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#バー
綺羅星の如きオリジナルカクテルに酔う『セベク』(全国バー行脚⑱福岡)
前回の鹿児島から南が続きます。福岡は年に一度行くかどうかの土地。2023年には高校バスケの大会を見に飯塚市に行き、今年24年は仕事で博多に行きました。
観光客らしく中洲の屋台で食べ、そこからほど近くの路地にあるバー『SEBEK(セベク)』に入店です。
■「瑞花」「ディープスモーク」
セベクはカウンター6席に4〜6人掛けのボックス1つ。アンティークな飾り付けが良い雰囲気で、一つひと
神田・紺屋町で開業1年、私の“かかりつけバー”『ディンプル』(全国バー行脚⑯東京・神田)
医療関係の報道を仕事にしているため、「かかりつけ医」や「かかりつけ薬剤師」という言葉を頻繁に見聞きし、記事にしています。とはいえ、私自身はかかりつけの医師も薬剤師も見つけられていません。それより先に“かかりつけバー”を持ちました。昨年1月に神田駅から徒歩数分の場所で開業した『Dimples(ディンプル)』です。
■ディンプル=「えくぼ」
店内には、L字型のカウンターがゆったりで6席。そのほ
まるでラボ? 好奇心を刺激する『ナノグールド』(全国バー行脚⑮北海道・札幌)
この全国バー行脚はなぜか初回を北海道の網走から始めているのですが、今回、北の国に回帰。北海道2回目は、ど真ん中の札幌です。
■水割りは3種のウイスキーで
札幌・すすきのには「狸小路」という一画がありまして、その付近にはバーが点在しています。その中で、私にとって最も大切なバーが『nano. gould(ナノグールド)』です。
カラオケの派手な看板がかかったビルをエレベーターで4階へ。その
『シェイク』『サンボア』『東京』『ロックフィッシュ』—銀座の華は「数寄屋通り」(全国バー行脚⑭東京・銀座)
神保町に続く東京編第2弾は銀座です。銀座は有名店が山ほどあって、右を向いても左を向いてもバーテンダーコンテストのタイトルホルダーがいるエリア。この際、私がいつもうろちょろしている数寄屋通り付近のバーに限定します。
■カンパリソーダの完成形『シェイク』
数寄屋通りは、銀座方面と新橋方面を繋ぐ200~300mほどの通りです。銀座側から歩くと、右手には数寄屋橋公園、左手には東急プラザ。左右ど
北国で見つけた“エデン”『イーデンホール』(全国バー行脚⑬新潟)
米どころの新潟。飲むなら日本酒。これは鉄板なのですが、バーにも行きたくなるのがサガ。今年になって発見したのが必行のバー『eden Hall(イーデンホール)』です。
■迫力のバックバー
新潟は、駅と繁華街がそこそこ離れているのが観光客には難点。繁華街の「古町」は、新潟駅からタクシーで1300円くらいの距離があります。バーが多いのも古町周辺なのですが、イーデンホールは貴重な駅寄り。新潟駅の南
古都の贅沢『ロッキングチェア』で揺られたい(全国バー行脚⑪京都2)
京都編第二弾は、前回取り上げたサンボア3軒以外に照準を合わせます。見出しに取ったロッキングチェアだけでなく、一度は行きたい、一度行ったらもう一度行きたい、通いたい。そんなバーが目白押しです。
■至宝『ロッキングチェア』
京都でお勧めのバーはどこかと聞かれたら、必ず名前を挙げるのは『ロッキングチェア』。人それぞれ好みがありますが、ガンガン飲みたい人も一杯だけ堪能したい人も、オーセンティック好
カクテルやめました。2000本のウイスキーに溺れる『メインモルト』(全国バー行脚⑤兵庫)
入店した瞬間に圧倒されました。目に映るのは、ほぼ360度ウイスキーのボトルのみ。右も左もウイスキー。ボトルの星雲。ウイスキーの海。兵庫県神戸市の『メインモルト』です。
■「まずい」って言われた
「だいたい1500種類、2000本くらいかな」
オーナーバーテンダーのGさんは、こともなげに言います。ここは三宮駅近くのビル2階。店内は写真のような状態で、入ればぐるっとウイスキー。天国かもし