#この街がすき
【architecture】窓学|フィッシャー邸|ルイス・カーン
アメリカの建築家ルイス・カーン(1901-1974)の設計したフィラデルフィア郊外に建つフィッシャー邸は窓のお手本のような建築だ
カーンは大学や図書館、美術館、バングラデシュ国会議事堂など大きな建築を手がけた事でも有名であるが、小さな住宅も数多く手がけておりその作品は秀逸である
世界恐慌と戦争という不遇の時代を長く生きたカーンは戦後の50代になってからそれまで蓄えていたエネルギーを吐き出すよう
【architecture】色|ルイス・バラガン
私は色が苦手である
安易に手を付けると、意図している表現から遠ざかってしまう気がしてしまう
だから「この色が好き!」と直感で選べる人がうらやましい
よくトイレの壁一面だけ色を変えたいとか、子ども部屋の壁の色を変えたいという要望を聞く
アクセントになって良いなとは思うが自分では決められない
しかもビニールクロスの人工的な色で良いのか…
自分でも分からない
だから苦手なのだ
色を使った建築
【architecture】ニコラス・G・ハイエック センター|坂茂
銀座は有名建築の玉手箱と言っても過言ではない
華やかな銀座通りには競い合うように装飾的な建築が並んでいる
昔ながらの碁盤の目の区割りが張り巡らされている
小さな路地も多く、大きなメインストリートと路地の対比が面白い
また古い建物が残っているところもあり新旧の建築の対話も銀座の街の特徴とも言えるだろう
そんな銀座であるが、ここでの建築はやはり商業建築である
通りに対してどのようなファサード(外
【architecture】ベネッセハウス|安藤忠雄
かつて、ここは製錬所の煙害によりハゲ山と化した島だった
このハゲ山をアートの力で世界中の人が訪れる島に生まれ変える
ひとりの熱狂が世界から注目される魅力ある島をつくりだした
直島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島である
この島を世界的に有名なアートの島として生まれ変わらせたのが、ベネッセコーポレーションの創業者の福武總一郎氏である
そして、その建築の設計を担ったのが建築家の安藤忠雄氏である
計画の
【small design】ヒルサイドテラス|槇文彦
大学3年生の後期の設計課題は、東京都渋谷区の代官山の旧山手通り沿いの実際にある敷地に共同住宅を建てるというものだった
代官山と言えば、渋谷の高層ビル群とは違い低層の建物が並び、路地や坂道があり、洗練されたお店が隠れ家的に点在している、人が歩いていて楽しい街である
私も以前は通勤途中の駅だったこともありよく寄り道をしていた
代官山は今となっては落ち着きのある街並みであるが、そのような街並みの源に