いろいろなHSP本から感じる、いろいろなHSP ③ part.12
みなさん、こんばんは。禧螺です。
今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
自分がどう生きたいのか、より鮮明にイメージが固まっていくにつれて、発信する内容や雰囲気も、以前よりは鋭くなっただろうかと感じています。
私自身は楽になるのに、人がいなくなりそうだとそわそわしてくることに、自分自身が非常に面倒だなぁと思います。
ただ、これが私なので、受け止めていきたいです。
こんな私ですが、引き続き関わってくださる方々には、改めまして深く感謝申し上げます。
名目は「HSP」ですが「私も受け取りたい」と思われる方にも、どうぞ飛んで行けと思う
「いろいろなHSP本から感じる、いろいろなHSP」
の日です。
本日でまた1章が終わり、あと3~4回ほどで、この本も読み終えてしまいます。
今回は一緒に読んでくださっているみなさんも、ふとした時にご自身で読み返してみると、不思議な発見があるかもしれないですよ。
それでは、参ります。
読み進めていく書籍は、
です。
「前回って、どんな話題だったっけ?」な方に向けて、前の記事を貼っておきます。
また「バックナンバーが見たいです!」な方に向けても、マガジンを貼り付けますので、好きな記事をご覧ください。
ナンバリングが続いていますが、原則1記事完結で読めるように書いていますので、よろしければご覧ください。
「HSP関連」の記事を収納しているマガジン↓
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はじめに
最初にお断りしておきます。
この記事は、「HSP」や「生きづらさ」に関連した本の、
レビューではありません。
この連載の構成は、
という
個人の主観、思考や感性に基づいて、紹介する本を、みなさんに
「感じたよ」「学んだよ」「ここの部分をいかしたいと思うよ」
という「表現」を、共有させていただく記事です。
ここで書かれたことだけを鵜呑みにせず、少しでも、自分の中で、
何か「ひっかかった」・「気になって仕方ない」
と感じられた時は、
ご自身で、その書籍をご覧いただくことを、強くおすすめします。
ですので、
という方は、申し訳ないですが、
・他のクリエイター様によるレビュー記事や、レビューサイト
・出版社のホームページ
で、お探しください。
以上の点をご検討いただいた上で、ご覧くださいますよう、
よろしくお願いいたします。
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【感想:第3章 「鈍感な人たち」とうまく付き合うには (4) 鈍感な世界に生きる敏感な人たち】
自分の「敏感さ」を理解してくれる人を探すなんて、思ってもみなかった。
そしてこの気質は、私にとって、後の人間関係に大きく影響するものになるなんて、最初この本を読んだ時、想像もできなかった。
「影響」という程度では言い表せなかった。
むしろ、一度「世界の崩壊を見る」という方が、感覚には合っているかもしれない。
誰かと一緒に成長していくこと、または一人の人間を育てることに関して、自分の中で高い基準を設ける人がいる。
相手と歩んで行くために、自分はこうあらねばならない、こうしなくてはいけないと思って、どんどん自分に制限をかけてしまう。
それがしまいには、自分自身を疲れ果ててしまわせたり、何も出来ない人間なのだと思わせてしまうという。
もちろん、私も例外ではない。
相手に合わせすぎて、自分自身を壊してしまって、その時に持っていた人も環境も、強制的に手放すことになってしまった。
それが吉とでるか凶はわからない。
しばらく生きていないとその結果が分からないのが、難儀だと思う。
誰かと一緒にいることも、一人でいることも、一長一短であって、正解はない。
正解を求めてしまうと「正しい人生」「間違った人生」といった二極の話になってしまって、今を懸命に生きている、すべての人たちを評価するといったことになる。
その評価で、どれだけ多くの人が傷付いてきただろうと思うと、察するに余りある。
これだけたくさんの人生があって、それぞれに考え方も感情も違う。
「どんなことがあっても大丈夫だ」と、たった一言が欲しいのに、その一言が遠い。
近くなれば遠くなって、遠くなのに近くに感じる、それが私にとっての「相手」なのかもしれない。
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【学んだこと】
私自身、友人関係で非常に悩みましたが、全て手放した結果として、今があります。
正直、とても複雑な気持ちになることもあります。
あの時にあった縁を手放さなければ、今ここでみなさんとお知り合いになることはなかっただろうと思います。
今は、顔が見えない人がほとんどで、以前は顔が見えていただけではなく、その相手といろいろなふれあいがありました。
ただ、そのふれあいも、不平・不満・愚痴の言い合い、惰性でなんとなく会っているとなると、自分とって毒でしかなくなる可能性もあります。
その見極めが、HSPであってもなくても、難しいのだろうと思います。
ご自身のライフステージの中に、結婚または出産や育児を経験しようとしている方、もしくは既に経験された、あるいは経験最中だ、という方がおられると思います。
今回、サン博士が言及されていることは、
でした。
どちらも、正解もなければ模範もない、仮に誰かの記録を読んだとしても、それはあくまで参考であったり、自分にもありえるかもしれないシミュレーションの一つを知るに過ぎません。
救いのない言い方で申し訳ないのですが、サン博士であっても
と、仰っています。
この言葉を抜き出したのには、一緒に読んでいただく箇所の話題について、何度か自分で読み返してみて、話全体の結論はここに行き着くしか、今のところ、確かなことは言えないだろうなと思ったからです。
いわゆる、誰にとっても「正解」とされている対処法が出ていたら、親しい間柄によるDVや虐待が、ここまで深刻になって社会問題になることもなかったかもしれません。
でも、今はそうした出来事が連日ニュースに流れる日々です。
これを考えると、誰かは人に寄り添うことはできても、これからどう生きていくのかといった行動や思考それ自体は、本人で変える以外では、心地よさは追求しにくいのかもと、考えてしまいます。
ですが、サン博士は一方で、(子育てのセクションに書いてあったことなのですが)
とも書かれています。
なにも、子どもに対してだけではなく、パートナー相手でも言えますし、もっと言うなら、友人や知人相手でも、こうした能力を発揮される方は多いと思います。
だからこそ「難しい」と仰るのかもしれないですね。
相手に関わって行く度合いや支援方法にまで観察範囲を広げれば、とても一人が数人の「敏感さ」を基にして解決策や対処方を見出すことは、滅多にできることではないでしょう。
(できる人を、まだ見つけられていないだけかもしれないですが)
それぞれが、それぞれの生き方と人の関わりにあった心地よさを見つけて、試行錯誤していくことの連続なのだろうと思います。
私見ですが、そこに利便性だとか合理性だとかは、求めない方がいいと思っています。
特に、パートナー関係で言えるかもしれないことですが、双方で関係を築いていくことが基本だと思います。
誰かといることは、その誰かと気をかけあうからこそ、自分自身が成長出来たり、自分一人の力では到底見られない景色が協力するから見えるのであって、片方があげすぎるのも、もらいすぎるもの、よくないと思っています。
ただ、人の関係はいろいろな形があって、その形の評価や思う所は、人によって違います。
ご自身の価値観と合う、または似ている方を見つけることが大事なのかもしれません。
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【自分でどのようにいかすか】
この回は、私も途中まで書いていて、わからなくなってきました。
その人にはその人の、正しさや心地よさがあり、それは誰かが評価したり、干渉していいものではないと考えています。
私は、パートナーを作ることも、子育ての経験もないので、あくまで想像する範囲でしか言葉にすることができないですが、子育てに奮闘しているいとこを見ると、本当に心身がいっぱいいっぱいといった状態に感じます。
そんな状態のところに、家事や近所の関わり云々、ママ友との交流となると、自分の時間は「ない」と思われる方が、とても多いと想像します。
私自身も母子家庭で、日中は母方の祖父母に面倒をみてもらって、夜は母が持ち帰った仕事を片方でこなしながら、私を見ていました。
思い返すと、その時の母も、笑いながらもヘトヘトしていました。
本当にたくさん試行錯誤して、育ててくれたのでしょう。
今でも、こうした活動を見守り支えてくれる母には、感謝しかありません。
なので今は、母が昔、夢中になっていた教育行政の研究やものづくりを応援したり意見交換したりして、私ができることでお返ししています。
「ありがとう」
「感謝してる」
「普段のお礼に、好きなもの買って来ちゃった」
等、そうした小さなことでいいので「あなたが大切だ」という気持ちを、これからも変わらずに伝えていきたいです。
自分の中で気をつけていることがあって、
「その一度でこころを開いてくれたら、超ラッキー」
だと思っています。
「自分の一度=相手の一度」とは限らないので、一度で進めば進むほど、丁寧に進めることを心がけています。
人との関係は、どうしても相手がいます。
その相手とどんな関係を築いていくか、または求めるかによって、私たちの周囲の人間関係を、より心地良くする鍵になるのでしょう。
そういった意味で、今日もここで、あなた様に会えたことは、私には超ラッキーでした!
GWの嬉しい出会いに、どうもありがとうございます!
💟
みなさんからのスキは、歓喜です。
この記事にお時間をいただき、ありがとうございました!
それでは、今日はここまでです。
みなさん、よき休日をお過ごしください。
クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。