シェア
FUSE
2020年9月2日 14:40
書籍はそのヒトの考えていることが目の前に可視化されるモノ。学生のころから,他人の本棚を眺めるのが大好きだった私がnote上に私自身の本棚を展開していきます。大体は前半で書籍の要約ファクト後半では導かれる教訓・意義みたいなのをサクッとまとめてます。持続可能な資本主義鎌倉投信の創業者,新井和宏さんがつづる一冊。従来の金融資本主義では,「リターン=お金」,つまり投資家と社会が分断され
2020年2月17日 07:16
個人レベルでつながりを持ちながら支え合うコミュニティを「小さな経済圏」として,とげとげしいお金が巡る大きな経済圏ではなく,なめらかなお金を小さな経済圏で使っていこうという本。本を読んでいて,ふと大学生時代を思い出しました。当時私は故郷の愛知県を離れ,京都で学生時代を過ごしていました。同じく同郷の友人は東京で学生として過ごしており,就職活動や学会があるたびに彼の家にしばらく居候させてもらう生活
2020年3月16日 11:50
こんな時代で在宅勤務の方が増えており,時間があるからこそ自身の仕事や人生を振り返る時間がたっぷりとれる時間になっているのではないでしょうか。そんな時にふと思う。いま自分を突き動かしている原動力はなんなのか。体は動き続けていて,ふと喉が渇いたと,コーヒーを入れてみたり,何を取り出すでもなく,冷蔵庫を開いて今日の夜は角煮かなと考えては閉じる,大切なお客さんのことを考えてメールをカタカタと打つ.
2020年3月6日 07:12
好きなことを徹底的に共有できる仲間はいるでしょうか。深い言語で,絶妙なコンテクストまで共有できるような。 以前私の記事で,いかに同じ美意識を持つひとと遭遇する確率が低く,もしあったなら大切にした方がいい,といった記事を書きました。原田マハさんの小説,楽園のカンヴァスにはビジネスを超えた深い使命感に燃える2人が登場します。まさに心の底から対象を愛し,共通言語で思いを共有できるような2人で
2020年2月24日 06:52
神の沈黙。キリシタン弾圧の渦中の江戸時代。ポルトガルからやってきた司祭が,布教,隠れキリシタンの激励を目的に日本にやってくる。しかし,幕府による厳しい弾圧・拷問によって続々と背教していくキリシタン達を前に,司教は究極のジレンマに陥る。つまり,自身のキリスト教信仰を守るのか,あるいは,棄教して苦しむキリシタン達を救うべきなのか..神は沈黙を守るばかりである。宗教とは。貫くものと,裏切る
2020年2月22日 07:40
仲間は意外に見つけられない。例えば自分の大好きなレストラン。20席のレストランとすると,年間およそ7,000人が訪れる。人生の間でその7,000人に会って共感して語れる可能性はとても低い。これは食に限った話ではなく,音楽,服,アート,家などなど。同じ趣味の中でも同じ指向性があるのは奇跡に近い。こういったコミュニティはオンラインサロンの台頭によって仲間を見つけやすくなっています。モ
2020年2月10日 07:39
発酵文化人類学以前にこんな記事を投稿しておりました。このnoteの中で,こんなことを書いていました。成果物を評価する指標は優劣ではない。作るプロセス自体が特別なものになります。その場の幸せは誰とも比較することができない。評価軸が自分の内にある状態。それって生きるのラクです。この考え方に至るにおいてエッセンスをもらった本がこちらです。発酵文化人類学著者の小倉ヒラクさんは,
2019年9月9日 16:58
言葉ってすごいですよね。 ノルウェー人との仕事中, 母国語で話す彼女 え,何の音を発しているんですかあなた,って感じ。 すらすらと無意味な音の連続で笑いあってる。 言葉ってすごいです。 異なるバックグラウンドを持つ人はすごく魅力があって, 今,世界中のヒトと仕事をする環境に就いていて, それを可能にさせるコミュニケーションにはとても興味があります。 その中でも言語。