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不採用はへこみますが就活は成長させてくれます。


中高年が再雇用を選択せずに会社を辞めて、転職先を探します。応募をしても不採用となるとへこみます。不採用とは自分ではない誰かが採用されたわけですから、誰かに負けたわけです。長い間、1つの会社に勤め続けた中高年は負けの経験が少ないので、負けに慣れてません。

しかし、この負け(不採用)から学ぶことも多くあります。

自己理解が進みます。不採用を年齢のせいにすることは簡単ですが、多くの場合は年齢だけではないと思います。自分の長所、短所や足りない能力や経験を理解することができます。他者から自分がどう見えるかを把握する能力が向上するはずです。

周囲のありがたみを感じます。就職活動中に励ましてくれる家族、友人はありがたいものです。今まで自分自身だけで、社会を歩いてきたわけではないことを自覚できます。自分が恩恵を受けたなら他の人も助けてあげようという気持ちもでてくるのではないでしょうか。

勉強する習慣がつきます。応募する業種や業界を学ばなければいけないし、資格を取得する必要もあるかもしれません。今まで机に座って勉強などしなくても生活できましたが、就活をきっかけに、勉強する習慣が必要になる場合があります。採用となってからも勉強が必要な職種も多くあります。

聞く態度に変わります。不採用となれば、友人に相談したり、ハローワークに相談したりして次の応募へ臨むと思います。きちんと話を聞かないとまた不採用となるかも知れません。周囲の声や意見を聞かないと前に進めませんので、自然に謙虚な態度になると思います。

不採用はへこみますが、このことによって頑固で扱いにくい中高年にならないような気がします。

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