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雑感

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最初の四半期を終えてみての雑感

法人設立から最初の四半期が終了。
未解決問題は山積みだ。
ちゃんと振り返ってみると、予想だにしないほどの幸運な出来事や、お陰様です…としか言いようのないことがあったおかげでまずまずの幸先でした。

そうはいっても先行きの漠然とした不安は消えないし、きっとそれが連続するのだろうと思う。

外から見れば再現性が完全にデザインされていて、先行きの不安など微塵も感じさせないような企業や社長もきっと、そんな

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アンチエイジング下剋上

コンテストから1週間が経ち、体重は3キロ戻りました。1合まで切り詰めた米の量は今や5合にまで膨れ上がり、食欲が止まりません。
ほんと、どうやって減量できたのか。。

そうは言っても、途端に脂肪がダルダルにつき始めた体感はなく、もちろん脂肪は一定量かさを増したと思うのですが、果たしてこの3キロはどういう内訳で今身体の中にあるのか、これまた不思議な感じがあります。

多分、筋グリコーゲンはパンパンに貯

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「礼儀」は徳目として持つべきなのか

何かと贈答好きなタイプの妻は、僕が何か頂き物を持って帰ってくると、「お返しはした?」とリマインド通知をしてくれます。
そして輪をかけて極度のせっかちであるため、その通知は素早い。
僕は返礼に関して、それほど手抜かりする方ではない筈なのですが(至らぬ対応をしたことがある方はすみません。。)、同居が長くなると妻の基準がインストールされるようになり、以前よりも納期意識が身について参りました。

この手の

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「分からない」ものを使う

私たちは「動的平衡」の状態にあると言われます。
細胞は日ごとに入れ替わり、骨も筋もスクラップアンドビルドを繰り返しながら、それでも一見すれば「その人」は昨日と変わらぬ今日の姿に見えるわけです。
これは一世紀以上前には明らかになった真理なわけですが、実感を伴って理解できるかと言えば、なかなかに難しいわけです。
同じように、地球は丸いと知りながら、体感覚として味わうことができたことなど一度もないし、今

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令和の男卑弥呼として

悪天候が続いたせいなのか、ここ一週間ほど持ち前の緊張型頭痛をこじらせ、処方薬のおかげで痛みが和らいだと思いきや、今度は副作用のせいか無気力に覆われてしまい、ほとんど生産的な活動ができていない一週間となってしまいました。
考えてみれば、今年初出場したベストボディジャパン(ボディメイクコンテストの一つ)からはや一カ月。
当日からさかのぼること1か月間ほどは、勝手の分からない初めての減量とあって睡眠がう

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文化が宿るには

3日ほど前に届いた故・立花隆の「思索紀行」がとても面白くてガリガリ読んでいるのですが、フランス編の中でその壮大なスケールと極めて高いレベルに達しているワイン文化に触れ、
“ハイエンドな部分のわずかな違いに熱狂する者がいれば、それが文化となる”
としていて、さりげなく記されたひとことがものすごいパンチラインとなっているあたり、改めて故人の偉大さを感じました。

じっさい、フランスワインで最高峰とされ

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ガルバの功名

ガルバの功名

昨日の夜はひとり酒をあおった勢いで本棚を凝視していたら、いくつかの本に対して「もう読まへんやろ」と手放したい願望がみるみる芽生えていって、気が付けば20冊ほど出品していました。

そのまま朝になって通知を見ると、すでに5冊ほどが売れている。酩酊状態でらくらく儲けてしまったわけです。

たいがい、ひとり酒のあるあるといえばAmazonで謎の衝動買いをしてしまうことだったりするものかと思いますが、ガル

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サイエンスZERO イノシシ特集

毎週面白いけど、先週の放送回が個人的にツボだった。

近年、イノシシが急増していて、30年前に比べるとその推定される頭数は3倍以上、もっか100万頭に近づきつつあるそうだ。

警戒心の塊であるその性格から、本来は人里に現れることは滅多になかったはずなのに、なぜこうも農作物を荒らすようになってしまったのか。

というのも、イノシシは元々ミミズやタケノコなどを主食としていて、犬並みの嗅覚とスコップ顔負

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アウトプットすべきであっても、転用すべきでない

そういや最近怠っていたな、ということでここ数日は読んだものや浮かんだ考え、起こった出来事などを取り留めもなく文章に起こすようにしている。

ある一定以上のまとまったボリュームで文章を書くということは日常で強いられることがあまりないため、意識的に行わない限りはどんどん遠ざかっていく。この習慣からずいぶん離れていたため、まざまざと実感した。

誰かの役に立つように、などと大それた気持ちで書くつもりはな

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筋トレ万能説は信奉しないほうがいいが、それでも俺は筋トレする。

猛威を振るうデルタ株に関して、自分も見知らぬ人の投稿ではあるが闘病記をFacebookで目にした。

https://www.facebook.com/100029963894009/posts/563766447965480/?d=n

もちろん、真偽の程を確かめる術はないけれど、文章の端々に見える投稿者のリテラシーと、シェアをしていた方の博識ぶりから判断すれば信頼にあたるとして、僕自身はこの投

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悟り世代のアントレプレナーシップ

悟り世代のアントレプレナーシップ

事業家としての必須栄養素ともいえるアントレプレナーシップは元ミクシイCEOの朝倉祐介氏によれば、「誰から頼まれるでもなく自分がやらなければ、という使命感」と定義づけられるという。
この点、成熟期に自らに降りかかった災難をバックボーンにもつ人はある種盲目的に方向を定めることができたりする。
いじめや虐待を受けていたり、将来を嘱望されていた矢先にケガで選手生命を絶たれ経験を持っていたり。

そうした意

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読書は「面白がる力」をつけてくれる

中学生、高校生と修学旅行は奈良・京都にそれぞれ2泊した記憶があるけれど、歴史的建造物を見てもへぇ~としか思えなかった。

いくら歴史の教科書の中で古くは奈良、のちには京都が日本の政権の中心であったことについて書かれていたとしても、淡々と出来事や年号、人物の名前を覚えるだけの触れられ方に過ぎなかったため、まるで面白くなかった。

ところが大人になり、三島由紀夫の金閣寺を読んだり、半藤一利の幕末史や司

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都会人とキャンプ

都会人とキャンプ

サウナとかキャンプがブームしている。

僕ももれなくサウナが好きで、その点サウナシュランを2連覇したらかんの湯のおひざ元であり、その近辺にも粒ぞろいにいいサウナがある武雄市に住んでいることは非常に恵まれている。

武雄市はキャンプ地にも恵まれており、もう少し経済的・時間的な余裕ができてきたら没頭したいと思っていて、雑誌を立ち読みしたりしながら理想のギアを妄想したりと準備は万端だ。

それでも、田舎

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建築素人の雑記

担当するお客さんの新築工事が着々と進んでいて、前日と比べて一目瞭然に何かしらが付け加えられている毎日だから、今週は逐一現場を見に行くようにしている。

そうすると、構造とか部材について非常に興味がわいてくる。

図面を見たり、倉庫に雑然と置いてある部材を手に取ってもいまいちピンとこなかったけれど、こうして現場をよくよく見てみることはどんな勉強法よりも頭に入ってくる。まさしく、身体知だなぁと思う。

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