私の誕生日は君の家に久しぶりにお泊り。 これ以上の幸せなんてない。 美容室で髪の毛を切り。 少しだけダイエット。 君に前よりも可愛いと思われたくて。 新しいお洋服も買ったの。 君に会う日の前日はいつもより念入りに ボディーケアした。 楽しみであまり眠れなかった。 新しいお洋服に身を包み 君に会いに行った。 君はまた更にかっこよくなっていたね。 夏の日差しは暑く どこかに出かける気力がない私達は 君の家でゆっくり映画を観ることにした。 途中スーパーでお酒を買った。
君を失ってもうすぐ1ヶ月。 私たちは恋人でも友達でもなかった。 だけれど何か他の人よりは少しだけ 深い関係でいたような気がしてた私は 未だに未練タラタラでいる。 もう全然引きずってないよ! よく考えたら最低な男だった! 今はとってもスッキリしてるんだ! なんて周りには言って回ってみた。 そうしたら、だんだんそうなのかもしれないって思えてる自分がいた。 私は趣味も身の回りの物も君に合わせているフシがあった。 理由は簡単で、君ともっと仲良くなりたかったから。 君の感性に触れ
君が私の前からいなくなっても 私の片思いはなぜか続いていく。 そこで“片思い”は一方通行であり、 そして自己完結型の類なのだと気付く。 君がいなくなるときに 『私は君のなに?』 「なんでもないだろ。」 こんな会話をした。 私の中ではハグもキスも身体の関係も 手を繋いで君とくっついて寝ることも 全てが特別だったけれど 君の中では何も築かれていなかったのだ。 そして以前に私達の関係性を問いたときには 関係性に名前を付けたくない。 と曖昧な応えを出されたが 今回ははっ
私の耳にショッキングな事実が 飛び込んできた。 私の友達と君が私に内緒でコソコソと会っていたみたいだ。 友達が君の住む街、“東京”に行くと言っていた時から本当は少し嫌な予感がしていた。 だから前もって友達にLINEで聞いてみた。 【〇〇くん(私の好きな人)と会うの?】 『え、会わないよ!ってか友達の好きな男に手出さん!』 私は少しだけ疑いを持ちつつもその言葉を信じた。 証拠もなしに疑うのもよくないしね。 けれど後日、友達から 『ごめん、本当は〇〇くんと会ってた』
私はどちらかと言うと泣き虫だ。 小さい頃はよく叱られて泣いていたし 大人になっても泣ける映画やアニメを観て 涙を流すことなんてしょっちゅうだった。 失恋をして泣いたり 人に裏切られたときも涙を流してきた。 基本、人前で泣くのは恥ずかしいという 心持ちでいるが人に涙を見せたことだって 何回かあった。 いつからだろうか。 とても悲しいのに とても苦しいのに 今にも泣きだしてしまいそうなのに 涙が流れなくなったのは。 気持ちでは泣きたいのだ。 涙を流そうとストレスを
私の片想いはうまく行っていない。 本当にビックリするほど彼との関係性は 今、最悪なかたちを迎えている。 身体の関係はあっても彼にとっては その行為が目的ではない。 友達かと言われたらそれもまた違う気がする。 恋人でもない。 「私達の関係ってなに?…」 「関係性に名前を付けたくないんだ…」 こんな会話を一度だけした。 いつだって君は曖昧だ。 私からのそんな話を聞いた友達に そんな人やめなよ!幸せになれないよ! 最低じゃないか!と言われた。 彼のことがどうしても好きな
初めて君に好きを伝えた日は 私が初めて君にフラれた日。 でも私は諦めない。 それなら今よりももっと可愛くなろう。 メイクのお勉強もたくさんしたのよ。 それでもまだ君は私を好きにならない。 それなら次はダイエットだ! ‐10kg痩せたよ。 それでもまだ好きになってもらえない。 じゃあ君のことをもっと知ってみよう。 君の趣味に触れてみたよ。 君はまだ私を好きにならないのね。 私はもっと君のこと好きになっちゃったよ。 なら、次は私の一途さをアピールね。 出来る限りの
僕のことどのくらい好き? そんなの、遠く離れていても 私が空を見上げたら 君も空を見上げて そこに月があれば “綺麗だな” なんて 同じことを思うことができてたらいいなって 思うくらいに好き。 面白い映画や小説を見つけたときには 真っ先に君に教えたいくらいに好き。 くだらない話をついついしてしまうくらいに 君が好き。 好きを沢山伝えたいくらい君が大好き。 君が今日も笑顔で過ごせますようにと 毎日願うくらい好き。 たとえ君の未来に私がいなくても どうか幸せで
悲しいことがあった日は 君の声が聞きたくなる。 嬉しいことがあった日は 君に1番に報告したくなる。 ひとりぼっちの夜は 君のことを考えて上手くいかないこの恋に 涙を流す。 君がすきなメロディ。 君がすきな映画やアニメ。 君がすきな小説。 君から貰った時計。 わたしの周りには君がたくさんいて もしわたしの中に君を住まわせることを 許してくれなくなる日が来たら きっと何も残らなくなる。 こわいけれど、君へのこの気持ちは まだ持っていたい。