#就職
専門家に判断させるのは愚策:彼らの間でも意見は一致しない。
同じ病人を二人の医者に診せると異なる診断が出る(注1)。
事例研究として、架空の同一の犯罪事案について10人の裁判官に量刑の判断を求めたら、下は1ヶ月から上は1年までと全くバラバラだった。
要するに、彼らにも一貫した判断基準など無いし、どうしたら良いかわからないのです。
これは別に専門家が無能だというわけではない。
根本的に、この種の高度な問題は人間の能力では手に負えないのです。つまり難問
経済学は役に立つか?:私は否定的です。
私は経済学の有用性に非常に懐疑的だ。
有り体に言って絵に描いた餅だと思う。
それは例えば、次の一点を指摘するだけでも十分だろう。
「経済学は、共産主義者が市場に参入する事を想定していない」
むろん、習金平と鄧小平のことだ。
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また、悪意に満ちたアウトローの存在も想定していない。
収賄、インサイダー取引、株価操作、ほら吹き、テロリズム、ハッカー、人種差別、独裁者が私利私欲で起こす
独裁者は自国が敵視された方が嬉しい。救世主を演じられるから。
ヒトラーもこれを見事に利用した。
世界中から総スカンを食らう中で「ドイツを救うのは私しかいない」と訴えて、圧倒的な支持を得た。
「世界中を敵に回しても君を守ってみせる!」という、アレです(笑)
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また、現代の戦争は総力戦なので、政府が国民の共感を得られないと勝てない。そのためには「敵」は強くて大勢いて欲しい。周囲が全て敵だとなお良い。
習近平はもちろんそれを知っているでし
ゴリアテは弱い。人体には適正サイズがある。
そもそも人体はデカければ良いと言うものではない。動物が今の大きさであるのには理由がある。
例えば大きすぎると隠れられないので、草食はもちろんのこと、肉食も死ぬ。狩る側だって、獲物に近づくには隠れる必要がある。
そして体が大きければ大量の食料が必要だ。無ければ死ぬ。
現実に、現時点で最も生存能力が高い哺乳類はネズミだ。動物全般に広げれば、たぶんアリが一番「強い」。
一方、アフリカゾウとク
「進化」は言葉の綾で、実際には変化のことです。
別に進んでいるわけではない。環境に合わせて変わるだけ。
「最新」のものが一番良いわけではない。単に新しいだけです。
冬が来れば暖かい服装をしますよね。そしてそれは「服装の変化」であって、「進化」したわけじゃない。夏が来れば、またもとに戻る。
ダーウィンの言う「進化」も同じです。現在の生物は、現在の地球環境にほぼ適応している。そして環境は不変ではないので、生物は変化します。これを「適応」と呼