幸せの閾値を下げる生き方。他人と比較しないで生きて行く。
閾値とはある反応を起こさせる、最低の刺激量の事です。
誰もが幸せに生きていきたいと考えていると思います。幸せに生きて行く事は人類全員の課題でしょう。
幸せに生きる事は物凄く難しい問題に思えますが
幸せに生きて行く方法は幸せの閾値を下げる。
これだけです。
上記のチェンソーマンの漫画考察の記事では奴隷扱いの主人公デンジが毎日ジャムと食パンが食べれるだけで最高の人生だと思っていた事が美味しい食べ物を知り、女性の魅力を知り、どんどん幸せの欲求が増えていく様が面白く魅力的だと考察しています。
人は長く生きれば生きるほど幸せの閾値は上がっしまいがちなのです。
それは他者との比較で生まれる幸せのハードルがどんどん上がるからです。
他人と比較しない生き方を選べば幸せの閾値が上がっていく事はありません。
目次
①九九を覚えて褒められる歳、褒められない歳
②他人との比較で幸せを決めようとする人は死ぬまでその呪縛から逃れる事は出来ない
③他人に惑わされずに幸せを感じる生き方
④幸せを感じる方法
⑤超簡単なハードルは誰でも簡単に設定できる
⑥まとめ
①九九を覚えて褒められる歳、褒められない歳
小学1年生が九九をスラスラ言えたら周りから褒められて嬉しい気持ちになるでしょう。
しかし、小学6年生が九九をスラスラ言えても当たり前だと思われて褒められません。
不思議ですね?
九九を言えるという事実は変わらないのに年齢で周りの評価が変わるのです。
この年齢による周りからの評価というものが私達から幸せを奪っていると私は考えています。
○歳なんだから○○出来て当然だ。
社会人○年目なのだから○○が出来て当然だ。
世の中に出来て当然な事なんて1つもありません。
出来ない事が出来るようになった結果には本人の行動と努力が必ず伴っています。
年を取ったから出来ない事が急に出来るようになったわけではありません。
○歳だから出来て当然ではなく、出来るようになって凄いねと考えた方がみんな幸せだと思うのです。
本来なら今まで出来なかった事が出来るようになった事実は嬉しい出来事のはずなのです。
しかし、小学6年生でようやく九九をマスターした子を見る周りの目は
学習能力が低いのではないか?、他の子は分数をマスターしているのに今更九九?と言ったネガティブな目線ばかりです。
世の中の普通の人は○歳の時期にこれくらいの事が出来るようになっているから
それよりも早いペースで伸びる子は褒めるようにしようというのが日本の大多数の考え方と感じる事が多いです。
②他人との比較で幸せを決めようとする人は死ぬまでその呪縛から逃れる事は出来ない
九九の話だけではありません。
テストで良い点数を取れた時だけ褒める(毎回テスト範囲は変わっているから子供は確実に新しい知識を蓄えて成長しているのに)
中学受験で有名学校に合格したら褒める
部活で活躍した人だけ褒める(補欠でも新入部員の時よりは上手くなっているはずなのに)
高校受験も有名学校に合格したら褒める
大学受験も有名大学に合格したら褒める
就活も有名企業に就職したら褒める
就職してからも新卒の中で数字の結果が良い上位何割かを褒める
働く上でも常に結果で褒められるか否かを決められ続けて給料にあからさまに差が出る。
もしサラリーマンから役員や社長になってからも株主からの厳しい目線に晒されて業績を求められる。
実家暮らしか一人暮らしか
パートナーがいるかいないか
子供がいるかいないか
マンション暮らしか一軒家か
年収が○歳で○○○○万円だとか
顔がカッコいいとか悪いとか
ハゲだとかデブだとか
背が高いとか低いとか
美女だとかブスだとか
世の中比較だらけです。
我々の幸せは誰かとの比較
何かとの比較で決まるものなのでしょうか?
平均よりも優れているから幸せで
平均以下だから不幸なのでしょうか?
他人との比較で幸せを決めようとする人は死ぬまでその呪縛から逃れる事は出来ないと思います。
③他人に惑わされずに幸せを感じる生き方
私が提案したいのは昨日の自分よりも成長した自分を褒めて毎日、少しずつ成長していく自分自身に幸せを感じていく生き方です。
周りと比べるから本当は簡単に感じられるはずの幸せが乱されるのです。
誰もが毎日少しずつ成長しています。だから九九もいつのまにか出来るようになりますし、社会人も仕事を覚えて、先輩がいなくても独り立ち出来るようになっていくのです。
その成長の方向を自分の本当にやりたい事にコントロールする意識を持ちましょう。
毎日の仕事が自分の本当にやりたい仕事につながっていないと感じるならば、転職は検討すべきでしょう。
趣味に生きる事が幸せならば最低限の収入ながらも時間と休みに融通がきく仕事を選ぶべきであり、最終的には趣味をお金に変える事が出来たならばさらに趣味に没頭できるでしょう。
家族に何不自由なく欲しいものを買い与える事が幸せならば、バリバリお金を稼ぐ仕事やお金を稼げる仕組みを作る事に自分の成長を集中させるべきでしょう。
家族と一緒に過ごす時間が幸せならば、家族と出来るだけ長く一緒に過ごせる方法を模索していく事が幸せでしょう。
人の幸せは100人いれば100通りです。
本当の幸せは自分自身にしかわかりません。
他人からの幸せはこうあるべき論に騙されてはいけません。
自分のやりたい事、なってみたい姿に我慢をしないで挑戦してみましょう。
今の仕事をすぐに辞めて劇的に環境を変えてみようと言いたいわけではありません。
まずは自分のなりたい姿を真剣にイメージする事からです。
もし、とてつもなく大きな事を成し遂げた姿になりたいならば自分一人の力だけでは成し遂げられません。
やりたい事が出来る会社での地位を高めていく方法か、やりたい事に協力してくれる仲間を集める方法を選ぶ必要があるでしょう。
逆に一人でも追い求められる幸せならば組織に所属する必要はないでしょう。
自分のなりたい姿に対する今の自分のポジションが適切なのかを考えてみる事が重要です。
自分のなりたい姿が決まれば幸せになったも同然です。
自分の幸せを意識し、自分の今出来る範囲での超簡単な目標に取り組んでいき、
僅かながらでも成長している自分に幸せを感じて生きて行く事で確実に夢は近づいていきます。
一週間前、1ヶ月前、1年前、5年前の自分よりも夢に近づいた自分を誇らしく感じるでしょうし、その夢に向かって成長していく過程が幸せそのものでしょう。
④幸せを感じる方法
自分のやりたい事、なりたい姿、なりたい状況をイメージし、毎日それに向かって今出来る超簡単なことを積み重ねていくだけです。
腹筋をバキバキに割りたいならば
最初の方は腹筋する姿勢になればオーケーです。
そのあとに腹筋一回でオーケー、腹筋二回でオーケーとハードルを少しずつ上げていくのです。
大抵の人は無理をすれば最低でも腹筋5回は出来ると思います。
しかし、最初から無理を伴う行動は継続しません。
腹筋100回出来る人が無理をして105回やる事と
普段腹筋をしない人が無理をして5回腹筋するのでは全然意味合いが違ってきます。
最初こそとにかく超簡単にハードルを設定する事が大切です。
腹筋を毎日続ける事が出来たという成功体験があなたの脳みそに幸せ物質を発生させて継続力を生み出すのです。
今まで毎日腹筋をしていなかったあなたは腹筋一回をしただけでもしていなかったあなた自身よりも確実に成長しているのです。
超簡単なハードルを超えた自分の成長を褒める事こそが継続の秘密です。
⑤超簡単なハードルは誰でも簡単に設定できる
超簡単なハードルはなりたい自分の姿に必要な条件を可能な限り極小に分解していく事で誰でも簡単に設定できます。
例えとして、仕事で周りからの信頼を得たいならば、
とりあえず一週間、出勤時にいつもの自分よりも元気よく挨拶するこれだけで十分です。
朝の挨拶になれたら帰りも元気よく挨拶するようにしましょう。
こんな事を1ヶ月も繰り返していれば以前よりも挨拶が元気な自分に成長しているはずです。
成長を実感出来たら次の段階に進んで相手に挨拶される前にこちらから挨拶するというハードルを課していけばいいのです。
最初から相手よりも先に元気よく挨拶するという行動は元気よく挨拶する事よりもハードルが高くて難しい事なのです。
挨拶がクリア出来たならば次は相手が喜ぶ事を1つする等の新しいハードルを少しずつ課していけばいいのです。
ここで気をつけて頂きたい事が何においてもすぐに自分の急成長を求めてしまう人がいるという事。
挨拶は元気に誰よりも早く、人の嫌がる発言はしないで、困っている人に率先してサポートをして、一緒にご飯食べる機会を増やして、プライベートでも仲良くなる
こんな高すぎるハードルをいきなり設定してしまと危ないです。
高すぎるハードルは超えられなかった場合に自分に落胆し、不幸を感じるようになるだけでなく、何が成長していて何が成長出来ていないのか自覚を持てない為、
結局、超簡単ハードルを設定した元気に挨拶するだけの人よりも成長力で追い抜かれてしまうのです。
急成長による結果ばかりを追い求めるのは無能上司と同じ思考回路なので、出来ない自分を受け入れて、出来そうな所から取り組んでなりたい姿に近づいて行けばいいのです。
無能上司の思考回路の記事はこちらをご覧ください。
⑥まとめ
何が幸せに感じるのかは自分自身にしかわからない
他人より優れている劣っている部分で幸不幸を感じるのではなく、昨日の自分、昨年の自分よりも成長した自分自身を誇りに思う生き方が大切。
幸せは自分自身のなりたい姿に近づいている実感で感じる事が出来る。
自分のなりたい姿に近づくには超簡単ハードル設定の方法が有効である。
皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。