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札幌近郊の図書館で、(非正規の)司書として働く30歳。 ひっそりと郷土史料を集め整備…

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札幌近郊の図書館で、(非正規の)司書として働く30歳。 ひっそりと郷土史料を集め整備する日々。買って寄贈することもしばしば。趣味は読書/ラジオ/歴史…… 神保町のシェア型書店「ほんまる」で棚主始めました。

マガジン

  • 司書乃書店 日誌

    神保町のシェア型書店「ほんまる」の第5章5節で展開している「司書乃書店」の記録です。日誌(月1回程度)や、出品本の紹介をしています。

記事一覧

【歯列矯正への道~第1回 歯が痛い~】

私は今、歯列矯正治療を行っている。 ただ一般的な歯列矯正ではなく、矯正の後に、口腔外科手術を行って顎の骨を削り、さらに矯正治療を行うのだ。 誰も、私の矯正治療に…

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1日前

(ほんまる)司書乃書店 日誌~棚主就任からまもなく4ヵ月~はじめてのほんまるへ!!

日誌の投稿が大変、 久しぶりとなってしまいました。 いつも読まれている方がいたら申し訳ないんですが……、棚の運営どころではない出来事がこの夏起こりました。 そのこ…

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10日前
11

父親の現実を知って生き方を変えた30歳男の話

「お父さんの腎臓に白いカゲがあるの……。」 普段、強気の母が弱弱しい声で電話をしてきたのは、つい最近のことだ。 私は子どもの頃から、超がつくほどお父さんっ子だっ…

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3か月前
6

(ほんまる)司書乃書店 日誌~棚主就任から2ヵ月~

https://www.honmaru.me/ ほんまるの棚主になって、2ヵ月が経ちました。 6月に入ったところ、売れた本は3冊でした。 今時点で、棚に並んでいる本は12冊(新刊5冊/中古7冊…

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3か月前
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(ほんまる)司書乃書店 日誌~今の出品本③~

司書乃書店 日誌~今の出品本②~|司書のN (note.com) 上記の②に続きます。 ※既に売れた本 ・鈴木絢音∥著『言葉の海をさまよう』 (幻冬舎/2023年3月) ・山下昌也∥…

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3か月前
6

(ほんまる)司書乃書店 日誌~今の出品本②~

上記の①に続きます。 ※既に売れた本 ・鈴木絢音∥著『言葉の海をさまよう』 (幻冬舎/2023年3月) ・山下昌也∥著『北海道の商人大名』 (グラフ社/2009年4月) ・鈴井…

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4か月前
11

(ほんまる)司書乃書店 日誌~棚主就任から1ヵ月~

ほんまるの棚主になって、1ヵ月が経ちました。 この期間をちょっとだけ振り返ってみようと思います。 そもそも…なぜ、シェア型書店の棚主になったのか?※ちょっと長い…

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4か月前
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(ほんまる)司書乃書店 日誌~今の出品本①~

神保町にシェア型書店「ほんまる」がオープンして約2週間が経ちました。 5章5節に私が棚主を務める「司書乃書店」があります。 私が送った本はオープンに間に合わず、初日…

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4か月前
6

司書、書店始めます。

司書になって7年目の春。 他の人とは違って、何かワクワクすることに挑戦したい私は、 この度、直木賞作家の今村翔吾先生が、明後日、東京・神保町にOPENさせるシェア型書…

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5か月前
3

【郷土資料収集の日々は長い】

司書になり6年目。 場の雰囲気と流れに合わせて、職場で漂いながら仕事をしていたら、知らぬ間に郷土資料にめっちゃくちゃ詳しくなり……郷土資料担当に就任して3年目。 …

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1年前
6

(今のところ)今年一嬉しかったラジオの話

読まれる数は少ないけども、 ラジオにメールを送る日々が今年に入ってから始まった。 それまでは、聴いてはいたけども、メールを送ることに対して(自分の中で勝手に)ハー…

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1年前
2

ラジオのはなし

いつからラジオを聴いてるのか……意識して聴くようになったのは、働くようになってからだから、ひよっこリスナー。 父の運転する車では、いつも「カーナビラジオ午後一番…

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1年前
5

最後の一期生を見届けてきます。

明日から2日間、乃木坂46の齋藤飛鳥さんの卒業コンサートが、東京ドームで開催されますね。 初日は、ラッキーなことにチケットが当選したので、現地で観て来ます。 ただ、…

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1年前
4

人生半分こじらせてる図書館司書(29歳)の自己紹介。

札幌圏の図書館で、郷土資料を毎日、整理してる(非正規の)司書、29歳です。 アカウントの名前は、ラジオの投稿にも使ってるラジオネームを引っ張ってきました。 ここで書…

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1年前
24

【歯列矯正への道~第1回 歯が痛い~】

私は今、歯列矯正治療を行っている。

ただ一般的な歯列矯正ではなく、矯正の後に、口腔外科手術を行って顎の骨を削り、さらに矯正治療を行うのだ。

誰も、私の矯正治療に興味はないと思うが……、実は今、矯正治療が、当初の予定より遅れているのだ。

そこで、せっかくの機会なので、これまでの矯正の日々(思い出)を振り返って、記録に残しておこうと思い書き始める。

①歯が痛い

全ての始まりは、今から2年前、

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(ほんまる)司書乃書店 日誌~棚主就任からまもなく4ヵ月~はじめてのほんまるへ!!

日誌の投稿が大変、
久しぶりとなってしまいました。

いつも読まれている方がいたら申し訳ないんですが……、棚の運営どころではない出来事がこの夏起こりました。
そのことについては、
もう解決しましたので省略します。

今回はいつもの日誌とは少し違う、
「ほんまる」訪問記です!
自分の棚を初めて見てきました!!

①飛行機飛ぶの?!

今夏の8月下旬~日本列島には、自転車並みのスピードで進む台風10号

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父親の現実を知って生き方を変えた30歳男の話

「お父さんの腎臓に白いカゲがあるの……。」

普段、強気の母が弱弱しい声で電話をしてきたのは、つい最近のことだ。

私は子どもの頃から、超がつくほどお父さんっ子だった。

どこに行くにも父と一緒に行動していた。父が友人たちとご飯に行くと聞けば、そこについて行き、仕事で配達に向かう時は車に乗って…と。

物心ついた時から、父が運転する車の助手席は、私の専用席だった。
成長しても、それは変わらず、実家

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(ほんまる)司書乃書店 日誌~棚主就任から2ヵ月~

(ほんまる)司書乃書店 日誌~棚主就任から2ヵ月~

https://www.honmaru.me/

ほんまるの棚主になって、2ヵ月が経ちました。

6月に入ったところ、売れた本は3冊でした。
今時点で、棚に並んでいる本は12冊(新刊5冊/中古7冊)です。

2ヵ月経ち、色々と反省点が観えてきました。

①テーマが無い

それぞれの棚には、棚主の個性が発揮されている強み(テーマ)がありますが、私の棚にはそれがありません。
写真を観るとわかるように、

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(ほんまる)司書乃書店 日誌~今の出品本③~

司書乃書店 日誌~今の出品本②~|司書のN (note.com)

上記の②に続きます。

※既に売れた本
・鈴木絢音∥著『言葉の海をさまよう』
(幻冬舎/2023年3月)
・山下昌也∥著『北海道の商人大名』
(グラフ社/2009年4月)
・鈴井貴之,藤村忠寿,嬉野雅道∥著
 『水曜日のおじさんたち』(KADOKAWA/2020年12月)
・岩貞るみこ∥著
 『世界でいちばん優しいロボット』
 (

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(ほんまる)司書乃書店 日誌~今の出品本②~

上記の①に続きます。

※既に売れた本
・鈴木絢音∥著『言葉の海をさまよう』
(幻冬舎/2023年3月)
・山下昌也∥著『北海道の商人大名』
(グラフ社/2009年4月)
・鈴井貴之,藤村忠寿,嬉野雅道∥著
 『水曜日のおじさんたち』(KADOKAWA/2020年12月)
・岩貞るみこ∥著
 『世界でいちばん優しいロボット』
 (講談社/2021年6月)
・岩田徹∥著
『「一万円選書」でつながる架

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(ほんまる)司書乃書店 日誌~棚主就任から1ヵ月~

ほんまるの棚主になって、1ヵ月が経ちました。

この期間をちょっとだけ振り返ってみようと思います。

そもそも…なぜ、シェア型書店の棚主になったのか?※ちょっと長いです。

私は、この春で図書館の司書になって7年が経ちました。
小説嫌いだった私を小説好き、かつ、本の虫に育て上げてくれたのは今の図書館のおかげです。内向的で、人と関わることが苦手だった人間を社交的にしてくれたのも図書館のおかげです。

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(ほんまる)司書乃書店 日誌~今の出品本①~

神保町にシェア型書店「ほんまる」がオープンして約2週間が経ちました。
5章5節に私が棚主を務める「司書乃書店」があります。

私が送った本はオープンに間に合わず、初日、私の棚に本は1冊もなく、オープンの様子がニュース等で流れるたびに、恥ずかしい限りでした。

いつまで続けることができるかわかりませんが、2週間経った今、自分自身の記録と本の宣伝を兼ねて出品本について綴っていこうと思います。
←宣伝っ

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司書、書店始めます。

司書になって7年目の春。

他の人とは違って、何かワクワクすることに挑戦したい私は、
この度、直木賞作家の今村翔吾先生が、明後日、東京・神保町にOPENさせるシェア型書店「ほんまる」の棚主になる!!

いつからか、人生に新しい刺激を求めていた。
このまま、北海道の図書館の司書で人生を終えるのは面白くない。
そう考え始めた矢先での挑戦である。

どんな未来が待っているかは見当もつかない。
そもそも、

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【郷土資料収集の日々は長い】

司書になり6年目。
場の雰囲気と流れに合わせて、職場で漂いながら仕事をしていたら、知らぬ間に郷土資料にめっちゃくちゃ詳しくなり……郷土資料担当に就任して3年目。

ところが……
私の勤務する館は、近郊の館と比べても、郷土資料が非常に少ない。
郷土資料を探しにくる方にカウンターで声をかけられると、真っ先に北海道立図書館を紹介する。
※最近は少なくなった。

ただ恥ずかしながら、自館より道立図書館の方

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(今のところ)今年一嬉しかったラジオの話

読まれる数は少ないけども、
ラジオにメールを送る日々が今年に入ってから始まった。

それまでは、聴いてはいたけども、メールを送ることに対して(自分の中で勝手に)ハードルを上げて、避けてきていた。

そんな中、先週の水曜、ずっと念願だった番組で読まれた。

オールナイトニッポンである。
しかもパーソナリティは、推しの一人の乃木坂46の久保ちゃんこと、久保史緒里さん。

テーマメールも度々送っていたが

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ラジオのはなし

いつからラジオを聴いてるのか……意識して聴くようになったのは、働くようになってからだから、ひよっこリスナー。

父の運転する車では、いつも「カーナビラジオ午後一番!」(HBC)が流れていた。

日曜日の夕方は、「ほっかいどう百年物語」(STV)を聴いていた。
歴史に興味を持ち始めた小6か、中1頃だろうか。当時は、北海道史はほぼ知らず、戦国武将と、新選組にハマってて……ラジオから聞こえる北海道史の偉

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最後の一期生を見届けてきます。

明日から2日間、乃木坂46の齋藤飛鳥さんの卒業コンサートが、東京ドームで開催されますね。

初日は、ラッキーなことにチケットが当選したので、現地で観て来ます。
ただ、別に出演するわけじゃ無いのに、緊張しまくりです😵

その理由はただ1つ。
乃木坂のライブ、初めて参加します。
青春時代をこじらせた三十路が、ぼっちで初参戦です。
※年齢は、ただの数字なので、三十路とは思っていないんですが、29歳は三

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人生半分こじらせてる図書館司書(29歳)の自己紹介。

札幌圏の図書館で、郷土資料を毎日、整理してる(非正規の)司書、29歳です。
アカウントの名前は、ラジオの投稿にも使ってるラジオネームを引っ張ってきました。

ここで書きたい目的の前に、少しだけ、私の歩んできた道を紹介します。

・小中高生時代
デビューというものが一切出来ず、友達といるときよりも、読書の時間の方が多かったです。
小学生時代は、図書室で、マンガ偉人伝ばかり読んでました。「円谷英二」は

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