〈世界一周〉旅✖️ノマドで働く。メキシコ・メリダ編
最近、日本語でよく耳にする、ノマドワーカー。ちゃんと調べたら、「ノマド(nomad)は遊牧民を表す言葉で、ノマドワーカーとは、遊牧民のように場所を移動しながら働くスタイルをとる人のことを指す」と書いてあった。しかも今まで、ノマドって日本語だと思ってた(笑)。ノー窓(NOMAD)かと…お恥ずかしい。
カナダでも、人に職業のことを聞かれる。あなたは何者?なんの仕事してるの?フリーランスで日本とポートランドで働く?え?って。説明するのめんどくさいから「私は冒険家なの。旅しながら“ついで“に働けるようにしてるの」って説明してた。なんだ、これからは英語でも「たまにNomad(ノマド)ワーカーになる」って説明すればいいんだ(笑)。
そんなたまに「ノマド」になる私が、選んだ次の旅先は「メキシコ・メリダ」。
選んだ理由など、女ひとり旅の目線で記事も書いたので、お暇な人はぜひ↑
で、旅を終えてみて、はっきり言って、メキシコ・メリダは「ノマド」先に超最適だった! またノマドしに戻りたい! と思うくらい、良かった。ここではそのノマドに最適だった理由を簡単に紹介する。
1、オシャレで働きやすいカフェが多い
東京生まれ東京育ちの私は、「カフェ」にはちょっとうるさいと自負している。カナダ・モントリオールに移住してからも、家で仕事するのはあまり集中力が続かないので(誘惑が多い)、もっぱらカフェに通う日々だ。
そんな私がこだわるポイントは…
・良いインターネット環境(動画もサクサク)
・人が多すぎない(うるさくない)
・長居してもOK
・スタッフがいい人
・美味しいケーキや軽食がある(リーズナブル)
・適度にオシャレでテンションあがる
この条件を満たすカフェが、特にユカタン州の首都である街「メリダ」に多かった。メリダは元々、スペインの植民地だったこともあり、街の景色がヨーロッパみたいにとってもオシャレ。しかもヨーロッパやアメリカからの観光客が多いため、こだわりの強いオシャレなカフェも充実しているのだ!(行くまで知らなかった、ラッキー!)
詳しいカフェのまとめは別の記事に書くが、正直、メキシコってタコスとかメキシコ料理ばっかりだと思ってた(失礼ですね、すみませんw)。田舎に行くと、本当にメキシコ料理しかなかったけど(笑)、メリダにはフランス人観光客が毎日クロワッサンを買いに行くカフェや、現地の韓国人がわざわざ豆を買いに行くコーヒー屋さんとか、こだわりのカフェが多かった。
観光客が多い分、カフェのインターネットは高速だし、なんなら外のテラスでも仕事ができた(最高である)。そして大きい通りでは無料wi-fiも充実しているので、SIMカードがなくても地図をチェックできる。パソコン一つでどこでも仕事ができる、まさにノマド天国である。
2、プールで休憩!安くてかわいいホテル&エアビーで仕事
私の場合、ずっと同じ場所で仕事ができない(私だけ?笑)。多分3−4時間が限界である。なので1日の流れとしては、朝カフェに行って朝ごはんを食べてから仕事→お昼からは宿泊先に戻って残りの仕事を終わらせる。そうすると、宿泊先の雰囲気も重要になってくる。
宿泊先でこだわったポイントは…
・値段(1泊2000円から5000円以内に)
・仕事できるカフェまで徒歩圏内
・部屋とロビー、共同スペースの雰囲気(テンション上がるか)
・プール付き(せっかく常夏だし)
こんな感じの条件で、今回メリダで選んだ宿泊施設は2カ所。エアビーとホテル、両方で違いを試してみた。
まずエアビー。部屋はプライベート(トイレ・バス付き)、キッチンや休憩・ワークスペース、プールは共有という感じ。とにかく雰囲気が良く、一泊2500円なら満足できた(安い!)。エアビーのいいところは、直前までキャンセルや変更が可能な場合が多いので、スケジュールがわからない(どんな出会いがあるか不明)場合は、とても重宝するという点。今回は、途中でいい出会いがあり、その方の息子さんのコテージに行くことになったので、キャンセル料なく変更ができた。そして長期で滞在すれば割引になったりするので、長期でのノマドワーカーにはおすすめである。
今回は行くまで治安がわからなかったため、交通量の多い場所を選んだが、少し車の音が気になった(音楽かければOK)。次からは「立地で騒音が変わってくる」というのも視野に入れたいなと、いい学びになった。
次にホテル。ここのホテル「Hotel Santa María Mérida」は、現地で待ち合わせしたメキシコ人の友人がおすすめしてくれたところ。一泊4200円くらいで、エアビーよりは少し高くなるが、毎日掃除してくれる、セキュリティがいい、レストランなどに激チカ、広いプールで泳げる…など、友人と旅行を楽しむにはとても良いホテルだった。
全部屋にWi-Fiが完備されていて、問題なくつながる。私はホテルのロビーが好きだったため(テンションあがる)、そこで仕事をすることが多かった。でもwi-fiがつながる場所とそうでない場所の差が激しかったのが少々気になった(さすがメキシコw)。
で、最大のお気に入りは、仕事の合間にプールで泳げた、というところ!「ここまで終わらせたら、プール…」と、自分の中でモチベーションにもなった。座ってばかりのノマドワーカーにとっては、仕事の合間にエクササイズできるってかなり重要である。
こんな感じでメリダでは、庭付き・プール付きなど、エアビーもホテルもとにかくリーズナブル。そして小物とかがいちいちかわいい、オシャレ。そのまま家に持って帰りたいお皿とか絵とかたくさんあった(笑)。ただし街中だと交通量が多いので、音に敏感な人はあらかじめ「音はどうですか」と聞くことをおすすめする。
〈まとめ〉
Wi-fiとパソコンさえあれば、どこでも仕事ができる「ノマドワーカー」。今回、初めてちゃんと「ノマド」としてチャレンジしてみたけど、メキシコ・メリダはとってもいい環境だったと思う。
また、働きやすい環境だけでなく、「旅✖️ノマド」をするにあたって、自分の中で大切にしたい&次に活かしたいポイントも見えてきた。例えば、「次は都会ではなく、大自然にこもってノマドしてみたい」とか「プールなどエクササイズできる場所は次も絶対欠かせない」とか。
今後も世界各国、色々な場所に行くと思うけど、そうやって私が感じた「旅✖️ノマド」のポイントを明確にして、皆さんに伝えていきたいと思う。
次の国も、お楽しみに〜!
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