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何事もない、って特別

何事もない、って特別

何か問題が起こったとき、ピンチになったとき、
その問題を対処した人はヒーローとなる。

ヒーローは、大小はあれど脚光を浴びる。
そんなヒーローはすごくカッコいい。憧れの的だ。
そんなヒーローになれるに越したことはない。

だけどそんな場面は滅多にこない。
でも正直言えばピンチなんてやってこない方がいい。

世の中にはピンチにならないようにするために、
いろんなものを守っている人がいる。
問題が起こ

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人生の楽しみの1つは、”言葉探し”だと思う

人生の楽しみの1つは、”言葉探し”だと思う

どこかで聞いたフレーズが、今では自分の人生の1つの指針になっている。
それというのが、

「知らない言葉は使わない」ということ。

「知らないものは知らないんだから、そんなの当たり前だろ」と思うかもしれない。だけどこれが、案外当たり前じゃないんだな、と自戒を込めて思うのは私だけだろうか。

私(たち)ってミーハーで流行に乗りやすいし、周りに流されやすい。
巷で流行っている言葉を使えないと時代に乗り

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「しょうがない」で片付かないことが大多数のこの世界で

「しょうがない」で片付かないことが大多数のこの世界で

「しょうがない」って言葉、都合がいいなぁって思います。

わかるんです。
事細かく分析をしだしたらキリがないですし、
1人1人に説明をするには到底時間が及ばないことだってあります。

伝えても難しいだろうなぁと思うこともありますし、
割り切らなきゃいけないことだってあります。

そういう時、
「しょうがない」って言葉を使われがちですし、
「しょうがない」って言葉を使って納得しがちです。

きっとそ

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正義と正義の合流地点

正義と正義の合流地点

今回書く気持ちは、
とりわけポジティブでもなければ、かといってネガティブでもない、
ありのままの思いをつらつらと書ければと。

じゃあ何を書くのかと言うと、
毎日を必死に生きてるなぁ、ってしみじみ思います。
いい意味でもちょっと嫌な意味でも、
これが生きていくということかという感じです。

子どもには子どもの大変さがあるし、
子どもそれぞれによって環境は違うから一概には言えないけど、
どちらかと言

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全部は選べないから

全部は選べないから

ある文章が目に留まった。

なるほどなぁ、そうだよなぁって思った。

大人になればなるほど「決める」ことに対して怖さを感じてしまうんじゃないだろうか。失敗したくない、無駄にしたくない、いろんな「~したくない」が頭をよぎり、決めることが億劫になる。

結果的に慣れ親しんだ安牌な選択をとりがちで、それがゆえに大人になってから時間が過ぎる感覚が早くなっているのかもしれない。

だけど大前提として、全部が

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まず演じるよりはじめよ

まず演じるよりはじめよ

「先ず隗より始めよ」

国語の授業で漢文を習っていたことを久しく感じる。
漢文ってその文章を通じて「1つの教え」があるから、
難しいなりにも面白かったことをよく覚えている。

とは言っても、「じゃあどんな教えがあったのか」と聞かれると覚えていないもので(笑)テストのための勉強をしていたんだなと今になり反省している。

ただそんな記憶力でもハッキリと覚えているのが、冒頭で挙げた
「先ず隗より始めよ」

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一人になりたい時ほど、”ひとり”にならないようにする

一人になりたい時ほど、”ひとり”にならないようにする

皆さんは「一人になりたいな~」って思うことはないだろうか。
1人で気分転換したいとか、1人で考え事したいとか、

日々いろいろな人の中で揉まれているからこそ、
1人の時間も大切だったりする。

だからここから書くことはあくまで【自分の場合】のことなんだけど、
自分の場合、

”1人になりたい時ほど、ひとりになっちゃいけないな”

と最近思う。

前提として私は集団でいることも1人でいることも好きだ

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気配りの総量

気配りの総量

人間好き嫌いがあれば、合う合わないがあるものだ。
だって育ってきた環境、触れてきたものが違うのだから価値観だって変わってくる。

何かと「違う」ということに対しては拒否反応を示しがちなもので。
その中で「同じ」部分を知ることで距離が近づいていくんだけど、それでも合う合わないはあると思っている。

別にそれが悪いことだとは思わないし、そういうものだと思う。
私の好きな言葉の1つに、

「合うものに会

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社会人3年目の終わり

社会人3年目の終わり

正直このテーマで書くつもりはなかったけど、振り返ってみたら毎年3月の終わりに書いてるから、備忘録的に書いていきたいと思う。

今日で社会人3年目の終わりを迎えた。

▼社会人1年目の終わり

▼社会人2年目の終わり

どうやら1年前にはこんなことを書いていたらしい。そっくりそのまま引用したいくらいの気持ちだ。『もう』3年なのか、『まだ』3年なのか。

この1年って自分にとってある種大きな1年だった

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まずは小さくても成功してみよう

まずは小さくても成功してみよう

唐突だが、ふと「自分って学ぶとき、どうやって身につけているかな?」と考えてみた。

言語化の1つ大きな意味は”再現性”だ。
そこになんとなくあったものを言葉に出来るようになることで、イメージが出来る。イメージが出来ればその通りに遂行すればよい。

まずもって学び方というのは人それぞれで、それぞれに「合う/合わない」があるという前提をお伝えの上。

自分の場合のフローとしては、

だ。

これは個人

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ノートに言葉が書き溜まっていくと、自分の心も満たされていく

ノートに言葉が書き溜まっていくと、自分の心も満たされていく

ここでの「ノート」はその名の通り、紙のノートだ。
すっかり私がnoteに取りつかれているのは言うまでもないが、自分自身の原点でもあり今も頂点は、紙のノートだ。

「塩浦良太」と「書く」という行為は切っても切り離せない関係だ。

いつしか書くことが好きになっていた。
その理由は分からない。

「文字綺麗だね」って言われたからだろうか。
書いた文章を褒められたからだろうか。
作文で賞を受賞したからだろ

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「している」のか「させている」のか

「している」のか「させている」のか

最近思うことがある。
毎回同じような記事の入り方をしている気がするけど、
それくらい考えたり思ったりしちゃう。

何を思ったのかというと、
「している」のか「させている」のか問題だ。

「はて?」と思った人も多いだろう。
ちょっと解説をしていく。

皆さんもし目の前に、
自分に対して嘘をついた人がいたとしよう。

その人に対してどんなことを思うだろうか。

と思うかもしれない。そこまではいかなくて

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「頑張り」を自分で拾っていく

「頑張り」を自分で拾っていく

何で人は頑張るんだろう。
何で人は頑張れるんだろう。
何で人は頑張ってと言うんだろう。
何で人は頑張りを求めるんだろう。

そもそも「頑張る」という言葉が抽象的な時点で、
ここらへんの定義って定かじゃなくて。

だからこそ自分次第で決められる部分はあるし、
だからこそ自分なりの定義を相手にも当てはめることは危険だったりする。

じゃあ、お前の定義は何なんだ、っていうと
頑張りは『自分のため』だと思

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差別化と抽象化

差別化と抽象化

差別化。

今の時代の流れの1つのテーマなのかもしれない。
サービスや商品が溢れて、能力の高い人が増えてきた。

一方を見ればそれは、どんなケースでも「いいもの」に触れられる可能性が上がってきたというわけだけど、
もう一方を見れば、「いいもの」が埋もれる可能性も出てきたということでもある。

そういった同じものが増えてきた中で、「〇〇らしさ」を生み出していくことの価値が高まっている。いわばそれが”

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