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エンタメ日記。

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お気に入りの舞台や映画に関するnoteをまとめています。
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#エッセイ

わからないけど、わかりたい。

わからないけど、わかりたい。

昨日、朝。

在宅勤務だったので、ちょっとゆっくり起きて
とりあえずニュースをつけて、コーヒーを淹れて。

いただきます、と手を合わせる頃には、
朝ドラ「おかえりモネ」の主題歌が流れ始めた。

自分の痛みに加えて、誰かの痛みも真っ直ぐに受け取るモネ。

それは、彼女自身の良さであることに間違いはないのだけれど、
一方で彼女自身の痛みはどこへいくんだろう、とか。
彼女自身はいつ救われるんだろう、とか

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ミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ」を語らせてほしい。

ミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ」を語らせてほしい。

#おすすめミュージカル  というタグを見つけてしまいました。
ミュージカル好きとしてこれは参加せねば🔥という使命感。

というわけで。
私のとびっきりのお気に入りを、この機会にご紹介させてください。

ミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ」。

ピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、
こちら、かの有名な作品「足ながおじさん」をベースとした
ミュージカルなんです。

小さい頃に読んだよ!とい

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タカラヅカはいいぞ!という話。(異文化カルチャーシェア活企画)

noteとTwitterで仲良くさせていただいているAyaさんから
こちらのバトンをいただきました。

Ayaさん、ありがとうございます!

何を書こうかなあと色々考えたのですが、

ちょうど最近改めて「好きだわーーーー!!!」と愛が爆発した
「タカラヅカ」についてシェアさせていただくことにします。

そう、あれはさかのぼること数年前。

電車で流れていた広告に釣られて「観たことないし行ってみよう

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雨といえば?なミュージカル

雨といえば?なミュージカル

#雨の日を楽しく  というタグを見つけたので
今日は雨にまつわるお気に入りのミュージカルを2つ、ご紹介(^ ^)

雨に唄えば雨、といえばぱっと思い浮かぶのがこのコメディミュージカル。

ざあざあ降りの雨の中、
びしょ濡れなのに心底楽しそうに歌い踊る主人公の姿は
何度見ても本当に印象深い。

そのなんとも軽やかな舞に、
憂鬱な雨の日も、ちょっと楽しく過ごせそうな気がするものだ。

ちなみに舞台版でも

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ミュヲタの披露宴プレイリスト 妄想編

ミュヲタの披露宴プレイリスト 妄想編

もし将来結婚することになったとして、
私自身は正直、何が何でも結婚式をしたい!
というタイプではない。

けれども、もし万が一やるのであれば、
ミュージカルヲタク、通称「ミュヲタ」としては
披露宴は絶対に好きなミュージカル曲で埋め尽くしてやりたいと思っている。

あ、もちろん相手の同意はとるけどね。

というわけで。
披露宴プレイリストを勝手に作ってみました。

当面結婚の予定はないので完全なる妄

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誰かに髪をとかしてもらうのは、人生の喜びの一つ。

誰かに髪をとかしてもらうのは、人生の喜びの一つ。

私の大好きな映画の一つが、「ジュリエットからの手紙」だ。

イタリア・ヴェローナにある「ジュリエットの家」では、
訪れた女性たちが恋や愛に関する悩みを
「ジュリエットへの手紙」として書き綴り、
壁に貼っていけるようになっている。

驚くのは、それらの手紙に対して
「ジュリエットの秘書」から返事が届く、ということ。
彼女たちは「ジュリエットクラブ」という団体に属しており、
ボランティアとして、届くお

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おとぎ話の結末に抱く違和感を解消してくれた「シュレック」

おとぎ話の結末に抱く違和感を解消してくれた「シュレック」

不定期で開催される彼との映画観賞会。

最近はハリポタ一辺倒だったのだけれど、

先日はバレンタインに思うところがあったのか、
今日は違う映画にしよう!という。

なんだろう。
タイトルまんまだけど「バレンタインズ・デイ」だろうか。

なんて考えつつ、「どの映画?」と聞くと

「シュレックだよ!」という。

シュレックって確か…緑色のキャラクターのアニメだよね?
と思っていたら

なんとびっくり、

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懐かしの「ハイスクール・ミュージカル」

懐かしの「ハイスクール・ミュージカル」

spotifyで音楽を聞いていたら、

こんな文字が目に飛び込んできた。

ハイスクール・ミュージカル15周年!

うわー!懐かしい!!

ハイスクール・ミュージカル。

ディズニーが製作した、
学園ミュージカル映画である。

高校生の頃、
クラスメイトが教えてくれたのをきっかけに
すっかりハマって、

青春時代、ずっとそばにあった作品だった。

自分と同じ高校生たちが物語の主人公ということもあっ

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推しの卒業を見送った話。

推しの卒業を見送った話。

先日の記事に書いた通り、

私の推しは、とうとう去る日曜日に宝塚歌劇団を卒業していった。

一区切りつけて次へ進む。
そう決意した人の表情は、どこまでも美しいもの。

ましてや、タカラジェンヌとして迎える最後の千秋楽だ。

なんとも言えず眩い輝きと、ただごとではないエネルギーが
舞台に満ちあふれていて、画面越しでもなんだか圧倒されてしまった。

繰り広げられるパフォーマンスに
心震えて、思いっきり

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タカラヅカにときめいて

今月、テレビの有料チャンネルを1ヶ月だけ契約した。

「SKY STAGE」

宝塚歌劇の専門チャンネルだ。

そう。
私はいわゆる宝塚ファン、通称「ヅカヲタ」なのである。

「SKY STAGE」は
タカラジェンヌたちが喋ったり歌ったり踊ったりする姿が
永遠流れ続ける、まあなんとも夢のようなチャンネルなのだ。

叶うなら毎月契約しておきたいのだが、
他の趣味とも両立させるには、どうしても生での観

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懐かしのケータイ小説

懐かしのケータイ小説

ちょうど、中学か高校の頃に大いに流行った、ケータイ小説。

当時まだスマホなんて全然普及していない頃だったので

ガラケーの小さな画面で、ボタンをぽちぽち押しながら
読んでいたのを思い出す。

友人たちが何かと厄介な恋愛にハマりやすかったこともあってか、
まともに恋愛一つしたことない割に不思議と醒めていた当時の私には、

ケータイ小説で繰り広げられる恋愛は
いい具合に現実離れしていて、ある意味で夢

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どんなことでもできる。自分で邪魔をしなければ。

どんなことでもできる。自分で邪魔をしなければ。

メリー・ポピンズといえば、

ディズニーの中でもちょっと独特な世界観の作品。

3年前くらいに数十年ぶりの続編映画が出たことでも話題になりましたね。

映画も良いのですが、個人的にダントツにおすすめしたいのが

ミュージカル版なんです。

2004年にウエストエンド(ロンドン)で初演されたこの作品。

日本では、2018年に初めて日本人キャストで上演されたのですが

まあこれがとにかく素晴らしいも

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今だからこそ観てほしい。『アリージャンス〜忠誠〜』

今だからこそ観てほしい。『アリージャンス〜忠誠〜』

久々に、舞台を観て
「泣き疲れる」という感覚を味わった。

現在上演中の舞台『アリージャンス〜忠誠〜』。

第二次世界大戦に翻弄された、
日系アメリカ人たちを取り巻く物語を
ミュージカル化した作品だ。

大学生の頃にこの作品のことを耳にして、
いつか日本で上演を、と願っていたので、

数年越しで、願いが叶ったというわけである。

正直、気軽に観られる作品ではない。

本当は憎しみ合う必要のない人た

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