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自己分析は軽くスピード感を持って

中高年が転職か再雇用かを考える時期、転機と言われる時期に必要な行為として、自己分析とか自己理解をすることは大切なことです。しかし、行き過ぎは良くありません。「自分とは何か」とか、「自分探し」とか哲学的な方向に向かってはダメです。「自分探し」を時間をかけても旅に出ても答えはでません。

キャリアコンサルタントや周りの人が自己分析を薦めても、「自分が理解できない」とか、「得意なものがない」とか、「何も能力がない」と言われる真面目な中高年がいます。この人たちは「自己分析」を深く考えすぎだと思うのです。同時にアピールを恥ずべき行為と考えています。中高年の謙虚な方々がこのような状況に陥ることになります。このように「自分が理解できない」とか、「得意なものがない」と大切な転機の時期に考えてしまうと前進も成長もなく停滞します。

自己分析は、あまりにも浅くて軽いのも良くありませんが、深く考えすぎるのも良くありません。転機の自己理解は適度に軽く、自分を客観視するべきでしょう。「得意なもの」がないなら、そんなこと言ってる間に勉強したり練習して「得意なものを作れば良い」でしょう。自己分析とか自己理解はもっと軽く、サクッとやって、方向を決めるべきだと思います。

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