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ちょっとまえ

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ちょっと前に書いたエッセイのようなものです。
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隣の車窓から

隣の車窓から

我が家は4人家族。みんなで出かける時は、子供たちは後ろの座席のチャイルドシートに乗る。チャイルドシートと言っても乳幼児が使うものではなく、そこから背もたれやら何やらいろいろ取り外して簡易的になったものだ。何もないとシートベルトが子供の首のあたりに来てしまうので、座布団のように座る位置を底上げするために使用している。

そんなある日、息子と二人で本屋まで行った時、助手席に座るのを解禁した。それまでは

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勝手にひまわり

勝手にひまわり

我が家の庭の、道路に面している部分にちょっとした土スペースがある。いちばん目立つところでもあるからホームセンターで花を買ってきてはせっせと植えて世話をしている。

するとこの夏、そんな花と花のすき間を縫うようにひまわりの芽がグングンと伸びてきた。

実はこのひまわり、ルーツは数年前に旧家に咲いていたものだ。その時に取れて、ずっといつ播くでもなく保管しておいた種を持ってきて、試しにここに播いてみたの

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ぼくのなつやすみ

ぼくのなつやすみ

先日、1泊2日名古屋旅行に行った。しかも一人で。

夏休みなのに家族サービスは?とか子供と出かけたりしないんかい!とかいう気持ちも、モヤモヤと頭に湧き上がってきたことはきたのだが、それでも一人で行く、という選択をした。

それはそれ、これはこれだ。

子供とは先日化石を掘りに行ったりしたし、この後も夏休み中に何かするだろう。ここは一人で行くことに意味がある、と言い聞かせ計画を立ててきた。(ちなみに

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本当のお宝探し

本当のお宝探し

下の子は相変わらず恐竜が大好き。そんな恐竜熱が冷めきらないうちに、と化石発掘体験に行ってきた。

場所は山梨県北杜市。平山郁夫シルクロード美術館というところで毎年行われている人気企画だ。

昨年も応募したのだがあっという間に定員に達してしまったようで、今年にかける我々の決意は並々ならぬものがあった。僕と妻とで申し込みをし、なんとか予約を取れた時は、ちょっとした化石を見つけたくらいの達成感だった。

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レベルアップの兆し

レベルアップの兆し

若い時からチラチラあった白髪だが、ここ最近で一気に増えてきた。
元々染めないと気になる程度にあったので、市販の白髪染めを使ったりして隠してはいた。
だが定期的に染めるのはなかなかに手間だしお金もかかる。それに、そもそもうまく染まらない上に周りに付いたら大変だ。ということで「もう別にいっかー」と染めるのをやめてみた。40歳を迎え、これからはありのままの自分と言うやつで勝負だ。

とは言ったものの鏡を

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新婚さんいらっしゃい!

新婚さんいらっしゃい!

ここ最近は、朝イチで部屋のグリーンを外に出しては水をあげたり日に当てたりすることが日課になっている。おかげで、これまでは枯らしてばかりだった僕のグリーン生活も、今のところ順調である。

デッキに出て植物の世話をしつつ、朝の空気を吸うことで自分自身の一日の始まりのスイッチをも入れるわけだが、近ごろはちょっとした客人がそこに現れている。

この時期、数多の家々がその始末に苦慮しているであろう鳥、ツバメ

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岩にしみ入る水の声

岩にしみ入る水の声

たまにふと、滝を見に行きたくなる。滝のドウドウと水が流れる音だとか、渓谷美だとか、ひんやりした周囲の空気だとか、五感をフルに使って滝と向き合うことで日々の疲れやモヤモヤをリセットできるような気がするのだ。

というわけで甲府市の昇仙峡に家族で行きました。

滝もさることながら、ここは周囲の渓谷を作り出している巨大な岩も圧巻だ。中国を思い起こさせるような風景にワクワクする。

またこの辺りは水晶の産

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どんぶりでした

どんぶりでした

先日、妻と二人で近所のイオンまで買い物に行った。
あれやこれやと見て回ったが、結局僕はろくに買わなかった。妻もちょっとしたキッチン用品を買っただけで、あとはいつもの食料品を見ていた。

いつからか買い物が苦手に感じるようになった。
株だのファンドだので将来に向けて運用しようと言う。ポイントだのペイだのでお得に買い物しようと言う。
元々僕はそういうのとは対極におり、お金の管理もザルで、欲しいものはど

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肉は外、心は内

肉は外、心は内

GWはBBQ。そう決まっているわけではないかが、ここ数年、連休中の過ごし方の一つとして定番になりつつあるレジャーである。日差しも強くなってきて、外での活動もしやすくなる時期でもあり、大勢でワイワイ楽しめるともなれば、人気があるのもよく分かる。

僕は元来、出不精でインドア派の人間だ。海だのスノボだの釣りだのゴルフだの、誘ってもらえてもちょっと億劫に感じて遠慮させていただくことが多かった。

今でも

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大切なことは桃鉄から学んだ

大切なことは桃鉄から学んだ

子供の頃に『桃太郎電鉄』、通称桃鉄と出会い、こんな楽しいゲームがあるのかと一気にドはまりした。元々すごろくなどのボードゲームが好きだった僕にはハマらない理由などあるはずもなく、その時から今までで、僕の人生の数%と言っても過言ではないほどの時間を費やしてきた。

ご存じの方も多いだろうが一応このゲームを紹介すると、サイコロやカードを駆使して目的地を目指しつつ日本全国を巡り、各地で特色ある物件を買った

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回る回るよ

回る回るよ

ちょっと前に妻がフラフープを買った。

聞けばダイエットになるとかいうことで、トレーニングをするための3000円くらいする大人用のものだった。学校にあるようなホビー感の強いただの輪っかではなく、表面はゴム製のクッションで覆われており触り心地はなかなかいい。そして輪の内側が波打った形状をしている。持ちやすいからだろうか。それともリズミカルに胴回りが刺激されることで、脂肪を燃焼させるとかそんな効果があ

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三回まわってヤッホーと言う

三回まわってヤッホーと言う

暖かくなったらしようと思っていたことに、山登りがあった。基本的にぐうたらで休みの日もだいたい家にいる僕にとって、自然に身を置き、きっと体に良いであろう登山はいつか始めたい趣味の一つとしてずっと胸に抱いていたのだった。

というわけで、家族全員が次の日まで休みで天候も良い、これ以上ないコンディションであった昨日、山中湖にある石割山という山に登った。職場の登山愛好家の社員に尋ねたところ、この山は初心者

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ながめせし間に

ながめせし間に

もう一週間ほど前になるが、家族で桜を見に行った。
車で数分のご近所の桜並木なのだが、普段仕事への行き帰りにチラチラ目にするので開花状況も気になっていたのだ。
そしていよいよ満開に近づいたある平日休みの夕方、子供たちが帰って来るのを待って、ライトアップされた夜桜を見ようとみんなで行くことにした。次の日からは天気が崩れるという予報も出ていたので、今年最後のチャンスかも?と少し焦りも感じながらの決行だっ

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みんなのコーヒー

みんなのコーヒー

勢いと流れでコーヒー屋を選択し、アルバイトとして働くことになった22歳の時の僕。

まさか自分が渋谷の駅ビルで働くことになろうとは想像していなかったことだった。

そこの店の従業員の方々は7~8人で、正社員さんが3人。あとは僕と同じアルバイトだけど年齢的にはバイトさんの方が年が上だった。良きアニキ、アネキといった存在で、若い社員さんをサポートしている雰囲気の良さが初日からなんとなく感じられた。で、

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