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心を動かされたnote

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私、さとりままが読んで個人的に心が動かされたnoteをまとめます!
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#コラム

切なく優しい本を読んで、流れた時間の長さを思う。

切なく優しい本を読んで、流れた時間の長さを思う。

ふと読みたくなって本棚の奥から引っ張り出した本。
よしもとばななさんの『デッドエンドの思い出』。

こちら、5つの物語からなる短編集。
たしか20代の頃に古本屋さんで購入したはず。

ばななさん自身があとがきで「『どうして自分は今、自分のいちばん苦手でつらいことをかいているのだろう?』と思わせられながら書いたものです」と書いているほど、つらかったり切なかったりする物語ばかりなのだけれど、その切なさ

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「その人しかいない」という思い、分かるから

「その人しかいない」という思い、分かるから

「酷いことされて別れたんでしょ?」
「元彼と仲良くする必要ある?」
彼と別れた直後は、そんな言葉をよく言われたが、私にとって彼の存在は「別れた」とか「付き合っているから」とかではない。私のメンタルの安定には彼が必要で、毎日を楽しむ相談相手としても彼じゃなきゃダメだったのだ。
友達だとか、恋人だとか、そんなカテゴリーは分からない。ただ、頭の整理をして気持ちを安定させて、適切な判断をしてあるべき場所で

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人が本来持っている思いやりを感じなくなった時、そこに居てはいけない

人が本来持っている思いやりを感じなくなった時、そこに居てはいけない

無い物ねだりで他人に執着し、異常な興味関心でプライベートに踏み込み、求めていないアドバイスで私を縛る。逃げれば待ち伏せと悪口で付き纏う。
現職の他者監視の村とも言える組織に、長年居たせいでいつの間にか、人に恐怖心を持ってしまっていた。
……………
転居先に持って行くPCを左肩に掛け、右肩には大事なものを入れたカバンを掛け、普段使いのカバンを手に持ち、手すりに捕まっていた。
体幹の弱い私は電車でスマ

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『せっかく書いたし、もう少し読まれたらうれしいな』って人向けのヒントまとめ。

『せっかく書いたし、もう少し読まれたらうれしいな』って人向けのヒントまとめ。

せっかく書いたら、読んでほしい。
読まれたら、うれしい。
でも、なかなか読まれないよね。



Twitterでときどき、#いいねしてくれた人のnote読む をやっています。これまで300作品以上いいね読みで出会いました。どれも素敵な文章で、感想をツイートしてスキを伝えまくっております。

いいねしてくれた人のnoteのページにいって、どれ読もうかな……としていく。

至福の親指。
その時間が、

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ケンカじゃない方法で、よりよい関係をつくるためのコミュニケーションについて

できればケンカをしたくない。

ケンカはコミュニケーションだという文化もあるかもしれないけど、わたしは、コミュニケーションのゴールが「人を言い負かしたい」とか「自分が正しいと認めさせたい」という勝負の土俵には一瞬たりとも上がりたくない。なので、そういう人がケンカを売ってきたときは無言でダッシュで逃げる。

だけど、仲良くしたい相手やこれからも関係性が長く続く相手とも、意見が食いちがったり考えが伝わ

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「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「人からなんて言われる(褒められる)とうれしいですか?」と何人かの友人に質問をしたら、あまりにそれぞれで、その人らしくて、とてもおもしろかった。

ある人は「かっこいい」と言われるのがいちばんうれしいと言い、ある人は「努力してるね」、ある人は「楽しそうだね」、ある人は「かわいいね」、ある人は「頭がいいね」などそれぞれの答えがあった。

誰に褒められるかにもよるし、恋愛面で言われるのと仕事面で言われ

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世界は「夢組」と「叶え組」でできている

世界は「夢組」と「叶え組」でできている

ここのところ、脳内プチテーマとして「やりたいことがある人」と「やりたいことがない人」について考えていた。

ちなみにわたし自身は「やりたいことがない人」で、今のメイン仕事のクッキー屋さんも、決して「やりたかったこと」や「夢」ではない。シングルマザーが子供と生活するのに「お金と時間がない」というのがイヤで、「ひとの半分の時間でひとの2倍稼ぐ」という目的のために、自分のできることから消去法で削り出した

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