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推しの卒業を見送った話。

先日の記事に書いた通り、

私の推しは、とうとう去る日曜日に宝塚歌劇団を卒業していった。


一区切りつけて次へ進む。
そう決意した人の表情は、どこまでも美しいもの。

ましてや、タカラジェンヌとして迎える最後の千秋楽だ。

なんとも言えず眩い輝きと、ただごとではないエネルギーが
舞台に満ちあふれていて、画面越しでもなんだか圧倒されてしまった。


繰り広げられるパフォーマンスに
心震えて、思いっきり笑って、心の底からときめいて。
でも、やっぱり終わりを思うと寂しくて、ボロボロ泣けてきて。

心が大忙しな1日だった。



そんな1日を経た今週の私は
なんだか、想像していた以上に抜け殻で、正直びっくりしている。

わかっていたはずだが、

自分にとってどれだけ大切な存在なのか、
改めて思い知らされた気持ちだ。



コロナ禍の中「不要不急」と言われたエンタメだけれど
少なくとも私にとって、不要不急なんてことは全然なかった。

この1年、色々なことが思い通りにならなくて苦しくても
舞台のチケットを買って、どうか無事に幕が上がりますようにと祈りながら

その舞台を目にする日まで頑張ろうって、そう思えたから、
なんとかやって来られたのだ。


だから、寂しさは拭い切れないけれど、

最高のパフォーマンスで、夢と希望を見せ続けてくれたことに、
心の底からありがとうございました、と、そう言いたいのである。


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これ以上語ると長くなり過ぎてしまうので

最後に、このトップコンビが歌う曲の中で
私が一番好きな歌詞を一つ、ご紹介させてほしい。


あなたが笑顔でいられるように
みんなが笑顔でいられるように
明日につながる希望をのせて
エガオノチカラで世界照らそう


ベートーヴェンの交響曲第9番に乗って歌われる「希望の歌」。

まさに、客席に希望を届け続けたこのトップコンビにぴったりな曲だった。


エガオノチカラで世界を照らしてくれた

望海風斗さん・真彩希帆さんのこれからの人生に

たっぷりの幸あれ!



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