レジー
記事一覧
2023→2024に関する雑文(年間ベストとか、『ファスト教養』周りの話とか)
ここ数年noteにまとめていた個人年間ベストですが、2023年はツイッターの長文ツイートにて書きました。最近リンクを貼ったツイートがフォローしていただいている方のタイムラインにどう表示されるのか全然読めず…
詳細は上記ツイートを辿っていただければと思います。2023年は本当に忙しくて音楽を聴く・新しいものを自主的に掘る絶対量が減っていた気がしますが、それでもなんだかんだでいろいろな音楽を聴けまし
インターネットからの情報収集、どう上手くやる?そのカギはPDFファイルの取り扱いにあった(PR)
■『ファスト教養』と情報管理、そしてPDF『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』の刊行からまもなく1年が経ちます。移り変わりの速い新書の棚(自分が新書を出すまでそこまで意識してませんでしたが、毎月複数の出版社がそれぞれ何冊も出しているわけです)において、おかげさまでいまだに書店で見かけるような本になりました。
2022年9月に新書として世に出た『ファスト教養』ですが、この本は2021年8月
UNISON SQUARE GARDEN 田淵智也インタビュー 『Ninth Peel』と20周年を前にしたバンドとの向き合い方を語る
2023年4月12日、UNISON SQUARE GARDENの9枚目のアルバム『Ninth Peel』がリリースされました。
今回は『MODE MOOD MODE』『Patrick Vegee』のリリース時に引き続き、バンドのメインコンポーザーである田淵智也さんへのインタビューをお届けします。
※過去のインタビューはこちら
アルバムの美学を突き詰めた2枚を経て、バンドとして自然体で作られた
2022年マイ年間ベスト10曲
楽曲のマイ年間ベスト10です。ほんとはMUSIC+TALKで録りたかったのですが時間がなかった…
2022年はLINE MUSICの10代トレンドランキングについて毎月解説記事を書いていたのですが、そこには安直なラブソングと安直な応援歌みたいなものも大量に入ってきておりまして、「Jポップの未来は明るい!」とか言うには結構厳しい状況だったりもするのですが、そういう中でもクオリティの高いものはとこと
2022年のマイ年間ベスト40です!
というわけで恒例の年間ベストです!アルバム中心に、一部EPも含みつつ40枚選んでいます。
ここ数年いつも「今年全然聴けてないな…」と思いつつ、いざ選んでみると「いい作品が多かったな…」という気持ちになりますね。まあ言ってもTL上にいらっしゃる皆々様から比べると聴いている量はだいぶ少ない気もしますが、2022年はわりと「はまった」作品が結構あったようにも感じます。
とりあえず40枚ばーっと並べて
なんか俺何年も前からファスト教養の話やってたな
今度出る本
『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』(集英社新書)
9/16発売
執筆記録
このツイートにぶら下がっているツイート
執筆以前の思考の断片
少なく見積もっても4年くらい前からやってた
あらためて、今度出る本
これまでの思考がぎゅっとまとまってます
2021年は「シン・懐メロ」が誕生した年になりました
結論・2021年は「シン・懐メロ」が誕生した年
・ここから先、ストリーミング時代以前の楽曲は一緒くたに「昭和・平成の名曲」として扱われるようになる
・懐メロのラインが引き上がったことで、これまで一線にいたはずの人たちの懐メロアーティスト化が進む
昭和と平成がぐちゃぐちゃになる日テレでやっている「乃木坂スター誕生!」。この番組の「昭和&平成のヒットソングに挑戦!」というコンセプトを見た時に雑すぎる
2021年マイ年間ベストアルバム40です
というわけでタイトル通りですが、2021年に好きだったアルバムを並べました。40枚とSpotifyのリンク、その後ろにこれを選ぶにあたっての自分の総括をまとめています。
年末年始のBGM選びの一助になれば幸いです!それではよいお年を!
40枚のチョイス
40 イ・ラン 『オオカミが現れた』
39 SHISHAMO 『SHISHAMO 7』
38 Shekhinah 『Trouble In
ヒゲダンのライブは○○がすごいという話
8月18日にメジャー2枚目のフルアルバム『Editorial』をリリースしたばかりのOfficial髭男dism(以下ヒゲダン)。2019年10月にリリースされたファースト『Traveler』からさらに音楽的な自由度を増した今作は、今年のJポップシーンの代表作となるであろう1枚です。
28日にはそのリリースに合わせてオンラインフリーライブを行うヒゲダン。楽曲の力もさることながら、このバンドはライ
【告知:初回7/24(土)23:00~】五百蔵容さんとのPerfume振り返り企画が始まります!
司会者「今日は告知ということで」
レジー「はい。タイトルの通りなんですが、7/24(土)の夜から五百蔵容さんのYouTubeチャンネルにて、五百蔵さんと僕の対談形式でPerfumeの歴史とこれからについて語り合う企画が始まります。YouTubeチャンネルのリンクは下記の通りですので、土曜の夜ご都合つきましたらよろしくお願いします」
司会者「ここで生配信されるんですね」
レジー「ライブ配信をや
いきものがかりと「この人たちがいなければ音楽やってなかった」の距離感について--水野良樹さんとの対話(令和3年春版)
いきものがかりのリーダーであるとともに、最近では楽曲提供や『関ジャム 完全燃SHOW』への出演など個人でも活動の幅を広げる水野良樹さんにインタビューしました。
僕自身にとっては2016年、2019年に続いて3度目のインタビューとなるのですが、今回の記事の内容についてより見通しを良くするために3つほど前置きをさせてください。
【前置き その1】
いきものがかりは2021年3月31日ニューアルバ
「月刊レジーのMステ定点観測」3月で終了することとなりました
タイトルの通りなのですが。
2014年6月に1回目がDAILY MUSIC(今は亡き)にアップされ、その後M-ON! MUSICに場所を移し、7年弱続いてきたこの連載ですが、サイトそのものの運営方針変更に伴いこの3月をもって終了することとなりました。
この連載は自分にとって不思議な立ち位置で、ソーシャル上ではそこまで反響がこちらに入ってこないもののヤフーニュースではびっくりするくらいのPVを継
書評『音楽メディア・アップデート考』 本当にアップデートしないといけないのは何なのか?
うーん。
インタビュイーの豪華さに惹かれて、あとこの手の本は一応大体目を通していることもあって発売日に買いましたが、勇壮なタイトルのわりにはなんかぼやーっとした印象でした。
個々のインタビューはそれぞれに面白かったのですが(特に若林さんと柳樂さんのがよかった)、にもかかわらず通して読んだ時のこの消化不良は何なんだろう。
思い当たるのは、そもそもこの本を貫く「問い」自体がぼやーっとしてるん
花束と勿忘とオーサムと2015年とライター活動と
最近『花束みたいな恋をした』の話ばっかりしているのはもちろんその内容にいろいろ食らったからなのですが(あと調布が舞台だから…ヘッダーの写真は映画を観た直後の調布駅前)、やっぱりこの話にAwesome City Clubがフィーチャーされているのがでかいわけで。
予告編の時から「名曲が来たかもしれない…ここでオーサム一発来るか…?」と思ってたら想像以上にでかい一発が来てびっくりしている。
「勿忘
2020年マイ年間ベストアルバム40!
というわけで、2020年のマイ年間ベストアルバムです!
ライブもフェスも軒並み中止となりなかなかしんどい1年ではありましたが、作品という観点で言えば普段の年と同じくたくさんの傑作が生まれたのではないかと思います。
個人的にはメンタルの浮き沈みもあり新譜をあんま聴けていない時期とかもあるのですが、いざ選ぼうとするとこれも入れたいあれも入れたいなってしまって、なんだかんだでいろいろ聴いたなあと。