勉強初心者に本居宣長が教えたこと

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勉強初心者に本居宣長が教えたこと9

【読書メモ】 本居宣長『うひ山ふみ』。 「されば才のともしきや、學ぶことの晩きや、暇のなきやによりて、思ひくづをれて、止むることなかれ」(p.15) いろいろ言い訳を言って学びをやめてしまうのは、江戸時代の人も現代人も一緒。それだけやり抜く力は貴重なものです。

【読書メモ】 本居宣長『うひ山ふみ』。 「又暇なき人も、思ひの外、いとま多き人よりも、功をなすものなり」(p.15) 時間をかけて一気にやるよりも、継続することで学びが成功するとのこと。時間がないと言い訳してしまう自分への戒めとして、心に留めておきたいことばです。

【読書メモ】 本居宣長『うひ山ふみ』。 「又晩學の人も、つとめはげめば、思ひの外功をなすことあり」(p.15) 晩学で大成した人といえば「伊能忠敬」です。隠居後、19歳年下の高橋至時に師事し天体観測や測量の勉学に努め、自身で日本地図を作成するに至ります。 示唆的です。

【読書メモ】 本居宣長『うひ山ふみ』。 「又人々の才と不才によりて、其功いたく異なれども、才不才は、生まれつきたることなれば、力に及びがたし、されど大抵は、不才なる人といへども、おこたらずつとめだにすれば、それだけの功は有物なり」(p.15) 才能よりも継続が大事。

【読書メモ】 本居宣長『うひ山ふみ』。 「とてもかくても、つとめだにすれば、出來るものと心得べし。すべて思ひくづをるゝは、學問に大に嫌ふ事ぞかし」(p.16) すぐに結果がでないからこそ何かと理由をつけて止めてしまうのかもしれません。諦めて止めないことがとにかく大事。

【読書メモ】 本居宣長『うひ山ふみ』。 「詮ずるところ學問は、たゞ年月長く倦まずおこたらずして、はげみつとむるぞ肝要にて、學びやうは、いかなるやうにてもよかるべく、さのみかゝはるまじきこと也」(p.15) 「学び方」にこだわってばかりだと学問は大成しません。自戒を込めて。

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