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【自分のための企画】ひとりお茶会 6月

みなさん、こんばんは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


最近、記事の投稿時間が、深夜近くの時間にずれ込んでいるにも関わらず、深夜帯でもご覧くださっている方がいて、驚くとともに、やはりとても嬉しい気持ちでいっぱいです。

私は自分の「スキ」を大分表現できるようになってきましたが、まだまだ記事には書き切れていない「スキ」がたくさんあるのです。

私の「スキ」が、誰かの「スキ」にもなって、願わくば、その誰かをも支えられる力になるようにと、いつも思っています。


さて、前月は有料記事執筆に力を注いだのですが、その合間に行った、月に1度の企画、

「私による私のための、ひとりお茶会 12ヶ月」

の、6月(前月)開催の報告をさせていただきたく思います。

楽しむだけのお茶会ではなく、誰かや何かに思いをは馳せるお茶会も、自分自身を振り返る時間になって、いいものですね。


それでは、お茶会を、報告させていただきます。



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今回のテーマ


今回のテーマは 大切な思い出たちを整理しつつ愛でるお茶会 です。


この時期は、大学の課題や有料記事執筆に時間を割いていたのですが、それと同時に、お世話をしていた羽化不全の蝶さんを亡くした直後でもあり、精神的に不安定な時期でした。

私の落ち込み具合は数日続いたのですが、ある本を見つけて、「発信し続けること」を促されている感覚になり、この本とともに、ゆっくりお茶を飲みながら、思い出たちを整理整頓していこうと思いました。


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お茶会をした当日は、土砂降りの雨でした。

ですが、あの子の生きた記録を、整理して綺麗にして、いつでも見られるようにしておこうと思い、今回は作業机でお茶会を楽しむことにしました。

家の庭には、いろいろな種類の蝶さんが遊びにきてくれます。

蝶だけでなく、私を訪ねて来てくれるみなさんにも、心地よい空間を作りたいなと考えるきっかけになりました。



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今回のお洋服


今回は、羽化不全の蝶さんに「ラベンダーブルー」と名付けていたことと、「アイスブルー」という自分をを癒すことばをかけて、空のような、氷のような、青いワンピースで装いました。

リボンバレッタ         ・・・ディズニーストア
レースグローブ         ・・・舞台雑貨屋さんで購入したもの
ワンピース           ・・・Innocent World
ソックス            ・・・BABY, THE STARS SHINE BRIGHT


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私は、月に2度、カウンセリングを受けていて、主治医に羽化不全の蝶をお世話していることを話すと、次のようなことを教えてくれました。

「『アイスブルー』という、ホ・オポノポノのクリーニングのことばがありまして、そのことばを唱えると、過去の一切の痛みの記憶を清め、浄化してくれるのですよ。禧螺さんの蝶の名前が、ラベンダーブルーと聞いて、名前も似ているし、もしかしたら、禧螺さんの今まで”痛い”と感じていた記憶を、癒しに来てくれたのかもしれないですね。」


このワンピースを購入した時も、とても不思議な巡り合わせがありました。

この服の型と色は、当時、ものすごく人気で、通販で手に入れることはおろか、店頭にも滅多に並ばないと聞いていたものでした。

普段の私は、こうした水色系のロリータには、興味を惹かれることはほぼ無いのですが、なぜかその時は、異常にこのワンピースが気になったのです。

しかも、このワンピースを製造しているゴスロリブランドは、私の住まいの近くに店舗としてあったこと、さらに言えば、お店の片隅にひっそりと置かれていたのを発見してしまったのです。

「いや、単なる偶然だよ。誰かの所にもらわれていくのだろうな。」

と、見ていたのですが、結局、私が「購入する」と決めるまでの1ヶ月間、ずっとそこで待っていました。


今から思えば、未来に行うお茶会のために、私を待っていてくれたのかなと考えると、「愛しさ」がこみ上げてくるワンピースです。



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今回のお菓子

今回のお菓子は、なんと、noteフォロワーさんのカフェで出されているコーヒーとともに、お菓子をいただきました。

このお茶会で、写真だけではなく、ラベちゃん(羽化不全の蝶さんの名前を簡略化した言い方です)を一緒に可愛がってくださったnoteフォロワーさんとともに、お茶会ができたようで、とても心温かい気持ちになれました。

メニューはこちら

レモンゼリームース
カフェオレ(お月様ブレンド)

です。


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ラベちゃんを家の庭に土葬して、悲しみでいっぱいで、満足にお菓子も用意できなくなる自分に情けなさを感じていました。

でも、違いますね。

お菓子も「数」ではなく、「どんなお菓子とともに、その時を一緒に過ごすか」ということが、「自分のこころを、潤い満たしてくれるか」ということにもなると、体感しました。


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コーヒーは、noteフォロワーさんであり、カフェのマスターでいらっしゃる yoshimiさん のお店のコーヒーを、カフェオレにしていただきました。

「お月様ブレンド」という味で、コーヒーのブラックが大の苦手な私でも、優しいまろやかな味わいで、うっとりした気持ちになりました。

今回はミルクを加えて、さらにまろやかな味になり、まるで

「お疲れさま。どうぞ、うたたねでもして、こころと身体を休めてね。」

と、言ってくれているような深い味わいに、飲みながら涙していました。

yoshimiさん、優しい癒しの味わいのコーヒーを、ありがとうございました。


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この時、近くのスーパーで、初夏のレモンフェアをやっていて、レモンのデザートをあまり見かけなかったことから、一度食べてみようと思いました。

レモンは、特に好きな果物の一つですが、これを食べている時に、夏には果実のレモンを使って、何かデザートを作りたいです。

あと、黄色はラベちゃんの羽の色です。

太陽の下、折れた羽でも力一杯羽ばたいていた様子を思い出してしまい、やっぱり涙が止まらず、寂しかったです。



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お茶席から見えた自然の風景


今回は自然の風景、というよりも、ラベちゃんのお写真をずっと眺めて、蝶が遊びに来てくれるような庭をどう造っていこうか、思案していました。

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飛べない羽でも、たくさん動いて、いろいろな場所を探検して、SNSから離れていても、大丈夫なことを教えてくれました。

お写真でいろいろな場面を振り返っても、カメラの視線なんて全く気にしていません。

自分が行きたい方向を、ただ真っ直ぐに見つめている姿が「美しく儚い」と形容される生きものにも関わらず、力強いと感じました。



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今回のお茶会の感想


「ひとりお茶会」なんて、本当はないのかもしれません。

厳密に言えば、「”形ある生きものものとしては”、ひとりお茶会」と言い換える方が、相応しいのかも、と思ってしまいました。


”このカフェオレ”が、ここで一緒にお茶会に参加してくれたのは、yoshimiさんがこのコーヒーをブレンドしてくださり、世に形として出してくださったからです。

”この写真”が撮影できたのは、ラベちゃんが”ラベちゃん”として、私の家の庭で羽化し、私に「最期までお世話しよう」という気持ちにさせてくれたからこそ、実現できたことです。

何もかもを、一人で調達できるわけではないのです。


お茶会は、お茶やお菓子を楽しむだけではなく、

自分が経験した「悲しみ」「痛み」を、温かく溶かしながら、自分の心にそっとしまう儀式

でもあると、思いました。


悲しい時にこそ、痛い時にこそ、ぜひ「ひとりお茶会」を試してみてください。

自分が大好きなお菓子と飲み物の旨味は、あなたの「悲しい」「痛い」に、そっと寄り添ってくれますよ。


○Special Thanks○

今回のお茶会のコーヒーは yoshimiさん のカフェにて味わうことができます!

お近くの方は、是非一度味わいに行ってみてくださいね。

「あのー、お店の名前教えてくれなきゃ、分かんないんだけど?」という方がいらっしゃると思います。

ヒントは「私が載せた写真の中」にありますので、ぜひ見つけてみてください。

yoshimiさんのnoteにも、たくさんのヒントが隠れています。


yoshimiさんのnoteホーム↓


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yoshimiさん、今回はラベちゃんともども、本当にありがとうございました!


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みなさんからのスキに、今日も穏やかに過ごせました。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさんも、素敵なお茶会をされてくださいね。



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