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🦌鹿本

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瀬戸内はうどん県高松で暮らす日常、起業して考えること。
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2023年5月の記事一覧

今までのキャリアにお宝が詰まっている?

今までのキャリアにお宝が詰まっている?

通信教育や社会人でも通えるスクールがあることで、「異業種起業」のハードルがグンと下がったように感じます。

しかし、起業がしやすくなったことと食っていけるかどうか? は別の話。まったくのゼロスタートですからそれは仕方のないことです。

異業種起業を目指す人の話をたまにお聞きすると、

「このまま今の仕事を続ける未来が浮かばない」

といった答えが多く、そうやって勢い独立する人ほど今までのキャリアを

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アラフォーの自由を。アラフォーの青春を。

アラフォーの自由を。アラフォーの青春を。

なんだか僕は「人のふり見て我がふり直せ」みたいな話ばかり書くクセがあるので、今日はただただ楽しかったことについてお届けします(笑)。

これは先週土曜の深夜から日曜にかけてのこと。

「こんな遅い時間に『明日出かけよう』なんで何冗談言ってんだ」

と、半ば呆れていたのですが、15分後には本当に岡山に行くことになっていました(笑)。

そして朝9時。ゾロゾロとアラフォーの男3人が集まり、出発。実は出

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言葉の定義次第でとんちんかんにも本物にもなる。

言葉の定義次第でとんちんかんにも本物にもなる。

とんちんかん。

「中小企業診断士は会社を経営したことがないから、しょせん経営のプロではない」

のようなことを言う人がいますが、これってとんちんかんな話だな、と思います。

一般社団法人 中小企業診断協会によると、中小企業診断士は「中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家」であり、「現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイス」が業務とされています。

つまり、経営のプロではなく

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「強みを磨け」は現代の病である。

「強みを磨け」は現代の病である。

「強みを磨け」「自分にしかできないことを伸ばすべし」

こんな言葉が叫ばれますが、よくよく正しく解釈しないと危険だと考えています。

強みも自分にしかできないことも大切です。あって然るべきです。

しかし、自分の内側だけをのぞき込んで「これが私の唯一無二の強みだ!!」と決めつけたものはたいてい強みでもなんでもありません。

もっともらしいレトリックで、もっともらしいキャッチフレーズをつけたとしても

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「欲しい」ものにばかり飛びついていると…?

「欲しい」ものにばかり飛びついていると…?

「よかれ」と思って話したこと・渡したものが、相手にとって全然必要ではなかったということはありませんか?

たとえば、創業に関する相談を受けると経験者の身からすれば「集客が一番大事!」とキッパリ言い切れますが、当の本人からしたら、開業届の書き方や出す場所のほうが重要だったりするわけです。(これ、あるある)

人はどこまでいっても他人のことが分からないし、だからこそ理解しようとする姿勢が大切なのだと思

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人と同じことばかりしても、ねえ…?

人と同じことばかりしても、ねえ…?

いきなりですが、あなたは何を売っていますか? またはどんな職業ですか? 考えてみてください。





もし、「野菜を売っています」「八百屋です」というような、誰が聞いても一発で分かる仕事をしているのなら、少しでいいから考え方を変えたほうがいいかもしれません。

なぜなら、「野菜を売っている」お店は周りにいくらでもあるから。いくらでもあるということは、イコール価格競争に巻き込まれやすいという

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やりたいこと×伸びしろのあること。

やりたいこと×伸びしろのあること。

自分の気の赴くまま、やりたいことや好きなことばかりやっていても仕事は伸びないと思います。

せっかくいただいた仕事なのに、こっちにはエネルギーを注ぐけれどこっちは手抜きをする、といったこともそう。

「やりたい!」「好き!」というパッションそのものは大切です。しかしそれを続けていくには、自分自身の“伸びしろ”をつくっていかなければいけない。

少しだけ話が横道に逸れるかもしれませんが、Cha

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シンプルに問題解決スキルを磨きませんか?

シンプルに問題解決スキルを磨きませんか?

先日、さるところで「デザイナーさん」に向けてお話をさせていただく機会がありました。

そこで後半にお伝えさせていただいたのが

「デザイナーがスキルのオプションとしてWebマーケティングだなんだと学ぶより、シンプルに問題解決力を身につけたほうがいい」

というものです。これってデザイナーさんに限らず、ほとんどすべての職種に通じるものだと思っていて。

なぜなら、テクニックありきで問題を解決しようと

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毎日はただただ地味なことの繰り返しでできている。

毎日はただただ地味なことの繰り返しでできている。

SNSとは面白いもので、派手で・楽しそうで・イカしてる部分だけを切り取って発信することができます。そしてそれだけを目にすると、見た人はアクティブな印象を抱くものです。

しかし、SNSの投稿にかけていない時間のほうが圧倒的に長いわけで、その他はただただ、地味な行動の繰り返しであることがほとんどです。

(まさに)発信のための文章を書いたり。
計画を立てたり。
単純作業や事務作業をしたり。
勉強をし

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買う人の心理になってみることが大事!

買う人の心理になってみることが大事!

「集客のやり方」についてご相談いただく機会が多いのですが、その前に

“買う人(来店する人、問い合わせする人、資料請求する人、見積依頼する人)が何を考え、どういう行動をしているのか?”

を考えた方がいいですよ、とお伝えするようにしています。当事者の心理を追いかけてみないことには、やり方を探しても仕方がないからです。

最近、秀逸な広告を発見して惚れ惚れしながら見ているのですが、読んでいるうちに「

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問題は寝かせて発見する?

問題は寝かせて発見する?

注)今回のお話は「問題を先延ばしにして寝かせる」ことではありません。

先日、講演をされる予定のある方に「話す練習はしているんですか?」とお聞きしたところ、

「プロットはつくったからあとはなんとかなる!」

と力強い言葉が返ってきました。それを聞いて率直にリスペクトしました。

僕はビビリなので、どんなに小さなセミナーでもめっちゃ練習します。

もちろん話す内容を覚えたり、間の取り方をつかんだり

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アウトプットマニアになれ!

アウトプットマニアになれ!

ノウハウコレクターではありませんが、アウトプットマニアかもしれません(笑)。

1ヶ月ほど前にあるサービスを受けたとき、「大鹿さんにもできると思いますよ」と懇切丁寧にやり方を教えていただきました。

自分でももう一度試してみたらうまく結果が出たし、お客様にも活用してみたらお喜びの声をいただきました。自分が身につけたものが役に立った瞬間ってうれしいですよね。

思えば、

秀逸なキャッチコピーは真似

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あなたのライバルを知る正しい方法?

あなたのライバルを知る正しい方法?

いきなりですが、スターバックスのライバルってどこだと思いますか?

考えてみてください。





OKです。一般的に、タリーズ、ドトール、サンマルク、プロントあたりの名前が上がると思います。

しかしこれ、競合分析のやり方としては合っているようで間違っています。

たとえば、「あなたの(職業の)ライバルは誰ですか?」と聞くと、真面目に調べる人は日本中津々浦々のライバルになりそうな人を検索し

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AIができること・人ができること?

AIができること・人ができること?

「AIの進化がスゴすぎて、学生たちには話していない」

とある教育事業を運営されている方の声です。

いわく、教えていることの多く(の表面上の多く)を代替できるAIが生まれたために、学生たちがそのクオリティの高さに絶望してしまうんじゃないか、と。

この危機感は非常によく分かります。僕がやっている「書く仕事」のほうが、間違いなく早くAIの“ふるい”にかけられるはずですから。

優れたAIを前にして

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