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読書メモ

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noteで記事にまとめる前の簡単な読書メモです。A4用紙や付箋紙(75mm×75mm)に描いたマインドマップ付き。
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2020年2月の記事一覧

【読書メモ】

中野崇『プロが教えるマーケティングリサーチとデータ分析の基本』。

マーケティングリサーチの大手マクロミルのマーケティング&プロダクト本部長が書かれた解説書。リサーチの手順と手法が平易な言葉で説明されいて、初心者にもわかりやすい内容です。

【読書メモ】

ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』(第1部第8章・第9章)。

システム1の作用により人間は少ない努力で状況を判断できますが、システム1には「問題の置き換え(単純化)」等の誤った認識をしがちです。特に好き嫌いの感情が絡むとシステム2の制御が弱くなります。

【読書メモ】

ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』(第1部第6章・第7章)。

人間は、勝手に事実を関連付け辻褄の合うストーリーを作ったり、自分の慣れ親しんだものを真実と見做したり、第一印象を過大に重視する「癖」があります。システム2がうまく作動しないとき、判断を誤ります。

【読書メモ】

ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』(第1部第2章~第5章)。

直感的に高速で判断を下す「システム1」と論理思考力を持ちシステム1を制御する「システム2」。「システム2」はエネルギーを消費するため「システム1」を抑える力が弱くなり、認知バイアスが生じます。

【読書メモ】

ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』(第1部第1章)。

人は「(高速的に判断する衝動的・直感的な)システム1」「(論理的を向けるよう意識させる)システム2」の相互作用で物事や状況を判断します。しかし、この相反する2つのシステムは衝突を起こすこともあります。

【読書メモ】

出口治明『呉兢『貞観政要』 2020年1月 (NHK100分de名著)』。

表紙のことばが気になり手に取りました。

「君主こそ寄生階級である」

唐王朝時代にこのような考え方があり、書物に記されて残っていることが驚きです。

【読書メモ】

本居宣長『うひ山ふみ』。

「されば才のともしきや、學ぶことの晩きや、暇のなきやによりて、思ひくづをれて、止むることなかれ」(p.15)

いろいろ言い訳を言って学びをやめてしまうのは、江戸時代の人も現代人も一緒。それだけやり抜く力は貴重なものです。

【読書メモ】

本居宣長『うひ山ふみ』。

「又晩學の人も、つとめはげめば、思ひの外功をなすことあり」(p.15)

晩学で大成した人といえば「伊能忠敬」です。隠居後、19歳年下の高橋至時に師事し天体観測や測量の勉学に努め、自身で日本地図を作成するに至ります。

示唆的です。

【読書メモ】

本居宣長『うひ山ふみ』。

「又人々の才と不才によりて、其功いたく異なれども、才不才は、生まれつきたることなれば、力に及びがたし、されど大抵は、不才なる人といへども、おこたらずつとめだにすれば、それだけの功は有物なり」(p.15)

才能よりも継続が大事。

【読書メモ】

本居宣長『うひ山ふみ』。

「詮ずるところ學問は、たゞ年月長く倦まずおこたらずして、はげみつとむるぞ肝要にて、學びやうは、いかなるやうにてもよかるべく、さのみかゝはるまじきこと也」(p.15)

「学び方」にこだわってばかりだと学問は大成しません。自戒を込めて。

【読書メモ】

尾藤克之『頭がいい人の読書術』。

初心者向けの本。「読書術」とタイトルにありますが、本の内容をアウトプットやアクションにつなげるための「情報処理術」といったほうがふさわしいです。

目次の活用、タイムプレッシャーなど、情報処理の具体的な方法が学べます。

【読書メモ】

木下是雄(原作)、久間月慧太朗(作画)『まんがでわかる 理科系の作文技術』。

人前で話すことが多くなってきたので、「第6章 講演の要領」を読みました。ポイントは以下の通り。

・適度な繰り返しも必要
・自然な言葉で「話す」
・スライドの文字数は少なく

【読書メモ】

セネカ『人生の短さについて 他二編』(茂手木元蔵訳、岩波文庫 青607-1)。

「生きることの最大の障害は期待をもつということであるが、それは明日に依存して今日を失うことである」(p.28)

多忙なのは将来のために今を犠牲にして生きるから。耳が痛いです。