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記事一覧

いきものがかりと「この人たちがいなければ音楽やってなかった」の距離感について--水野良樹さんとの対話(令和3年春版)

いきものがかりと「この人たちがいなければ音楽やってなかった」の距離感について--水野良樹さんとの対話(令和3年春版)

いきものがかりのリーダーであるとともに、最近では楽曲提供や『関ジャム 完全燃SHOW』への出演など個人でも活動の幅を広げる水野良樹さんにインタビューしました。

僕自身にとっては2016年、2019年に続いて3度目のインタビューとなるのですが、今回の記事の内容についてより見通しを良くするために3つほど前置きをさせてください。

【前置き その1】

いきものがかりは2021年3月31日ニューアルバ

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田淵智也は何を企んでいるのか?「CAP A ROCK」から考えるロックとライブハウスの未来

田淵智也は何を企んでいるのか?「CAP A ROCK」から考えるロックとライブハウスの未来

田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN/THE KEBABS/Q-MHz)の立ち上げたライブイベント「CAP A ROCK」の初回公演が、昨今の諸々を踏まえて中止となることが先日発表されました。

このイベントは、「ロックバンドはライブハウスで観るべきだ」というスタンスをベースに、
・チケットは会場キャパの6割で打ち止め
・「3バンド対バンで90分公演」を2回実施、2回目は20時半スタ

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「大型新人バンド」Weekend Brothers 始動インタビュー

「大型新人バンド」Weekend Brothers 始動インタビュー

こちらのニュースから半年ちょっと経ちまして、Shiggy Jr.の男性メンバー3人が新バンド「Weekend Brothers」として動き出しました。

Shiggy Jr.の皆さんとはインディーでの活動時代から度々インタビューさせていただいてました。

解散時の4人の編成になって最初のインタビューも僕のブログでした。

そんな縁もあって、ある意味で「再始動」という形になる3人のお話をお聞きするこ

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いきものがかり水野良樹さんに聞いてみた 「音楽にとって新作っていります?」

いきものがかり水野良樹さんに聞いてみた 「音楽にとって新作っていります?」

先日「税込1円」で発売された『広告』のリニューアル創刊号に、『「新作」はもういらない? 音楽の場合』という文章を寄稿しています。

こちらで読めます

「人は30歳から新しい音楽を探さなくなる」という調査結果と人口動態の変化を絡めて「もはや音楽の新作が求められない世の中になりつつある?」という仮説を提示し、それについていきものがかりの水野さんに話を聞くという内容です。

原稿内では水野さんの話を抜

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いきものがかり水野良樹さんとの「Jポップ」「自己表現」を巡る対話

いきものがかり水野良樹さんとの「Jポップ」「自己表現」を巡る対話

言わずと知れたいきものがかりのリーダーにして、現在は個人でも作家として多数の楽曲提供を展開、また最近では新たなプロジェクト「HIROBA」を立ち上げるなど精力的に活動を続ける水野良樹さんにインタビューしました。

このインタビュー、実はとある雑誌(※)の企画で行ったものでして、その雑誌自体は都合により発売が遅れているのですが、その際に雑誌の企画からは外れるものの面白い話をたくさんしていただいたので

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SKY-HI インタビュー『JAPRISON』で描き切った閉塞感と未来への希望、そして新たな夢を語る

SKY-HI インタビュー『JAPRISON』で描き切った閉塞感と未来への希望、そして新たな夢を語る

SKY-HIのニューアルバム『JAPRISON』がリリースされました。皆さん聴きましたか?

海外の現行ヒップホップとも同じ目線を保ちつつ、日本で暮らす中で感じずにはいられない閉塞感、そしてそれでも前に進んでいこうというポジティブな気持ちを描き切った非常に素晴らしいアルバムです。

今年春先に一度インタビューさせていただいているのですが、その際に日本の芸能界に感じる何とも言えない嫌な空気のようなも

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秦 基博オフィシャルインタビュー 「一区切り」後の現在地と新曲「花」を語る

秦 基博オフィシャルインタビュー 「一区切り」後の現在地と新曲「花」を語る

秦 基博の新曲『花』がリリースされました。

アコースティックな雰囲気が美しくも力強い楽曲です。アナログレコードと配信のみでのリリースとなります。

この曲に関連して行ったオフィシャルインタビューの模様をこちらでお届けしたいと思います。

新曲「花」の話に加えて、このレコードの発売元でもある「HOBBYLESS RECORDS」を立ち上げたきっかけ、ベスト盤&横浜スタジアムライブを経ての現状、「ひ

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※10/18MV追加【インタビュー】odol 多様な楽曲の裏側にある「odol」らしさとは?

※10/18MV追加【インタビュー】odol 多様な楽曲の裏側にある「odol」らしさとは?

※これまでこちらでやってきた音楽ブログをnoteに移そうかと考えています。

7月にイントロのみ公開した6人組ロックバンドodolのメンバー、作詞を手掛けるボーカルのミゾベリョウさんと作曲を手掛ける鍵盤の森山公稀さんのインタビュー本編です(イントロはこちら。過去のインタビュー記事のリンクもまとめてあります)。

先日のフジロックでのステージも中継で見ていましたが、エモーションが伝わってくる素晴らし

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【インタビュー】odol 新曲「four eyes」とフジロックへの意気込みを語る

【インタビュー】odol 新曲「four eyes」とフジロックへの意気込みを語る

※これまでこちらでやってきた音楽ブログをnoteに移そうかと考えています。

6人組のロックバンド、odolが7/25に新曲「four eyes」をリリースします。

フィジカルはタワレコのみで枚数限定販売、表題曲のみ配信でも聴けます。

各種サブスクサイトへのリンクはこちらから。

odolの楽曲の作詞を手掛けるボーカルのミゾベリョウさんと作曲を手掛ける鍵盤の森山公稀さんとは、2015年のアルバ

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