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心について
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憂鬱になっても、それに慣れてはいけない

憂鬱になっても、それに慣れてはいけない

ユウウツに慣れちゃいけない/TOMOVSKY

という私の大好きな曲があります。初めて聴いたとき、ありきたりな表現をしますが、ハッとしてしまいました。

誰しも気分が落ち込んで、憂鬱になることってあると思います。私は昔からその傾向が強くて、心がどんよりしていることがいつしか当たり前になってしまいました。

憂鬱が不快な人もいるかも知れませんが、私にとっては案外心地いいんですよね。なんだかぬるーいベ

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何はともあれ、

最終的には自分で決めるしかない。自分の価値基準、感情、頭の全てを投げ売り賭けるのが人生だろうか。

他人の判断や環境のせいにしてはいけない。全ては自己責任なのだ。

流されたり、人の助言を元に決断しても、結局は責任逃れの言い訳を残すはめになるから。

自己から逃れる術はないし、他者から逃れる術もない。だったら何もかも自分の責任にしてしまった方がかえって楽じゃないだろうか。

それで自分を殺す事にな

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出来ることしか出来ない

理想と現実のギャップがあればあるほど極端な思考になる。

巨大な夢を打ち立てて、人生の大逆転を狙ったりしてしまう人は多いと思う。でもそれは夢に至るまでの一歩一歩を初めから勘定に入れていない。

人間が出来ることは、本当に目の前にあるとっても小さいことだけなのに。

まずは自分の目の前にあるハードルが実は思っているより高すぎることを自覚すべし。

英語を話せるようになりたい人はまず、人ときちんと話せ

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口数が少ない人の饒舌な心

思い浮かぶすべての言葉が、自分を守る為だけに用意されているようで、落ち着かない。

それでもいいじゃないかと反対側の自分が主張する。それを受けた自分は、その言葉自体が、自己弁解そのものだと思う。

例えば何かを文章にした時点で、意識的にしろ無意識にしろ一つの主張が生じる。方向性が生まれた時点で、もう取り返しがつかない。完全に中立的な立場から生まれる文章などほとんどない。だから私は言葉、特に整った文

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何かを語るときに感じる後ろめたさの正体

・こんな鋭い視点を持ってる自分アピール

・語る対象を絡めた、誰も興味のない自分語り

・熱く語れる自分に酔ってる感

などなど

こう列挙してみると、後ろめたさの正体がわかってきた。語る対象から語り手の自意識の方へ軸足が傾くと、感じ始めるようだ。

大好きだから語っていたものを、自分のアピールのための道具として利用していると気づいてしまうと、上手く書けなくなる。

ただ書き手がどう感じていようと

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自分の心を折る方法

自分の心を折る方法

完璧を求めましょう。理想の自分を掲げ、誰よりも頑張りましょう。

人に頼ってはいけません。すべて自分の手で解決しましょう。

無茶をしましょう。もうしんどい、その一歩先に努力が報われる世界が待っています。

人と比較し、自分を否定しましょう。自己否定を出来ない者に、成長はありません。

孤独を受け入れましょう。所詮人と人は分かり合えません。自分をわかってもらおうとする努力は無駄です。

感情を無視

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人類皆翻訳家

人類皆翻訳家

言葉が伝わらない

彼女は中国語で話すから、僕の言葉が伝わらない

伝わらない

彼はロシア語で話すから、僕の言葉が伝わらない

伝わらない

君は日本語で話すけれど、僕の言葉が伝わらない

伝わらない、伝わらない

僕が顔を歪めるの、すると君は僕の背をさするよね

伝わった、伝わった、もし伝わったならば...

言葉にして確かめたくなるけれども

やっぱり僕の言葉は伝わらない

知識の差、偏りから生じるコミュニケーションの齟齬

知識の差、偏りから生じるコミュニケーションの齟齬

対人関係で悩む人は多いですよね。あらゆる人生の悩みは対人関係から生まれると、アドラー先生もおっしゃっております。

私の考えるコミュニケーションの目的とは、知識や感情などの共有です。

その手段として、言葉、態度、行動を使います。

そういった方法で伝えようとしても、なぜか上手く伝わないことがある。

私はその原因の一つが、知識の差によるものだと考えます。

差という言葉を使うと、なんだかネガティ

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答えを出せない優柔不断な人!

答えを出せない優柔不断な人!

私です...!o(*⌒―⌒*)o

おふざけはさておき。簡単な質問でも考え込んでしまう人っていませんか?私もそうなんですけど。そういう人は、人生の目的は...人間として生きる意味は...私が働く理由は...とか答えの出なそうな問題に繋げてしまって、長い時間をかけてしまうのではないでしょうか。

仮決めしてしまうと思考は流れ出す!そういう問題に自問自答を繰り返しても、多分ほとんど堂々巡りしてしまって

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認知再構成法 : 過度に落ち込まないようにする方法

認知再構成法 : 過度に落ち込まないようにする方法

認知再構成法ってご存知でしょうか。

簡単に説明すると、

「自動的」な思考を客観的に分析、認知を再構成し、そこから生じる不安やイライラを解消するカウンセリング手法です。
単なるポジティブシンキングとは違い、もっと客観性のある状況確認から心の平静を保つための方法です。

落ち込んでしまうようなある出来事が起こったとき、人は自動的に偏った思考を巡らせてしまいます。その思考が感情を決定し、悲しくなり辛

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人は人を見下すってこと

人は人を見下すってこと

ふとした雑談の中で、こいつ今俺のこと見下してんな、って思ってしまうことがあります。

逆に、偉そうに人にアドバイスとかくれちゃってる自分に気付き恥ずかしくなる瞬間もあります。

多分人が人を見下すのは自然なことなんだな。

自覚あるなしに、そういうものだと認めたとき、じゃあ正しく見下すしかないなと思いました。って記事を書こうとしたら、なんだそのテーマで論じてる人いんじゃん。

その名も岡田斗司夫さ

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自己評価の2つの軸

自己評価の2つの軸

昔読んだ本「自己評価の心理学」より。

よく自己評価というものは高い、低いという上下の軸で語られますが、実はもうひとつの軸が存在します。

それは自己評価の安定性。自己評価というのは常に一定ではなく、あらゆる出来事から影響を受けて、不安定に上下するものです。

よって自己評価の枠組みは4つに分けることができます。

1. 自己評価が高く、安定している。
2. 自己評価が高く、不安定。
3. 自己評

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もっと自由であるはずの人間

もっと自由であるはずの人間

私たちは生まれ、学校へ行き、社会で働き、死ぬ。言ってみれば同じルールで同じような人生を生きている。

よく言われるように日本では特にそうで、レールの敷かれた人生と揶揄されることもある。

私は、合理的に人間の欲望や安心感を追求し、システムを形成した結果だと考えるので、頭ごなしに否定することができない。

実際私は就職活動中だけれども、正直将来の不安より安心感の方が勝っている。学校に所属するだけで立

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