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最期が私でよかったのだろうか
お盆が終わった。
叔父が亡くなって一年以上。
来年はもう3回忌らしい。
月日が経つのは恐ろしいほど早い。
それでもまだ時々ぽろぽろと涙が出てくるのは、
まだ叔父の死を消化しきれていないからなのだろうか。
あの最期の日の夜。
おやすみ。
と何気なく階段を一緒にのぼって廊下でわかれた時にした挨拶が、叔父が他人と交わした最期の言葉だ。
それが私でよかったのだろうかと、今でもずっと考えている。
何気ない、
命短し、愛せよ自分。
命短し、愛せよ自分。
自分を愛せるのは自分しかいない。
妹の名言だ。
こういう風に考えられるからこそ、きっと彼女は強くて美しいのだろう。
でも本音ではとても自己評価が低い子だ。
競争社会で生きてきて、音楽でも絵でも比べられて生きてきた子。
自分よりも技術もセンスも上の人間を何人も見てきたんだろう。
だからとても自己評価が低い。
私ほどではないかもしれないけれど。
だからこそ彼女は、自分で自分を愛さ
売上0円は伸び代しかない。
今年初の対面販売。
結果はタイトル通り、なかなかに厳しいものだった。
今季ではかなり寒い気温の中、屋外でやるのもなかなかに厳しいものだった。
場所の抽選では通路側を引き当てたから人通りはあるのかな……?と思った。
一応あることはある。
でも客層と私の作品に不一致が起こっていた。
簡単に言えば需要と供給が全く合っていない。
でもそんな中でも同じテイストのアクセサリーを売って売り上げを出す人がいた。
逃避のためにバナナの皮を踏む
売れるものを作らなくては。
最近その強迫観念がすごい。
ハンドメイドをやる前は自分が好きなように、ただ手の赴くままと言ってもいいぐらい何かを作る時は自由だった。
ハンドメイドをはじめた当初は自分が作ってみたいアクセサリーを作った。
でも段々と技術が上がってきて、他との差別化をはかり、一つの作品としてアクセサリーを売るようになったら、何故かとても窮屈に感じはじめてきた。
まず収支トントンになるってこ
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン(ネタバレあり)から思うこと。
ヴァイオレットには、愛という言葉が良く似合う。
ギルベルトが還らぬ人となってからも、「愛している」という最後に残された言葉をずっと探し続けていた。
ドールとして生きながら、彼女はその「愛してる」をたくさんの人から、そして身の内に静かに宿った炎を自覚することで気付いていく。
たくさんの手紙を、届かぬ人へと書き続けてしまう。
作中、毎日、何をしていてもあなたのことに結びついてしまうのです。というような