(ほんまる)司書乃書店 日誌~今の出品本①~
神保町にシェア型書店「ほんまる」がオープンして約2週間が経ちました。
5章5節に私が棚主を務める「司書乃書店」があります。
私が送った本はオープンに間に合わず、初日、私の棚に本は1冊もなく、オープンの様子がニュース等で流れるたびに、恥ずかしい限りでした。
いつまで続けることができるかわかりませんが、2週間経った今、自分自身の記録と本の宣伝を兼ねて出品本について綴っていこうと思います。←宣伝って、誰も読んでる人はいないと思うので記録用です。
私の書店は、私がこれまで読んできた本を出品しています。
今時点では、古書の方が多めです。
古書には全て「ブックコートフィルム」という、いわゆる図書館の本に付いている透明のフィルムが装着されています。
出品中の本
※ほんまるHPの棚主紹介でも観られます
①奥山景布子∥著『葵のしずく』(文藝春秋/2022年10月)
幕末の運命を変えた高須松平家の四兄弟
(徳川慶勝,一橋茂栄,松平容保,松平定敬)
を支えた女性たちの物語ー。
正室、あるいは姉、または母として
彼らを見守って来た彼女たちの人生も
また数奇なもので……。
※合わせて読むなら…
・奥山景布子∥著『葵の残葉』
(文藝春秋/2017年12月)
『葵のしずく』の女性たちが支えた
高須松平家の四兄弟の物語。
・奥山景布子∥著『流転の中将』
(PHP研究所/2021年6月)
四兄弟の中で、激動の人生を送った
「桑名中将」こと松平定敬の物語。
②梶よう子∥著『我、鉄路を拓かん』
(PHP研究所/2022年10月)
海の上に陸蒸気を走らせる!?
明治日本のプロジェクトX始動!
築堤工事を請け負ったのは、
名もなき土木請負人の平野屋弥一だった。
井上勝らと協力しながら、彼は
「夢の陸蒸気」のために奔走する。
後に北海道の開拓にも尽力する
男の数奇な半生とは……
※合わせて読むなら…
読売新聞北海道支社編集部∥編
『ほっかいどう先人探訪
北の歴史を彩った53人』(柏艪舎/2019年9月)
札幌の都市計画を担った佐賀藩士や、
箱館戦争に散った旧幕臣、
不屈の卓球世界王者に、ニッカの創業者……
上記の作品のモデルとなった
平野弥十郎も!
幕末から平成まで北海道の
歴史を彩った53人の記録!
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