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社会人2年目がオススメする「読書感想文のための本」
社会人2年目。さすがに読書感想文の提出を求められているような学生時代は少し前のことなので忘れてしまいましたが
冬休みの宿題にも、読書感想文ってあるのでしょうか。
あるとすれば、その際に役立てていただけるとありがたいですし
ないとしたら、来年の夏休みの宿題にでも役立てていただけるとありがたいですし
もうこの先読書感想文を書く機会などないというのであれば、それはまた何かに役立てていただけるとあ
社会人2年目の読書感想文#5 独立記念日 原田マハ
よっこいしょ、と何かを越えようとする時
その何が小さくて低いほど、何にもつかまらずに越えられる。
いつもなら、ほんの軽い反動で越えられるのに
なぜか今日は越えられない時。
他人は軽々と越えられるのに、いつまでも自分だけ越えられない時。
そんな時に、私たちは何かを支えに、何かに掴まって、自分の力で超えていく。
独立記念日 原田マハ
自分のささえといえば、ふたつのぬいぐるみかなと時々思う瞬間が
社会人1年目の読書感想文#2「舟を編む」三浦しをん
どう生きて生きていたとしても、この世界は言葉で溢れている。
とくにこの情報社会では時として多すぎるくらいの言葉が生活のあちこちに散らばっており、そのひとつひとつをすくってかんがえるなんてことは少ない気がする。
それでも、季節の変わり目になるとふと言葉の意味を生い立ちを考えたくなるときがあって「五月雨」や「短夜」なんててにとるとひかってこぼれそうな言葉たちをとにかく検索する毎日だ。
そんなわた
社会人一年目の読書感想文#1「秘密」東野圭吾
六月に読了した東野圭吾 秘密について感想を。
ネタバレを含みます。
弟の進学資金を得るため、強盗殺人を犯し服役中の兄。
弟のもとには、獄中から月に一度手紙が届く。
弟の進学、恋愛、就職と、幸せをつかもうとするたびに「強盗殺人半の弟」という
運命が立ちはだかる。
この物語の中で、強盗殺人を犯した兄は本当に弟思いの「いい人」として描かれている。
弟の進学資金のため強盗にはいり、弟に食べさせたい一