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あなたのライバルを知る正しい方法?
いきなりですが、スターバックスのライバルってどこだと思いますか?
考えてみてください。
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OKです。一般的に、タリーズ、ドトール、サンマルク、プロントあたりの名前が上がると思います。
しかしこれ、競合分析のやり方としては合っているようで間違っています。
たとえば、「あなたの(職業の)ライバルは誰ですか?」と聞くと、真面目に調べる人は日本中津々浦々のライバルになりそうな人を検索して調べます。(もちろんこれも大事だけれど)
たいていそんな作業はヒジョーに面倒なので、多くの人が競合分析をしません。面倒なのです。
この話、実は先日お話したセミナーでもっともウケた内容の1つ。スタバのライバル説で問題なのは、「お客」が見えていないことです。
たとえば僕の住む高松市の郊外にもスターバックスがありますが、少なくとも半径2km圏内にはタリーズもドトールもサンマルクもプロントもありません。地方都市の郊外なんてそんなものでしょう。
しかし、「お客の頭の中」に入って、たとえば「朝食を食べる場所」を探すとすると…
マクドナルド、コンビニ、うどん屋(香川ですからね)、吉野家、などなどいくつかの業態が浮かび上がってきます。スターバックスのライバルは、うどん屋??
だからなのでしょう。その郊外にあるスターバックスは駐車場がとてもゆったりしていて、ドライブスルーができます。窓はワイドで、朝コーヒーを飲みに行けば気持ちよく陽光が差しそうなつくりです。
うどん屋や吉野家のような忙しない雰囲気ではなく、のんびりゆったりできそうな感じ。おそらく、周辺の競合調査をやった結果こうなったのだと思います。
このように使う「お客の頭の中」と「切り口・シーン」をきっちりイメージできれば、実は競合分析というのはそれほど難しいことではありません。
たとえば僕のライバルは、少なくとも地元においては他のコンサルタントさんではなく、インキュベーション施設のようなところであり、YouTubeであり、パッと頭に思い浮かびそうな地元の先輩であり…
相談ができたり情報提供をしてくれるもの、ということになります。
「お客の頭の中」にあるライバルを思い浮かべて、差分を埋めたり相手にはできないことを伸ばしたりするのが正しいわけです。
良し悪しなんて相対的なものです。あなたが求められる場面において相対的に立ち位置を決める。これが正しい戦い方です。
「あなたが選ばれるサポートをします!」なんて豪語している人が、その選ばれるための立ち位置調査をちゃんとやっていないなんてザラです…。
僕たちのようなスモールビジネスでは、自分で自分の立ち位置をつくらなければいけません。
今回お伝えしたような方法なら、面倒だと思う気持ちがだいぶ軽くなったと思います。ぜひ、競合分析、してみてください!
もし分からなければお手伝いします(笑)。
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