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また読み返したいなと思った記事集

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また読み返したいと思った記事を集めたマガジンです。
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2021年9月の記事一覧

ひとは、もしかしたら変われるのかもしれない

ひとは、もしかしたら変われるのかもしれない

今年の4月に、保育園のクラスがひとつ上がった娘。(現在2歳5か月)

これまでの乳児クラスには問題なく通えていたのに、進級した途端、なかなか園に行けなくなってしまった。

新しい環境だもんね。そのうち慣れるかなぁと思い、しばらく何とか行ってもらっていたのだけど、8月になってもまだ行きたがらない。

さすがに4ヶ月も経ってくると、親としては心配になってくる。

朝、保育園に行くために自転車に乗ると、

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夫は外で働き、妻は家を守るべき?

夫は外で働き、妻は家を守るべき?

umiさんのこちらのnoteにインスパイアされて、久しぶりに授業で教えていることを書こうと思いました。

私はSDGsという言葉が誕生する前から世界に存在するGlobal Issuesを授業で扱い、生徒にそれらの問題を主体的に学び、解決策を模索するような授業を実践しています。

「ジェンダー」はその中でも生徒が特に関心の高い分野の一つです。

授業では、まず我々がいかにジェンダー・バイアス(性的偏

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SDGs週間に読みたいnote11選

SDGs週間に読みたいnote11選

今月は、SDGsにまつわるすてきな作品を集めました。

SDGs(持続可能な開発のための国際的な開発目標)が国連サミットで採択された、9月25日を含む約1週間は「SDGs週間(GLOBAL GOALS WEEK)」です。今年は9月17日から26日。世界各地でSDGsへの関心を高めたり、アクションを促す取り組みが行われます。

noteでもお題「#SDGsへの向き合い方」を開催中で、SDGsにまつわ

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SNS脳から「SDGs脳」へ

SNS脳から「SDGs脳」へ

SDGsが注目されています。私は朝日新聞記者として、その後は、ハフポスト日本版の編集長として多くの企業や役所を取材してきて、特にここ10年間のSDGs 的な変化を感じていました。

ハフポストの編集長は辞めて、いまはPIVOTという会社の創業メンバーです。チーフSDGsエディターという役職を自分で考え、ゼロからの会社づくりとともに、コンテンツを準備中です。

SDGsとは何か。

一言でいえば、2

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南ラオスで学んだお金と幸福感

南ラオスで学んだお金と幸福感

先日たまたま「お金と幸福についてのお話」をさせていただく機会があり、「お金に頓着のない私でいいの?」
と思いながら、ラオスの現状をお話させていただきました。

ラオスの現状さて、まずはラオスの現状からお伝えします。
ラオスは東南アジア最後のフロンティアとも呼ばれ、もっとも発展の遅れた地域。それでもアセアンの発展とともに、一気に経済発展を遂げ始めよう・・・としつつまだまだ遂げれない。そんな印象の国。

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わたしを闇から救いあげてくれたのは、スーパーエクセレント最上級の「恩師」だった

わたしを闇から救いあげてくれたのは、スーパーエクセレント最上級の「恩師」だった

人生を救ってくれた先生がいる。

「人生を救ってくれたなんて大袈裟な・・・」と思うかもしれない。でも事実なのだ。

タラレバを承知で書くと、その先生と出逢っていなければ、今のわたしは間違いなくいない。



家庭環境に恵まれなかった。子ども時代は黒歴史だ。

父は日雇い職人。仕事へのプライドは高く腕のいい職人だったが、家では最悪の父親だった。

ギャンブル狂で大酒呑み。おまけにひどい酒乱だった。

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日本の子どもの幸福度が低いのはなんでなんだろう? マレーシアで考えた

日本の子どもの幸福度が低いのはなんでなんだろう? マレーシアで考えた

ユニセフの子どもの幸福度の調査結果が話題になっていました。
身体的健康では1位なのに、精神的幸福度は37位と極端な結果です。

以下は、ユニセフ本体の文章です。

日本は、生活に満足していると答えた子どもの割合が最も低い国の一つでした。生活全般への満足度を 0 から 10 までの数字で表す設問で、6 以上と答えた子どもは、日本では 62% のみでした(本文 p.12 図 4)。6 以上ですから、そ

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私に巣食っていた自己責任論を夫が溶かしてくれた話

私に巣食っていた自己責任論を夫が溶かしてくれた話

この文章は、NTTコミュニケーションズが提供するオンラインワークスペース「NeWork」がnoteで開催する
「#あの会話をきっかけに」コンテストの参考作品として主催者の依頼により書いたものです。

「まあでも、ホームレスの人に自己責任の部分もあったりしないの?」
「絶対に違う。それは絶対違う。時代や構造に締め出された人がいるんだよ」

10年近く前、まだ結婚する前の私と夫つるちゃんの会話だ。私が

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新しい本を読まなくてもいい。

新しい本を読まなくてもいい。

みなさんは、本を読むのは好きですか?

私は、大人になってから学ぶことの楽しさを実感できるようになり、本をそれなりに読むようになりました。

もともと本という本を読んだ記憶もない。

本を読むことは、私には関係ないものくらいに思っていました。

今でも読むのは実用書やビジネス書にジャンルが偏っていますが、それでも本を読むのが楽しい。

たとえ、その学びがすぐに活かせなくても、学びだけが本を読む目的

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