マガジンのカバー画像

学校に行かないという選択。

224
2023年現在、中学校2年・小学校4年の学校に行かないという選択をした子どもたちとの日々の暮らし。学校や学びにまつわること。学びとはなんだろうということを日々感じ考える記録。
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

区内の芸術祭にお散歩がてら訪れている。

先日お世話になった金属工房の方と嬉しい再開。

木工アーティストの方をご紹介いただき、初・お顔合わせ。

画像は、福祉施設の利用者の方々が作ったオブジェ。

「よろこび きわまりなし」

よろこびきわまりなし。
よろこびきわまりなし。

二男、忍者キャンプに参加中で不在。家の中が静か。いつも喧嘩ばかりの末娘は「ちょっぴりさみしい」と。帰ってきたら喧嘩ばかりになるのだろうけど、仔犬や仔猫のコミュニケーションと同じだ。煩いけど。残された家族は、博物館で世界の昆虫展リピート中。そこにない人に想いを馳せるのもいいよね。

学校に行かないという選択。「分子が移動する音が聴こえる。」

学校に行かないという選択。「分子が移動する音が聴こえる。」

「お母さん、錫のお皿作りたい。」

大体において、長男の発言は何の前置きもなく、突然だ。

錫のお皿????なんでまた急だな、と思い説明を求める。

知人の家にお邪魔した際に、「ワークショップでこんなものを作ってきたよ。」と素敵な錫のお皿を見せていただいたそうなのだ。

夫も一緒に伺っていたので、詳しく聴いてみると、区内の芸術祭関連で、普段はオープンしていない様々な工房で、ワークショップを行ってい

もっとみる

今日のばあや。二人の王子とインドを味わうカレービュッフェを堪能からのジュラ紀世界への旅の付き添い。インドの方から〈ありがとう〉と〈お水ください〉を教わるも、ジュラ紀世界で上書きされてしまった。王子たち、インドもジュラ紀も満喫したようで何より。夫と留守番の姫が拗ねていませんように。

【バトン企画】#心に残るあのエピソードをあなたへ「〈ありがとう〉を選択しない意味。」

【バトン企画】#心に残るあのエピソードをあなたへ「〈ありがとう〉を選択しない意味。」

バトン企画・・・って?
時々、オススメのnoteで見かけてはいたが、「へぇ~そんな風に色々な方がバトンを渡されて記事を書くことがあるんだなぁ。」と遠くから他人事の様に眺めていた。

すると、何か通知がきている。

いつも、ドイツから素敵な写真と共にご自身の看護師として、女性として、母として妻としての様々な経験を、どの角度からも深みのある、そして美しい言葉を奏でているみきともさんからである。

なん

もっとみる
学校に行かないという選択。「それは、私が自分で選んだものだから。」

学校に行かないという選択。「それは、私が自分で選んだものだから。」

夏休みを勝手に延長していた我が家だが、少しづつ幼稚園にも行き始めている。

9月は末娘の誕生月である。

幼稚園では、何のリハーサルもない、練習もない誕生会があり、子どもたちは、自分の好きなものになってスタッフと劇のような冒険のようなストーリーを楽しむというものになっている。

自分の子どもが誕生月になると、保護者が子どもたちを紹介する誕生ボードなるものを作ったりという作業などが、ちらほらある。

もっとみる
漫画みたいな毎日。「水風船の受けとめ方。」

漫画みたいな毎日。「水風船の受けとめ方。」

水風船の受けとめ方。

え?水風船を受けとめるって?

そう思った方もいらっしゃるだろう。

受けとめるのだ。
柔らかな薄い膜で水が包まれた風船を。

先の日曜日。幼稚園でレクレーションが行われた。
我が家の子どもたちの通う幼稚園では、〈レクレーション〉とは、まあ、わかりやすく言えば《練習のない運動会》である。

そのために一切練習をすることはなく、その場で子どもも大人も楽しめるゲームをして過ごす

もっとみる
学校に行かないという選択。「オレの時代、到来。」

学校に行かないという選択。「オレの時代、到来。」

二男・9歳。
現在、小学校3年生。
実質登校日数・0日。
我が家の面白癒し系担当。

そんな彼が、床に座って一枚のチラシを穴が空くほど眺めている。

そこにはこう書かれていた。

「マイルドキャンプ 忍者修行 2泊3日 対象年齢1~3年生 」

生存確認の為、月に一回、小学校に面談に行っているのだが、その際に渡される配布物には、授業で使ったプリントだけではなく、市や各関係機関から配られるお知らせの

もっとみる
学校に行かないという選択。「人間は多様性の初心者だ。」

学校に行かないという選択。「人間は多様性の初心者だ。」

世の中の夏休みが終わったのを見図り、北海道博物館の第8回特別展「世界の昆虫 -昆虫を通して、生き物の多様性を知る-」を訪れた。

こちらの昆虫展は、いつも長男が昆虫の事でわからない事があるとメッセージをやりとりさせていただいている、学芸員であり昆虫の先生でもある北海道博物館の堀繁久先生の学芸員生活最後、退官直前の企画展でもある。

雨の水曜日。

雨の平日にも関わらず、駐車場が混雑している。お、こ

もっとみる