空き家アナリスト with アキサポ空き家総研

「空き家」に事業として、一時期はNPOとして携わり5年以上が経過しました。 空き家問題…

空き家アナリスト with アキサポ空き家総研

「空き家」に事業として、一時期はNPOとして携わり5年以上が経過しました。 空き家問題などたまにテレビなどで目にするかもしれませんが、多くの人にとって「空き家」は他人事なのかなと思います。 しかし、実は「空き家」は可能性の塊!それをお伝えしていきたいなと思っています。

記事一覧

予告です

最後の投稿から1ヵ月以上経ってしまいました。 次回投稿は、空き家アナリストらしくデータを用いた投稿にしよう!と考えていたら、気が付けば世はGW。時の流れはあっという…

旧耐震と新耐震 何が違う?お金にまつわるおまけ話

前回、旧耐震と新耐震の違いについてお話ししましたが、今回は前回の補足情報です! 安全上、新耐震基準の方が安心というお話をしましたが、実は経済的にも新耐震基準は安…

旧耐震と新耐震 何が違う?

※このお話を今することは適していないかもしれないと思いつつ、空き家と耐震性は切っても切れないお話なので、させてください。 ご不快に感じる方はUターンをお願いいたし…

空き家はすぐに傷みます!税金面での優遇を受けるためにも定期的なメンテナンスを

「空き家は傷むのが早い」と耳にしたことはありますか? これは事実です。今回は、何故空き家はすぐに傷むのか?その理由、劣化を防ぐためにできるメンテナンスについてお…

ご存じですか?今年から始まった相続土地国庫帰属制度を解説!②

令和5年4月27日から、相続した土地を国に帰属できる「相続土地国庫帰属制度」が始まりました。 この「相続土地国庫帰属制度」について前回と今回の2回に分けて解説していき…

「空家等対策の推進に関する特別措置法」の改正、13日施行されました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000039551.html

ご存じですか?今年から始まった相続土地国庫帰属制度を解説!①

令和5年4月27日から、相続した土地を国に帰属できる「相続土地国庫帰属制度」が始まりました。 どのような制度なのか皆さんご存じでしょうか? 今回はこの「相続土地国庫帰…

お待たせしました!相続登記義務化を解説②

今回は、前回の続き! 令和6年4月1日からはじまる「相続登記の義務化」について、手続きの概要や補足情報を解説していきます! 「相続登記」について知りたい方は、ぜひ前…

お待たせしました!相続登記義務化を解説①

お待たせしました!!! 3月17日の記事で予告しておいて半年も経ってしまいました。 今回は令和6年の4月1日からはじまる「相続登記の義務化」について解説していきます! …

兵庫県の空家活用特区制度を解説②

今回は前回に引き続き、兵庫県で施行された「空家活用特区制度」についてお話しします! 前回の復習「空家活用特区制度」とは空家等の活用を特に促進する必要がある区域を…

兵庫県の空家活用特区制度を解説①

兵庫県で、特区制度を用いた空き家活用の条例が施行され、令和5年3月31日にはその第一号として西脇市嶋地区と赤穂市坂越地区が「空家活用特区」に指定されました。 今回は…

空き家を所有しているだけで課税?京都市の新条例について解説②

今回は前回に引き続き、京都で導入される「京都市非居住住宅利活用促進税条例」のお話をしたいと思います! 前回の投稿で条例の概要は解説しましたので、今回は何故この条…

空き家を所有しているだけで課税?京都市の新条例について解説①

日本全国で増加している空き家。 今回は、少し前にニュースでも話題になった京都の話をしたいと思います。 人の手入れが行き届かない空き家が増えることは、地域住民の安…

関西到着!空き家の数事情

久しぶりの投稿です。 前回のお知らせ通り関西に来ました! さて、久々ついでに久々に数字の話をしたいと思います。 空き家の数そろそろ総務省の発表も更新されると思い…

★お知らせ★

私がnoteを始めて丁度1年が経ちました。 空き家について色々発信してきました。これからも空き家について発信し考えていきたいとも思っています! しかし ここでお知らせ…

空き家と相続

空き家を所有している人の中には、実家が空き家になってしまったという方も多くいらっしゃいます。 過去の投稿でもお話ししましたが、実家が空き家になってしまう経緯は次…

予告です

最後の投稿から1ヵ月以上経ってしまいました。
次回投稿は、空き家アナリストらしくデータを用いた投稿にしよう!と考えていたら、気が付けば世はGW。時の流れはあっという間です。

現在、株式会社ジェクトワンが運営するアキサポ空き家総研が行った「近畿エリア 空き家所有者に対する意識調査」をもとに、鋭意記事を作成中です。

公開まで今しばらくお待ちください!

旧耐震と新耐震 何が違う?お金にまつわるおまけ話

旧耐震と新耐震 何が違う?お金にまつわるおまけ話

前回、旧耐震と新耐震の違いについてお話ししましたが、今回は前回の補足情報です!
安全上、新耐震基準の方が安心というお話をしましたが、実は経済的にも新耐震基準は安心なのです。

旧耐震基準の建物は住宅ローンを組む際に不利!かも?

旧耐震基準の建物は、新耐震基準の建物に比べ「地震に弱い」という以外にもデメリットがあります。
その1つとして挙げられるのが、マイホームを購入する際に金融機関で組む住宅ロー

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旧耐震と新耐震 何が違う?

旧耐震と新耐震 何が違う?

※このお話を今することは適していないかもしれないと思いつつ、空き家と耐震性は切っても切れないお話なので、させてください。
ご不快に感じる方はUターンをお願いいたします。

~ここから本題~

皆さんが住んでいる住まいは、建築基準法という建築物の敷地・構造・設備・用途に関する最低基準を定めた法律に則って建築されています。
建築基準法は大きな地震などがある度に見直され、時代とともに改正されてきました。

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空き家はすぐに傷みます!税金面での優遇を受けるためにも定期的なメンテナンスを

空き家はすぐに傷みます!税金面での優遇を受けるためにも定期的なメンテナンスを

「空き家は傷むのが早い」と耳にしたことはありますか?
これは事実です。今回は、何故空き家はすぐに傷むのか?その理由、劣化を防ぐためにできるメンテナンスについてお話ししたいと思います!

空き家のメンテナンスを怠り放置してしまうと、固定資産税が高くなる「特定空家」や先月から施行が開始した「管理不全空家」に認定されてしまう恐れもあります。

折角のお家を特定空家に認定されないためにも、ぜひこの記事を参

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ご存じですか?今年から始まった相続土地国庫帰属制度を解説!②

ご存じですか?今年から始まった相続土地国庫帰属制度を解説!②

令和5年4月27日から、相続した土地を国に帰属できる「相続土地国庫帰属制度」が始まりました。
この「相続土地国庫帰属制度」について前回と今回の2回に分けて解説していきます!
後半の今回は、「相続土地国庫帰属制度」を利用するにはどうすればいいのかをお話しします!

そもそも「相続土地国庫帰属制度」って何?とお思いの方は前回の記事をご覧ください!

「相続土地国庫帰属制度」を利用するには一旦相続が必須

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ご存じですか?今年から始まった相続土地国庫帰属制度を解説!①

ご存じですか?今年から始まった相続土地国庫帰属制度を解説!①

令和5年4月27日から、相続した土地を国に帰属できる「相続土地国庫帰属制度」が始まりました。
どのような制度なのか皆さんご存じでしょうか?
今回はこの「相続土地国庫帰属制度」の概要と必要な費用、利用時の注意点などについて前半と後半に分けて解説します!

前半の今回は、「相続土地国庫帰属制度」が何か、そして何故できた制度なのかをお話しします!

「相続土地国庫帰属制度」とは一言で言うと、「利用しない

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お待たせしました!相続登記義務化を解説②

お待たせしました!相続登記義務化を解説②

今回は、前回の続き!
令和6年4月1日からはじまる「相続登記の義務化」について、手続きの概要や補足情報を解説していきます!
「相続登記」について知りたい方は、ぜひ前回の投稿をご覧ください!

知って損しない「相続登記の義務化」関連知識手続き

相続登記には、大きく分けて次の3つがあります。
・法定相続分による相続登記
・遺産分割による相続登記
・遺言による相続登記
申請する相続登記によって必要な書

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お待たせしました!相続登記義務化を解説①

お待たせしました!相続登記義務化を解説①

お待たせしました!!!
3月17日の記事で予告しておいて半年も経ってしまいました。
今回は令和6年の4月1日からはじまる「相続登記の義務化」について解説していきます!

令和6年4月1日より以前の相続も対象になるので、もうすでに相続が終わったと思っている方ももしかすると他人事ではないかもしれません。
日本人全員が知っておく必要があるといっても過言ではないでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

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兵庫県の空家活用特区制度を解説②

今回は前回に引き続き、兵庫県で施行された「空家活用特区制度」についてお話しします!

前回の復習「空家活用特区制度」とは空家等の活用を特に促進する必要がある区域を「空家等活用促進特別区域(特区)」として、市町と県は、空き家の活用を促進します。
「特区」に指定された地区は、活用のため、助成やサポート体制がこれまで以上に拡充されたり、規制が緩和されたりします。

制度のポイントは市街化調整区域の規制緩

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兵庫県の空家活用特区制度を解説①

兵庫県で、特区制度を用いた空き家活用の条例が施行され、令和5年3月31日にはその第一号として西脇市嶋地区と赤穂市坂越地区が「空家活用特区」に指定されました。

今回は兵庫県のこの「空家活用特区制度」について解説していきます!
制度の内容や所有者にどのようなメリットがあるのかなど2回にわたってお話します。
自分は兵庫県とは関係ない!という方も、この制度が全国に広まる可能性もあるので、知っておいて損は

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空き家を所有しているだけで課税?京都市の新条例について解説②

今回は前回に引き続き、京都で導入される「京都市非居住住宅利活用促進税条例」のお話をしたいと思います!

前回の投稿で条例の概要は解説しましたので、今回は何故この条例がつくられたのか、そして課税されないためには何ができるのかというお話をしたいと思います!

どうして空き家に課税するの?京都市といえば、観光地として人気が高いのは誰もが知っている通り。実はその反面、不動産価格は高く居住用物件の流通量が少

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空き家を所有しているだけで課税?京都市の新条例について解説①

日本全国で増加している空き家。
今回は、少し前にニュースでも話題になった京都の話をしたいと思います。

人の手入れが行き届かない空き家が増えることは、地域住民の安全、防災・防犯上の観点から好ましくないため全国の自治体にとって課題の一つとなっています。
令和4年3月25日、そんな空き家に課税するという条例が京都市で可決され、令和5年3月24日に導入が正式決定されました。
空き家に課税する条例とはいっ

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関西到着!空き家の数事情

久しぶりの投稿です。
前回のお知らせ通り関西に来ました!

さて、久々ついでに久々に数字の話をしたいと思います。

空き家の数そろそろ総務省の発表も更新されると思いますが、「平成30年住宅・土地統計調査」の数字を参考にさせていただこうと思います。

空き家は全国で848.9万戸、空き家率は13.8%というお話は前にしました。
それでは、前回していない空き家の数のランキングを見てみましょう。

空き

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★お知らせ★

私がnoteを始めて丁度1年が経ちました。
空き家について色々発信してきました。これからも空き家について発信し考えていきたいとも思っています!

しかし
ここでお知らせです。

私、空き家アナリスト清水、
拠点を関東から関西に移します!!!

以前のnoteでも空き家の純粋な数は東京が一番多く、
次に大阪というお話はしたかと思います。
空き家アナリストを語るに、
東京や首都圏の話ばかりしているわけ

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空き家と相続

空き家を所有している人の中には、実家が空き家になってしまったという方も多くいらっしゃいます。
過去の投稿でもお話ししましたが、実家が空き家になってしまう経緯は次のパターンが多いのではと思います。
①自分は既に家を出て自分自身の家を持ち、地元に帰る予定もない
②そんな中両親が亡くなり、あるいは同居や施設への入居が決まり、両親の住んでいた家が空いてしまう
③自分では使う予定もなく売るのも貸すのもなんら

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