記事一覧
ドロドロのハーゲンダッツと壊された思い出
私の耳にショッキングな事実が
飛び込んできた。
私の友達と君が私に内緒でコソコソと会っていたみたいだ。
友達が君の住む街、“東京”に行くと言っていた時から本当は少し嫌な予感がしていた。
だから前もって友達にLINEで聞いてみた。
【〇〇くん(私の好きな人)と会うの?】
『え、会わないよ!ってか友達の好きな男に手出さん!』
私は少しだけ疑いを持ちつつもその言葉を信じた。
証拠もなしに疑う
好きの大きさと、ささやかな嫌いと、ほんの少しの幸せ。
私の片想いはうまく行っていない。
本当にビックリするほど彼との関係性は
今、最悪なかたちを迎えている。
身体の関係はあっても彼にとっては
その行為が目的ではない。
友達かと言われたらそれもまた違う気がする。
恋人でもない。
「私達の関係ってなに?…」
「関係性に名前を付けたくないんだ…」
こんな会話を一度だけした。
いつだって君は曖昧だ。
私からのそんな話を聞いた友達に
そんな人やめなよ
君と一緒に観た映画に隠されていた悲しい秘密。
私の誕生日は君の家に久しぶりにお泊り。
これ以上の幸せなんてない。
美容室で髪の毛を切り。
少しだけダイエット。
君に前よりも可愛いと思われたくて。
新しいお洋服も買ったの。
君に会う日の前日はいつもより念入りに
ボディーケアした。
楽しみであまり眠れなかった。
新しいお洋服に身を包み
君に会いに行った。
君はまた更にかっこよくなっていたね。
夏の日差しは暑く
どこかに出かける気力がな