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#経営

36歳で印刷会社の社長になった僕が、減り続ける売上をなんとか立て直した話

36歳で印刷会社の社長になった僕が、減り続ける売上をなんとか立て直した話

僕が35歳のとき、父親がガンになりました。

父は印刷会社を創業し、以来ずっと社長をしていました。しかし、ガンのこともあったのでしょう。急に僕を呼び出して「おまえ、来年から社長な」と告げたのです。

ちなみに治療はうまくいき今はピンピンしていますが、病気のことがなかったら、このタイミングで社長になることはなかったかもしれません。

僕は36歳で、印刷会社の二代目社長になりました。

このnoteは

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視座が高いとはどういうことか?

視座が高いとはどういうことか?

戦略コンサルタントのアップルです。

本稿では、「視座が高いとはどういうことか」「その効能は何か」についてアップルの考えをまとめておきます。コンサルタントに限らず、広くビジネスパーソンにとって大事なことだと考えていますので、ぜひご覧ください。

戦コンは視座という言葉を多用する視座が高い、あるいは視座が低いという言葉はビジネスシーンでたまに使う程度ではないかと思います。業種、職種によってはめったに

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ルールに縛られた職場こそが、もっとも「クリエイティブ」である

ルールに縛られた職場こそが、もっとも「クリエイティブ」である

ある人に「ルールにもとづいて働きましょう」とお伝えしたら、こんな反論が返ってきました。

「会社にいるあいだは『社員』という立場を演じなきゃいけないんですよね? でも、会社の時間だって大切な人生の一部です。もっと私は人間らしく生きたいんです」と。

彼は、ひとつ大切なことを忘れています。

それは社会におけるすべての瞬間は「他者評価の中」で生きているということです。他人の評価の中で生きているので、

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極めてAmazon的な"メカニズム"というお話

極めてAmazon的な"メカニズム"というお話

今でこそクラウドやアレクサ、ビデオやミュージックといった多角的なビジネスを展開するアマゾンだが、もともとはオンラインの小売りであり、依然としてそれはビジネスの大きな部分を占めている。オンラインのコンシューマービジネスは、感謝祭時期のBlack FridayとCyber Mondayに照準を絞って(今はPrime Dayもあるが)、仕入れや配送センター及び実際の配送キャパシティの増強など、数か月前か

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上場までの道のりを18のポイントでまとめてみました

上場までの道のりを18のポイントでまとめてみました

私たちの会社・識学は、2015年3月設立です。

おかげさまでそれから4年後の2019年2月22日、東証マザーズに上場させていただきました。

なぜ設立から4年以内で上場が達成できたのか? 今回はそのポイントについてお話ししてみたいと思います。

ポイントその1:「経理・総務責任者」をすぐに採用した立ち上がりがスムーズに行った要因のひとつに「管理側の責任者」をすぐに採用したことがあります。

管理

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役割を作って、役目を果たす

役割を作って、役目を果たす

芝浦のカモメ私は会社から徒歩8分の芝浦の一角に住んでいるのですが、お台場を臨む窓からの景色を気に入っています。リモートワークが始まるまでは気付かなかったのですが、たまにカモメが上昇気流を掴んで高度を上げていく姿に気づきます。小さな身体がくるくると舞い上がって、汐留の方向へと飛んでいく姿はとても気持ちのよいもので、ぼうっと見入ることもしばしばです。

上昇気流は、理論的には分かっていても、見えないだ

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2021年、世界はもっと「コンテンツ化」していく

2021年、世界はもっと「コンテンツ化」していく

ぼくは、2018年に出版社を辞めました。

そのあと「言葉」を軸にした小さな会社、WORDSをつくりました。

独立当初は、主に本の編集やライティングの仕事をしていました。しかしあるとき経営者のnoteを編集するという仕事をいただき、思いのほか多くの人に読んでいただきました。

それをきっかけとして「広告」や「広報」に近いお仕事も増えていきました。これは独立のときには想定していなかったことでした。

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