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不採用はへこみますが就活は成長させてくれます。
中高年が再雇用を選択せずに会社を辞めて、転職先を探します。応募をしても不採用となるとへこみます。不採用とは自分ではない誰かが採用されたわけですから、誰かに負けたわけです。長い間、1つの会社に勤め続けた中高年は負けの経験が少ないので、負けに慣れてません。
しかし、この負け(不採用)から学ぶことも多くあります。
自己理解が進みます。不採用を年齢のせいにすることは簡単ですが、多くの場合は年齢だけでは
中高年の仕事は生き方の最終仕上げ
枡野俊明さんの著作「心配事の9割は起こらない」に仕事はその人の生き方と書かれていました。私は共感しました。中高年に当てはめると、人生後半の中高年の再雇用や転職での仕事は生き方の仕上げと考えられます。
その生き方の仕上げは、外からの評価は、どうでも良くて、自分が納得できる仕事、自分の生き方だったと納得できることが大切だと思います。
例えば「40年近く、家族のため働いてきたけど、社会に貢献できたかわ
自己理解がずれていると中高年の就活は難しい
定年前後の年齢での転職で就活が困難になる要因のひとつに「ずれている」ことがあげられます。労働市場での価値と自己理解が「ずれている」という意味です。
例えば「一部上場企業で管理職をやっていました」という60歳の人がこのことを自分の優秀さを示すものと理解していたら「ずれている」と思います。「一部上場企業の管理職経験者」は、ゴロゴロいます。ゴロゴロいるのはバブル期に昇進したからで、それほど労働市場の中
中高年はダメな人のターゲットになりやすい
中高年が転職直後の職場でダメな人のターゲットになることがあります。職場で責任を押し付けられたり、どうでもよい細かなことを大きなミスだと指摘するようなダメな人です。見下せる位置に中高年を位置づけることで、自分の心の安定を保とうとするのです。迷惑な話ですが、このようなダメな人の存在は、どこの職場にもよくあることです。
ここで言うダメな人とは、歪んだ承認欲求を抱えた病的な人を指します。
転職して新た
職探しは大変ですが、ひとつだけ見つければ良いのです。
中高年の職探しは大変だと言われます。中高年の求人は、若い人と比較すれば、求人も少なく、選べる範囲も狭くなります。簡単には見つからないかもしれません。周りの人も家族も、中高年の職探しは「甘くはない」、「大変」、「苦労する」「仕事なんかない」と言うでしょう。私も甘くはないと思います。しかし、求人はゼロではありません。現在でも私の住む大田区には年齢不問の求人が1,400件もあります。
職探しはシンプルだ
自己分析は軽くスピード感を持って
中高年が転職か再雇用かを考える時期、転機と言われる時期に必要な行為として、自己分析とか自己理解をすることは大切なことです。しかし、行き過ぎは良くありません。「自分とは何か」とか、「自分探し」とか哲学的な方向に向かってはダメです。「自分探し」を時間をかけても旅に出ても答えはでません。
キャリアコンサルタントや周りの人が自己分析を薦めても、「自分が理解できない」とか、「得意なものがない」とか、「何も