記事一覧
【3D実写動画】ボリュメトリックビデオのファイル形式 ~スタートアップもピックアップ~
ザックリ言うと、CGアニメとかではなく"普通の動画"のように被写体を撮影し、それを360度から見ることが出来るような動画のことです。
誤解がないように明確に記載しておきたいのですが、
「定点から周囲360度を見渡せる動画」ではありません。
下の写真のように深度スキャナーで被写体を撮影すると、3次元データをパソコンやスマホに保存することが出来ます。画像として撮影すると動かない3Dデータとして保存
画像認識AI YOLOの歴史
YOLOとはAIの力で画像内の映っているものを分類し、それが何かを類推することが出来る技術です。YOLOは"You Only Look Once"を意味し、「一度見れば何が映っているか分かるよ」というメッセージの略となっています。
元々、YOLOは "You only live once"「人生は一度きり」という意味のワードでもあります。下画像は米ドラマ The Office のワンシーンより。
Blender Extensions
Blender ExtensionsとはBlender 4.2 から刷新されるオンラインアドオン管理機能で、他のユーザーが作ったアドオンやテーマを簡単に利用できる仕組みです。手動でzipファイルをダウンロードしたりすることなく、Blender画面でアドオンを最新版にアップデートすることが可能になります。アドオン開発者は各Blenderに合わせたバージョンを提供したり、独自のリポジトリを立てることが
もっとみる[雑記]2023年ノーベル経済学賞はハーバード大学のクローディア・ゴールディン教授に。
公式イラストに描かれている犬については後述・・・
<本記事はジェンダー論、ジェンダーイシューについて問うものではありません>
2023年のノーベル経済学賞として、女性の労働環境や男女の賃金格差などについて研究をされていたクローディア・ゴールディン教授が選ばれました。専門は「経済史」のようで、歴史的な背景を重視した研究アプローチに特徴があります。
良いですね。弊方もIT史みたいなことをやってみたい
VRゴーグル向けビデオコンテンツとApple Pro Vision 2023/09
iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Pro Maxが発表され、VRゴーグル Apple Pro Vision利用を前提とした「空間ビデオ (Spatial video)」撮影機能が搭載されるとのこと。
空間ビデオ (Spatial video)って何ですか"Spacial"ですが、すでにMicrosoftのメタバース技術である「Azure Spatial Anchors」や So
アルコール依存症の方向けのサービス・アプリ
海外におけるアルコール依存症の治療に関するサービスやアプリを調べてみました。
【注意】あくまでアプリの紹介であり医学的な内容は医師等にご確認下さい
前提:アルコール依存症とは長期にわたり多量飲酒を続けるなど、お酒の飲み方を誤ると誰にでも起こりうる「病気」です。
前提:アルコール依存症の治療とは極端な話、治ることは無く「断酒による克服」のみが対応策となるようです。ただし、そこに至るまでいくつかの
【フォトグラメトリ】3Dデータ作成アプリ、技術
被写体をカメラで撮影することで3Dデータを取得できる技術やアプリを調べてみました。
※業務用のスキャナではなく、スマホやPCで完結するもの
~ OSS(技術) ~AliceVisionフランス国立土木学校や研究機関、映像制作会社などによってスタートしたプロジェクトで、現在は広くヨーロッパの大学関係者が参加し運営しています。
そのためか建築物などの人工物、木材などの物質の3Dデータ化などに強く、全
メンタルヘルス系VRアプリ
メタバースというとARなど範囲が広くなってしまうので、Meta QuestなどのVRアプリという前提でどのようなアプリがあるか調べてみました。
いわゆるリラクゼーション的なアプリですが、メンタルヘルスというのも一般的になりつつあるかなと思います。
HEALIUM自分の心拍数や脳波を測定し、自分の感情やストレスレベルに応じてVR空間の風景が変化します。花を咲かせたり、雲を動かしたり、虹を出したりで
WebXRでオススメのKTX2とは
旧Facebook(現Meta)社が WebXRにおいてKTX2 textureをオススメしている件についてはコチラ↓で触れました。
改めてKTX2について調べてみたいと思います。
Khronos TeXture、略してKTXです。
ハッシュタグに KTXがあったので設定したら韓国の電車?が出てきました…
gltfで利用できる軽量で高品質なテクスチャ2021年から使えるようになったらしいです。
META CONNECT WebXR
メタ社のイベントMETA CONNECTにおけるWebXRに関するトピックをまとめてみたいと思います。
個人的にですが、メタ社がWebXRに期待しているのは間違いないですが、日本のベンチャーやスタートアップのために何かするということは期待できない気はしています。
OSSを利用してWebアプリを作ろうプレゼンの中では Three.jsと Babylon.js、またUnityに関しても言及がありま
META CONNECT 2022
筆者の前提:Meta社は「Facebook」というプロダクトからメタバース系のサービス・プロダクトに片足を置き換えているだけで、コミュニケーションツールを提供する会社であるという軸足は変わっていないと考えています。
META CONNECT開発者向けのイベントとされています。今月はIT各社から色んなニュースリリースが出ていますが、Meta社の技術を利用する方々はこちらのイベントは要チェックですね
WebGPU備忘録 2022年10月記
グラフィック描写に関して、「もっとGPUを効率よく使おう!」というのがWebGPU技術です。
これまでのWeb技術がGPUを使っていなかったわけではありません。ただ、グラフィック描画の際にパフォーマンスを最大限に引き出すことを意識したカタチにはなっていませんでした。
改めて現在地を備忘録として残しておこうと思います。
WebGPUへ繋がる歴史まず、OpenGL(Open Graphics Lib