影に挑みます。ネックは唯一「重さ」ですが、仕事で撮影をする際の機材の重さについては一切考えず、性能、画質、操作性だけを追求して揃えますが、趣味の場合は全く逆の発想です。ちなみに業務で使用するカメラは以下でまとめています。

それでは本題に。

画質重視より軽さ重視

趣味、と

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レンズのこと2024年2月版

レンズのこと2024年2月版

カメラのお話しは前回ざっくりしたので、今回は使用レンズのご紹介。1本ずつ書こうかと思いましたが一気に。

カメラのボディとレンズのメーカーは純正×純正でそれぞれの最大性能が発揮されますので、業務では基本的にNikon製品で揃えています。

また、大前提でNikonを使い続けていて、FマウントからZマウント移行派ですので、基本的にはFからZへの進化のご紹介になるかと思います。

私生活ではAPSセン

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業務で使うカメラ機材

業務で使うカメラ機材

撮影を生業にしていますので、カメラの機材を持っています。大雑把にそのご紹介。機種ごとの紹介はまた追々させて頂きます。

写真を撮るカメラはNikonを使用しています。動画も9割方Nikonのカメラで撮影をしています。

Nikon Z6ⅱ

ニコンのデジタルはD1から使い続けています。ミラーレスもZ7から発売順に順次買い替えをして仕事で使っています。Z6とZ6ⅱは2400万画素でRAWデータも1枚

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TAMRON Model A058

TAMRON Model A058

TAMRONの35-150mm F/2-2.8 Di III VXD
とっても便利なレンズです。
開放がF2.0からF2.8
ズームは35mmから150mm
NikonのカメラでDXにクロップすると最大225mmまで望遠ができます。
スナップには最適、動画だとさらに便利に使えます。

欠点は、まずズームリングが非常に重い事。本当に重いです。頻繁に画角を変える人には辛くなるのではないかと言うほど重い

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どうすればカメラマンとして食べていけるか

どうすればカメラマンとして食べていけるか

カメラマンは特に国家資格もないので誰でもプロと名のれる業界です。

いろんなスタイルのカメラマンがいて、いろんなアプローチで仕事をしていて、本当多種多様です。

自分が一番上手いと思って尖る人も居れば、私なんぞまだまだと言い続ける人も居たり、成果物が日の目に出る(ネットやメディアで公開される)職業なので、答え合わせがやりやすいといえばやりやすいジャンルです。

撮影が100点満点でも食えない人も居

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SNS集客の光と影

SNS集客の光と影

はるか昔、インターネット黎明期はインターネット検索でウェブサイトやブログを見つけて色々調べた時代でした。

商売をしている人はインターネッ上にも自分の住所(URL)を持って、バーチャルなお店(ウェブサイト)を作って、見つけてもらうという事も必要になっていきました。私はこの時代の黎明期の人です。

Webサイトが繁栄すると2000年代後半からいわゆるSNS(Facebookやmixi、Twitter

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琵琶湖の氷魚漁の撮影

琵琶湖の氷魚漁の撮影

先日の撮影で高島市安曇川町、琵琶湖のエリにかかる氷魚漁の撮影にお邪魔してきました。

この日は朝から琵琶湖に白波が立つほどの強風で、船がどれくらい揺れるのか若干心配でした。

案の定平船は立っていることもできないほど相当な揺れでどうやって撮影をするか現場に到着するまで頭の中で必死に思考を働かせます。

漁師さんは通常通り漁をしているので、できるだけ近づいていきますが、なにせ揺れる。

朝日は綺麗、

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経歴(生い立ち)

経歴(生い立ち)

カメラマンにたどり着くまでの生い立ちと経歴は人それぞれ。ここでは私の生い立ちと経歴について書きたいと思う。こんな経歴の人がどんなカメラマンになったかを見るとまた面白いかもしれない。

生まれた年は1974年、今年で50歳になる。
物心ついた頃から両親は非常に仲が悪く、いつも父は怒鳴り、母は怯えて生活をしていた。

私は出来の悪い子どもで、弟は小学生になる頃から体格の良さからサッカーで活躍し、両親は

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会場専属カメラマン(結婚式撮影)

会場専属カメラマン(結婚式撮影)

たとえば婚礼カメラマンには結婚式場の専属契約という道がある。会社でも個人でも専属カメラマンになれる可能性はゼロではない。

過去22年で10件以上の結婚式場さんから専属でどうかというお声がけをいただいたが結局ひとつも専属業者にはならなかったのは理由がある。持ち込みカメラマンとして初めて撮影に伺う会場だと当日必死に撮影場所を探してベストな場所を見つける作業があり、会場担当者さん、キャプテンさんと和め

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「カメラマンは儲かるのか」の真実

「カメラマンは儲かるのか」の真実

こんにちは、中村です。
カメラマンという立場も人それぞれで、写真スタジオで働く人、経営する人、フリーランスで仕事を撮る人、マッチングサービスを使って集客をする人や、撮った写真を販売する人、それぞれです。この記事は私の立ち位置「フリーランスのカメラマン」から見た目線でのお話しをさせて頂きます。

「カメラマンって儲かるの?」

よく聞かれますが、これはその人の人生の立ち位置によって大きく異なります。

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