瀧 俊雄

マネーフォワード取締役

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    • マネーフォワードで働く人達

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      年齢も職種もさまざまなメンバーが、どんなことを考え、仕事やサービスとどう向き合っているのかをお伝えします。

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    (対談)リボルビングドアはじめました

    マネーフォワードでは、官公庁や公的機関の出身者が事業の現場で活躍しています。官と民の間を人材が行き来することがリボルビングドア(回転ドア)と呼ばれる昨今、民間・ベンチャーの世界に来て数年たった今、どのように感じているのか、インタビューをしてみました。     インタビューの様子(左:瀧、中:神田さん、右:忍岡さん) 話すひと (※肩書は当時のもの) 忍岡(おしおか) 真理恵(経営企画本部経営企画部) 2009年経済産業省入省、特許法、民法(契約法)等の改正プロジェクトに

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      • 役割を作って、役目を果たす

        芝浦のカモメ私は会社から徒歩8分の芝浦の一角に住んでいるのですが、お台場を臨む窓からの景色を気に入っています。リモートワークが始まるまでは気付かなかったのですが、たまにカモメが上昇気流を掴んで高度を上げていく姿に気づきます。小さな身体がくるくると舞い上がって、汐留の方向へと飛んでいく姿はとても気持ちのよいもので、ぼうっと見入ることもしばしばです。 上昇気流は、理論的には分かっていても、見えないだけに直感的に理解することが難しい存在です。ある朝カモメに生まれ変わっていて、「あ

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        • 未来の制度を伝えに行く。~マネーフォワードのパブリック・アフェアーズ~

          こんにちは、マネーフォワード Fintech研究所長の瀧です。 マネーフォワードは9月29日(火)に、ベンチャー企業を対象として「イノベーションで社会を変える、新しい産業を生み出す政策づくり」というイベントを開催します。このイベントの趣旨は「ベンチャー企業におけるパブリック・アフェアーズへの理解を深めること」なのですが、開催に先立って、当社におけるこの活動の考え方をご紹介させてください。 マネーフォワードが社会に向けて発信する機会マネーフォワードは創業以来、お金の課題を解

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          • 保育園自粛中のあり方

            先週以来、保育園に預けることが不可となった世帯が増えています。認可園と認証園で多少の差はあるようですが、我が家も先週後半からこのフェーズに入りました。 我が家の場合、2歳弱なのでいわゆる「インセンティブ理論」が効きません。●●をしてくれたら、〇〇をあげるよ、が効かないので、基本的に、おとなしい/あばれる(a.k.a. 天使/悪魔)のサイクルに乗るほかない。今ならいける、という間隙を縫って、仕事をする感覚はスリリングでもあり、大変生産性が下がります。ほかの年代のお子さんの親の

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            育休の濃いめのところ

            産後4週を特別期間として、男性の育休を取得しやすくする。これはいい提言だと思います。あくまでサンプル1の感想ですが、一番、お母さんがお父さん(ないしは周りの介助)を必要としているのは、産後の1か月であり、ここを休みやすくしてあげることは、同じ「職場を離れる期間」という社会的資源を使うなら一番良い気がする。 このことをもう少し理論的に解説してみようと思ったのですが、なんのことはない、せやろがいおじさんが最初の35秒でちゃんと解説されてた。見てください。 休暇制度では、その申

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            中国の新しいインターネット構想

            FT報道で、ファーウェイと中国情報通信省が、先端技術活用を可能とするインターネットのプロトコル(New IPと呼ばれる)を国連の国際電気通信連合に提言したことが取り上げられています。 China and Huawei propose reinvention of the internet https://www.ft.com/content/c78be2cf-a1a1-40b1-8ab7-904d7095e0f2 報道内では現状、ロシアとサウジアラビアが賛同を示している中

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            ナイフはどこまで落ちるか(3)

            このシリーズの(おそらく)最後の回は奈落の底博士、英語名Dr. Doomで有名なルービニ先生の説を紹介します。先に述べておきますが、深く暗いです。 前回の金融危機の際には様々なショックのハラオチする解説を提供されたルービニ先生は、直近のProject Syndicateで今回の危機は、1930年代の大恐慌や、第二次世界大戦以上の影響があるとしています。その背景には、生産に関する活動が実際にシャットダウンされるのは、戦時中でも(これは国によって事情は異なりますが)なかったため

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            ナイフはどこまで落ちるか(2)

            不況期に関する米国の論評の中では、景気の悪かった時代として1970年代を取り上げる例が散見されます。1970年代を私は生きていないので何ともいえないですが、スタグフレーションが続き、ベトナム戦争があり、踏んだり蹴ったりの経済環境だったと、多くの文献に述べられています。 私が経済学にそもそも興味を持ったきっかけの本は、高校3年の夏休みにヤーギン・スタニストローの市場対国家が図書館に置いてあったことでした。 統制経済と自由主義経済の比較論がずっと続く同著ですが、暗い時代を経て

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            ナイフはどこまで落ちるか(1)

            最近は「落ちてくるナイフを掴むな」という格言を見ない日がありません。英語で探すと「don't try to catch a falling knife」がありますが、場合によっては素手でつかむな、掴むなら手袋をはめろ、といった亜種もあるようです。個人的には、単に掴むな、がいいと思っています。 直近の相場を見ながら、暗い見通しの論調は増えてきました。アリアンツのエラリアン氏のここ数日の解説は分かりやすいです。 難しい局面が続くのですが、今のナイフがどこまで落ちていくのかにつ

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            履歴書の筆圧

            今月の私の履歴書は、本当に面白かった。今月は毎日、人生でできることの幅や、感情の残し方があるのだということを感じた。今年がうるう年だったので、一日多く読めたこの文章とお別れしなければいけないことがつらい。 私の履歴書には様々なタイプのものがある。人生訓を何とか次世代に伝えようとするものや、あるメッセージをなかなか一貫しないストーリーの中で敢えて表現しようとするもの、自分に才能はないけれど色んな人に支えられてきた、といったものまで。ただ正直、毎日律儀にこれを読み通すほど、社会

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            音楽性で採用

            当社の自慢シリーズ。当社は、知り合いとか家族が次々に入ってくるポイントがあります。 この対談の大元の位置づけである高橋さんを採用した時は、悩まなかったと言えば嘘になります。その時の様子が下記に少し。 僕も瀧さんとは3回くらい面談したんです。僕の場合は、元々音楽業界に居て、フリーランスで色々やっていて、CSに関しても事業会社での経験がなかったので、会社としても採用に慎重になっていただろうな、と思います。 面談では、金融のスペシャリストなのにサブカルチャーにも精通していたり、

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            800万人が利用できる制度として

            成年後見制度の利用者数は約22万人。認知症の方の数が約600万人、他にも判断能力が不十分な方が200万人以上いるとみられる中で、制度としてのカバー率と、あるべき方法についてはよりファクトと現実を元にした判断が必要と感じます。 現状の運用では、成年後見制度は基本的には止められない契約となっていることも敷居が高いものとなっていて、財産によっては毎月3万円の費用がかかるため、事後的に考えた「サービスとしての価値」が読めません。アサインされる後見人の方の、本人や家族の意思・納得を汲

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            「ジブリよりも大きくなるの?」

            日経に未上場株式の評価に関する記事が出ていたのですが 投資家がたった1人でも、新規出資の際に株を高く買えば、発行済み株式すべてに響く 意図的ではないにしても、この記載はミスリードするのではと思いました。この記載は、上場市場でも成立するものです。ある会社に高い評価をする投資家が割安だと感じているのであれば株式をまずは市場で買うなりして株価が上がるはずです。そして「新規出資」は直近の株価を参考にしますし、保有者全員にその時の値段による評価は「響く」からです。 タイミングを問

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            本日のパワーワード:オブジェ社員

            オブジェの語源はObjectですが、何とも強い味わいがあり、インパクトがある表現です。 アートという、一部の人にはとても重要な意味があり、役に立つかというと多くの人にはそうではない存在を、仕事をして給料を受け取る人間に重ねないといけないのが、とても絶望的だと思うのです。 しかし、これは本当は年齢や雇用制度の問題ではなくて、例えば学校のサークルでもそうだと思うのですが、シニアな年齢の側に居る人(といっても大学では22歳とか)でも、立派なオブジェがいるところにはいると思うので

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            銀行の社会的地位

            色々とスルー力の試されるコラムだったのですが最後のワンフレーズでついに引っ掛かってしまいました。 最後のワンフレーズとは; >社会的地位の高い企業の経営者 です。社会的地位という言葉は、そもそも社会が複雑であることを捨象するし、どこまでいってもヒエラルキーでしか結論が導かれないので安易に使ってはいけないフレーズだと思っています。金融機関の経営をされている方々の中には、そういった見方を持ち出すことがよくないと仰る方々がいます。このコラムを書かれた方はとはいえ割と、このフレ

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            CBDCについて語る前に一つだけ読んでおいてほしい文献

            CBDCの議論は、初学者にとっては新しいのかもしれませんが、昔から金融論を勉強している人には「何を今さら」なアジェンダがでることも多いです。 リブラに関連して取材を受ける機会が何度もありましたが、よくある勘違いの一つが信用創造がコントロールできなくなるのではないか、という観点でした。 ただ、もちろん通貨の信認や発行権が変わらない前提であれば、例えば準備率100%のナローバンク(に類した制度)としての規制したらよいのではとか、そもそも銀行と電子マネーでできることの違いが分か

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