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〈世界一周〉メキシコ・ユカタン半島が「女ひとり旅」に最高な3つのワケ。

いくつになっても、旅をしたい。特に旅行が好きな人なら共感してくれると思うけど、「旅」って色々な発見がある。

好きな人と行くワクワク旅行、絆が深まる家族旅行、友達とワイワイする旅…、全部大好きだけど、たまにの「ひとり旅」は私の人生に欠かせない一部だと思う。

そんなわけで、とっても久しぶりの「ひとり旅」へ行ってきた。今回の目的地に選んだのはメキシコ、ユカタン半島。理由は色々あるけど、カナダの友人が昔にユカタンに住んでいて「絶対行った方がいいよ」と話を聞いたのがきっかけ。

カラフルな建物がたくさんある!

ちなみにメキシコ・ユタカンは、西のメキシコ湾と東のカリブ海の間に突き出した半島。カンペチェ州,ユカタン州,キンタナ・ロー州などに分かれていて、中心地の街はメリダ。カリブ海側に行くと、一度は聞いたことのある「カンクン・ビーチ」などがあり、観光リゾート地として人気だ。

そんなメキシコ・ユカタン半島が「女ひとり旅」に最高だった理由(行ってから気づいたw)を、ここでは少し紹介したい。

1、メキシコで一番、治安がいい!(と、メキシコ人が言う)

夜歩いても、大丈夫(もちろん気をつけてるけど)

今まで正直、メキシコのイメージ=治安が悪いだった。多分、日本のみんなはほぼそう答えると思う(笑)。うちのおばあちゃんも「メキシコぉ!?治安は大丈夫なの?ひとりなの?危ないでしょ?」とフルフルしていた。しかし、ユカタン半島に来てから、その印象は全く変わることとなった。

まず、現地に着いた時、エアビーまでタクシーを利用。タクシーのお兄さんは陽気で、英語もまあまあ喋れたので「治安はどうか?」と聞いてみた。「治安?ユカタンはメキシコで一番治安がいいから安心しなよ。特にメリダは夜出歩いても大丈夫だから、あ、一見危なそうな道でも平気だよ。もちろん自己責任で気をつけて欲しいけど」と笑って教えてくれた。

夜のお散歩もできる!

宿泊先に着いたのが夜だったので、半信半疑で夕食を食べに夜のお散歩へ。確かに街灯がないところは少し不安になるけど、滞在中に危ない目には一度も合わなかった(23時以降の深夜は出なかったけど)。身の危険も感じない。危なそうな人もいない。もちろん、東京でもカナダでもどこの国でも危ない人はいるし、気をつけて欲しいけど、感覚としては東京の夜に出歩くのと何も変わらなかった。びっくりである。

現地で聞いてみたら、メリダは「観光」でみんな生活しているからと言うのが理由の一つとのこと。治安が悪い→観光客来ないと、生活が困ってしまう。なので観光客に優しく、治安がいいと言うのを維持している。街中にはパトカーや警察が常に巡回(笑顔で和気藹々してるから散歩?)しているのも安心できた。

2、とにかく、人が優しい。

現地で友達になった、ルイス家族。

はっきり言って、ユカタンは英語があまり通じない(笑)。私のスペイン語は挨拶程度。でもこの国の人は、それでもジェスチャーやグーグル翻訳とか人を連れてきたりして、コミュニケーションを取ろうとしてくれた。なんてあったかい国なんだ!と思う場面も、たくさんあった。

ひとり旅の醍醐味の一つは「出会い」だと私は信じている。人と旅行すると、一緒にいる「人」と基本的にはしゃべって、楽しむ。でもひとりだと、楽しむ相手は「自分」になる(当たり前だけど)ので、私の場合は、積極性がいつもよりスーパー倍になる(笑)。例えばいつもは話しかけないけど、お店の人にたわいも無い話しをしてみようとか、美味しいお店を聞いてみようとか。

で、今回、ユカタンで感じたのは、「話しかけなくても、めっちゃ話しかけてくる」だった。それもナンパ目的とかではなく(そんなおっちゃんもいたけど)、老若男女、バンバンくる(笑)。

例えば、道でアートフェスティバルをやっていて、アーティストのおばあちゃんに話しかけられた。しばらく話してたら、すごく仲良くなった。「ひとりなの?どっから来たの?日本人?いいわねぇー。ちゃんと楽しんでる?あなた、私息子がいてね、コテージやってるから、絶対そこに行った方がいいわよ!今電話してみる…」って、言う風に、おしゃべりよりも「ちゃんと旅を楽しんでるか」を心配してくれた。

結局、その息子のところに泊まりに行って、すっかり息子家族ともマブダチになった。他にも、カフェで日本が大好きな女の子が「おすすめのレストランがあるから送ってもいい?」と手作りのPDFを送ってくれたり、アイスクリーム屋のお姉ちゃんが「日本人大好き!インスタグラム交換しよう」と聞いてくれたり。

こういう出会いがあるから、ひとり旅はやめられない。

3、「車」がなくても楽しめる!

私が愛用した地元のバス「オリエンテ」

ひとり旅、特に女ひとり旅だと、気になるのは移動手段。特にひとり旅で私が重視するのは、「サクサク歩いて散策できる」と「運転しなくてもちょっと遠出できる」かという2点だ。

行ってから全て気づいた(笑)けど、ユカタンはこの2点が揃っていた。まず、治安がいいので、どの街も基本的にサクサク散歩が可能。しかも小さなお店があったり、おしゃれなカフェがたくさんあるので、散策が楽しい。写真が趣味な私は、カラフルな建築物を見ながらお散歩しているだけで、とてもワクワクした!

どこを撮ってもカッコよく映る。
自転車も、500円とかで借りられる。

メリダの街の他にも、ユカタン半島の中に色々な観光スポットがある。もちろん運転できるのが一番楽だけど、ユカタンでは交通サービスとして地元の乗り合いバス(私はオリエンテバスがお気に入り)が便利だった。

マヤ遺跡の近くまで、バスで行ける!

地元の人たちも普通に利用するので、そこまで高くない。場所によって変わってくるが、1日に何本も出ているので、バスターミナルに行って、「ここに行きたい!」と強めに言って、チケットを買って乗るだけ。地元の人たちに混じっているので、ローカル感とアドベンチャー感も味わえる(笑)。

全てスペイン語なので、最初不安だったが、不安そうにしてたら隣にいた子連れのお母ちゃんが「あんた、どこ行くの?大丈夫?」って話しかけてきてくれた。さすがユカタン、本当に人が優しい!

こんな感じで、女ひとり旅を満喫できたのは、全てユカタンの「あったかさ」のおかげだと、今振り返ってみても感じる。


他にも絶対行ってほしい観光スポットやマヤの歴史など、色々おすすめしたい理由がたくさんあるので、それはまた別の記事で紹介する。

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