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新しい本を読まなくてもいい。
みなさんは、本を読むのは好きですか?
私は、大人になってから学ぶことの楽しさを実感できるようになり、本をそれなりに読むようになりました。
もともと本という本を読んだ記憶もない。
本を読むことは、私には関係ないものくらいに思っていました。
今でも読むのは実用書やビジネス書にジャンルが偏っていますが、それでも本を読むのが楽しい。
たとえ、その学びがすぐに活かせなくても、学びだけが本を読む目的ではない。
気づけば、読みたい本がどんどん出てきて、いつも積ん読しています。
新しい本を読むことだけがいいわけでもない
毎日新しい本がどんどんと世の中に生み出されています。
新しい本は話題になりやすいし、Amazonのベストセラーランキングもついつい見てしまう。
書店に行けば、新しい本が棚に並んでいます。
たしかに、新しい本は今のトレンドを抑えたものや、過去の同じジャンルで出されてきた本の数々からアップデートされたものなので、今の自分にフィットするものが多い。
新しい本をどんどん読むことがいい。自然とそう思っている自分がいて、1冊読んだら、次の本を読み進める。それの繰り返しをしてきた気がします。
でも、新しい本を読むことだけがいいわけでもないなと最近思っています。
「再読」すると、得られる気づき
これまであまりしてなかったのですが、一度読んだ本を「再読」するのもいいですよね。
新しい本を読まなきゃと思っていると、なかなか「再読」に意識がいかない。
本は、自分自身との対話である。
「再読」したときに、前に読んだときには得られなかった気づきがあったりします。
そう思ったのは、マザーハウス・山口絵理子さんが書かれた「裸でも生きる」を再読したとき。
再読したときに、こんな気づきがありました。
なんで、こんなに情景が感情がくわしく描かれているんだろう?
それは、山口さんが日記を前からつけているからだ。
日記を書くことを通じて、自分の感情と丁寧に向き合いながら、自分自身と対話しながら、それが考え方の土台になっているんだな。
ほかにも自己啓発の決定版と言われている「7つの習慣」を再読したんですが、これは何度も読み返す価値があるなと改めて思いました。
前に読んだときは、子どもを産んでなかったし、社会人経験も浅かったし、コミュニティ運営もしたことなかった。
状況が変われば、同じ本から得られる気づきが全然違ってくるなと思いました。
同じジャンルで、過去の本から新しい本を読むのもいい
「同じジャンルの本を5冊から10冊読むといい」とアドバイスいただいたことがあります。
これって、過去に出た本と新しい本の違いも分かるし、同じ部分も分かる。
最近の私は、「言葉」について興味があり、こちらの本を読んでみました。
2017年に発売されたコピーを集めた本。
新しいコピーだけじゃなく、過去のコピーも含めて集められています。だからこそ、時代の移り変わりを感じるコピーがあったり、逆に時代が変わっても変わらない良さが伝わるコピーがあったり、おもしろかったです。
大切なのは、本からの「気づき」
本を読んで終わり。読んだだけで満足してしまうのは、もったいない。
新しい本を読まなくてもいい。
大切なのは、本からの「気づき」。
私の場合は、こうやってnoteでアウトプットしてみたり、自分のメモとしてストックしてみたり、ちょっと気づいたことをTwitterでツイートすることで、気づきを蓄積しています。
これからも「気づき」を意識して、本を読んでいきたいなと思います。
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