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創城 広久(Hirohisa_Sojo)
2024年2月8日 06:25
ああ、深遠なる奥底にて何かが通じたのだ貴方が仰っているその真意が内なる虚空に、あるべき実像を結んでひとつの感覚となって肌身を走る間違いなく我々は、光さす人々の為に究極なる価値をはらみ、また包まれながら世界と人類の歴史とを呼吸しているのだすべては矛盾なく、あの神々しき光に向かっているほとばしる大河の流れは、その源流から八方に分かれどもすべては大海へと通じ、いつしかひと
2024年1月27日 05:07
おもむろに眼を開けば疾風は草原をつらぬき山肌を駆け抜けて天空へと至るああ、木々のざわめきは、あの名前を呼んでいる時が満ちる熱き血潮が全身を打ち勢いよき精神の広がりは万波となって、かの大地の目覚めを告げるさあ! 空を仰げ対流のなかに流れ舞う、自在なる白き造形の如くあれさあ! こぶしを握れ尽きせぬ力は湧き上がるさあ! 静かに、しかし満を持して力のままに立
2024年1月5日 18:00
青い風の音 たたく未来への扉微笑みのまなざし さしのべられた手のひら求めても得られず しかし、求めざるに得る飛翔の翼、胸中にそなえたり気づくも気づかざるも、一心の不可思議幾多の連峰をも越えゆく力秘めたる可能性開く葛藤と熱情逆風を友とし、さらなる高みへと舞う開けゆく視界、深めゆく確信の軌道内なる希望と信念、烈風に抗え信ぜよ我が力を、空をも抱くが如き大いなる
2023年12月1日 23:31
ながい祈りの果てに私が見出した光はこれだけでも私は、この小さき光を抱いてつづく暗夜を進もうこの光は、ときにくるくるとまわってうつむく私の心を楽しませたある時は、ペン先を照らし、ある時は、寒い漆黒の灯となったいつしか、この光を求めて一人、また一人と人は集った人々の往来は、大陸を結びそして、新しい国は生まれた遙かなるときを経てこの光は私たちの空へと昇
2023年7月15日 00:00
梅雨の曇天はなぜかせつないバルコニーの外に、雨がぱらついてきたこの雨は慈しみか、それとも悲しみかそんなことを考えるのは人間ぐらいだろうか子供のころは雨に濡れるのも忘れて遊んだ私も少しは、大人になったかなあの友に電話をかけてみよう
2023年5月4日 09:58
遠き緑の葉々のかさなりは、無数の幾何学的輪郭として透過され、胸中の鏡に圧倒的解像度で本質を映しだし、その驚きと心地よさを眩しく感じる休日の午前のゆとりのなか、うつろう新緑の季節に身をゆだねる