記事一覧
空き家所有者の実態と悩み
今回は、日本国内の空き家の数と実際の空き家所有者の状況、その方々が抱える悩みに関する調査データを読み解こうと思います!
空き家の数まずは「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」のデータを見ていきましょう!
増え続ける空き家今の数は?
今年4月に総務省が発表した「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」によると、2023年10月1日時点の国内の総住宅数
空き家の今後の対策の考え方
今日は夏至ですね。
梅雨も始まり、夏もこれから本格化するでしょう。
空き家も傷みやすい時期ですので、しっかり考えていきましょう!
前回、株式会社ジェクトワンが運営するアキサポ空き家総研が行った「近畿エリア 空き家所有者に対する意識調査」を参考に、東京都と比較した近畿圏の空き家の実態についてお話ししました。
今回はその活用に至っていない空き家の今後の対応の考え方についてお話していきます。
相続
東京と比べた近畿の空き家事情
全国の空き家事情先日、総務省が住宅・土地統計調査(速報値)を公表しました。
全国の空き家数900万戸という驚異的な数字は新聞を中心に大きく報道されていました。
この900万戸の中には、賃貸待ちなど使えるけれど一時的に空室になっている物件も含まれていることは頭に入れておきたいです。
詳細は今秋発表されると予想されますが、数字の見方1つでとらえ方もかわりますので、冷静に見極めていきましょう。
東京と
旧耐震と新耐震 何が違う?お金にまつわるおまけ話
前回、旧耐震と新耐震の違いについてお話ししましたが、今回は前回の補足情報です!
安全上、新耐震基準の方が安心というお話をしましたが、実は経済的にも新耐震基準は安心なのです。
旧耐震基準の建物は住宅ローンを組む際に不利!かも?
旧耐震基準の建物は、新耐震基準の建物に比べ「地震に弱い」という以外にもデメリットがあります。
その1つとして挙げられるのが、マイホームを購入する際に金融機関で組む住宅ロー
旧耐震と新耐震 何が違う?
※このお話を今することは適していないかもしれないと思いつつ、空き家と耐震性は切っても切れないお話なので、させてください。
ご不快に感じる方はUターンをお願いいたします。
~ここから本題~
皆さんが住んでいる住まいは、建築基準法という建築物の敷地・構造・設備・用途に関する最低基準を定めた法律に則って建築されています。
建築基準法は大きな地震などがある度に見直され、時代とともに改正されてきました。
空き家はすぐに傷みます!税金面での優遇を受けるためにも定期的なメンテナンスを
「空き家は傷むのが早い」と耳にしたことはありますか?
これは事実です。今回は、何故空き家はすぐに傷むのか?その理由、劣化を防ぐためにできるメンテナンスについてお話ししたいと思います!
空き家のメンテナンスを怠り放置してしまうと、固定資産税が高くなる「特定空家」や先月から施行が開始した「管理不全空家」に認定されてしまう恐れもあります。
折角のお家を特定空家に認定されないためにも、ぜひこの記事を参
ご存じですか?今年から始まった相続土地国庫帰属制度を解説!②
令和5年4月27日から、相続した土地を国に帰属できる「相続土地国庫帰属制度」が始まりました。
この「相続土地国庫帰属制度」について前回と今回の2回に分けて解説していきます!
後半の今回は、「相続土地国庫帰属制度」を利用するにはどうすればいいのかをお話しします!
そもそも「相続土地国庫帰属制度」って何?とお思いの方は前回の記事をご覧ください!
「相続土地国庫帰属制度」を利用するには一旦相続が必須
「空家等対策の推進に関する特別措置法」の改正、13日施行されました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000039551.html
ご存じですか?今年から始まった相続土地国庫帰属制度を解説!①
令和5年4月27日から、相続した土地を国に帰属できる「相続土地国庫帰属制度」が始まりました。
どのような制度なのか皆さんご存じでしょうか?
今回はこの「相続土地国庫帰属制度」の概要と必要な費用、利用時の注意点などについて前半と後半に分けて解説します!
前半の今回は、「相続土地国庫帰属制度」が何か、そして何故できた制度なのかをお話しします!
「相続土地国庫帰属制度」とは一言で言うと、「利用しない
お待たせしました!相続登記義務化を解説②
今回は、前回の続き!
令和6年4月1日からはじまる「相続登記の義務化」について、手続きの概要や補足情報を解説していきます!
「相続登記」について知りたい方は、ぜひ前回の投稿をご覧ください!
知って損しない「相続登記の義務化」関連知識手続き
相続登記には、大きく分けて次の3つがあります。
・法定相続分による相続登記
・遺産分割による相続登記
・遺言による相続登記
申請する相続登記によって必要な書
お待たせしました!相続登記義務化を解説①
お待たせしました!!!
3月17日の記事で予告しておいて半年も経ってしまいました。
今回は令和6年の4月1日からはじまる「相続登記の義務化」について解説していきます!
令和6年4月1日より以前の相続も対象になるので、もうすでに相続が終わったと思っている方ももしかすると他人事ではないかもしれません。
日本人全員が知っておく必要があるといっても過言ではないでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
登
兵庫県の空家活用特区制度を解説②
今回は前回に引き続き、兵庫県で施行された「空家活用特区制度」についてお話しします!
前回の復習「空家活用特区制度」とは空家等の活用を特に促進する必要がある区域を「空家等活用促進特別区域(特区)」として、市町と県は、空き家の活用を促進します。
「特区」に指定された地区は、活用のため、助成やサポート体制がこれまで以上に拡充されたり、規制が緩和されたりします。
制度のポイントは市街化調整区域の規制緩
兵庫県の空家活用特区制度を解説①
兵庫県で、特区制度を用いた空き家活用の条例が施行され、令和5年3月31日にはその第一号として西脇市嶋地区と赤穂市坂越地区が「空家活用特区」に指定されました。
今回は兵庫県のこの「空家活用特区制度」について解説していきます!
制度の内容や所有者にどのようなメリットがあるのかなど2回にわたってお話します。
自分は兵庫県とは関係ない!という方も、この制度が全国に広まる可能性もあるので、知っておいて損は
空き家を所有しているだけで課税?京都市の新条例について解説②
今回は前回に引き続き、京都で導入される「京都市非居住住宅利活用促進税条例」のお話をしたいと思います!
前回の投稿で条例の概要は解説しましたので、今回は何故この条例がつくられたのか、そして課税されないためには何ができるのかというお話をしたいと思います!
どうして空き家に課税するの?京都市といえば、観光地として人気が高いのは誰もが知っている通り。実はその反面、不動産価格は高く居住用物件の流通量が少
空き家を所有しているだけで課税?京都市の新条例について解説①
日本全国で増加している空き家。
今回は、少し前にニュースでも話題になった京都の話をしたいと思います。
人の手入れが行き届かない空き家が増えることは、地域住民の安全、防災・防犯上の観点から好ましくないため全国の自治体にとって課題の一つとなっています。
令和4年3月25日、そんな空き家に課税するという条例が京都市で可決され、令和5年3月24日に導入が正式決定されました。
空き家に課税する条例とはいっ