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父親型リーダーの下では人は幸せにならない。幸せになりたいなら女性上司がいい^^

本質的に、ヒトのオスの行動原理は「戦いに勝つ」だ。

彼らの目的はムラにいる(自分たちの)子供および母親を守ることであり、オスの幸福など求めてはいない。リーダーにとって配下のオスは駒です。必要なら捨て駒にする。
 これは合理的なのです。高度に社会的な動物群では、ほとんどのオスは生殖に不要だ。平たく言うと、リーダー1人で、ムラのメスを全員妊娠させられる。(注0)

注0:しかも、それは実行されていたらしい。遺跡に残る人体のDNA解析からすると、一つのムラの子供は、ほとんどがリーダーの子供だったのです。
(リーダーは世代交代があるので、近親相姦は起きない)

 これは軍隊に顕著に現れる。指揮官は「死んでも戦え」と命令するのが当然だし、それができない人間は絶対に士官になれない。死者の出ない戦闘行為はない。死人が出るのを承知の上で、「戦え」というのが士官の義務だ。

 一方、ヒトのメスは「仲間」の幸福を追求する。その中には子供が含まれるし、母親が幸福でなければ子供は幸福にならない。
 そして、ヒトのメスは、オスとは異なり死なせてはいけない。子供に母親は必要だし、子宮はキンタマと違って貴重品なのです。キンタマはムラに一つあれば十分だ。

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以上は100年ほど前まで、女性が社会進出する以前の状況です。つまり、男の配下は常に男だった状態。

 現代社会では、男の部下は男女混合だ。
 でも、男の性格はそうそう簡単に変化するものではない。いまでも男は男性型のリーダーシップを発揮する傾向が顕著にあります。

 彼らは部下の幸福を重視しないし、自分が部下に好かれようとも思っていない^^;

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上記は性淘汰の話ですが、私個人の感情とも相入れます。

きれいごと抜きで書きます、、、^^;

私は女性と子供に幸福であって欲しいと願いますが、男性の幸福は眼中にないです。私の関知するところではない。別に不幸になれとも思わないが、自分でなんとかしろというスタンスです(笑)

そして、自分が男性に好かれるか嫌われるかは、自分の行動に影響しない限りは、どうでもいいです^^;

また、女性から好かれるのは望ましいですが、必須ではない。自分が大事にしている人(あくまでも女性と子供)がそれで幸福になるならば、別に私のことを嫌っても構わない。

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 最後のやつは、気取っているようですが、現実にこのタイプの男は珍しくないです。だから彼らは「クソ親父」「臭い」と罵られても、単身赴任先で働くのです(注1)(注2)。

注1:私の父親も典型的なこのタイプでした。子供(私と兄)の好意の有無に関心を示したことがない。ちなみに私と兄は別に父を嫌っていはいませんでした。しかし懐いてもいなかった。無関心です^^;
 これは彼の妻(私の母)に対しても同じで、母は父を日常的に罵って侮蔑の言葉を吐き続けていましたが、父は平然としていました(笑)
 注2:ほとんどの動物では、そもそも子供は父親を知らない。逆も同じで、オスは誰が自分の子か知らない。父子関係は遺伝子だけです。
 例外は一部の類人猿(ヒトを含む)と一部の鳥類だけでしょう。
 だから本質的に父子の絆は弱い。

 なお、女性にこのタイプはほぼいないと思います。母親が子供に嫌われたら育児に失敗するからです。母乳を飲みに近寄ってこなかったら死んでしまう。
 母親は子供に好かれることが義務なのです。

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女性の人生はきついですが、男性の人生は哀れですね。あはは。

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