「綺羅」「きら」「禧螺」
みなさん、こんばんは。綺羅です。
今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日、初めての有料記事を投稿しましたが、予想以上に多くの方に、あの記事を閲覧していただけていることに、大変嬉しくも驚いています。
「普段の記事の雰囲気と、違う所が魅力」というお言葉や、
一緒に泣きながらご覧くださったクリエイターさんもいてくださり、
「創作」を通じた仲間が、こんなにも心強く温かい存在であることに、私が感激して泣きました。
それぞれが辿ってきた道の延長で、ここ「note」というプラットフォームで、フォロワーさんをはじめ、いろいろなクリエイターさんに出会えることに、改めて感謝申し上げます。
今日から7月ですね。
6月は、私にとっての様々な別れの季節で、特に「大切な親友との別れ」や「過去の思い出」は、ふと思い出すと寂しくなる時があります。
ですが、今、私が向かうべきは、別にあります。
過去の大切な思い出たちを、「綺羅」に託して、前進しようと思います。
🌸
「綺羅」という名前。
この名前をつけてくれた人は、もう私のそばにはいません。
私をみた時の、「雰囲気」と「直感」でつけてくれたのですが、この名前をつけられた時の私は「この名前に全然合っていない」と、すごく悩みました。
それでも、自分なりに「綺羅」という名前に合う私になりたくて、長い時間向き合ってきました。
そして、最近知ったことなのですが、「綺羅」という単語自体が、まさか国語辞典に意味が載っているとは思わず、驚いてしまいました。
精選版 日本国語大辞典から、大まかに分けられた意味だけ見てみると、
①うつくしい衣類のこと。
②華やかであること。
③栄花をきわめること。
とありました。
もう少し詳しく知りたい方は、下の「コトバンク」の「”綺羅”とは」をご覧ください↓
この解説の中に、「寵愛をうけること」という意味も含まれていると分かり、思わず笑ってしまいました。
「私が、とても愛してもらえたこと」が、そのまま事象の説明として載っているのです。
「あの名前をいただけた時から、私は愛されていたのだなぁ」と思うと、感謝しかありませんでした。
名付けた方は、そんなことを微塵も思っていないし考えてもいないだろうと思いますが、最後の最後まで、粋なことをしてくれます。
この名前を持てたこと、この名前でいられたこと、本当によかったです。
過去の葛藤した思い出たちを、悲しみを、苦しみを、辛さを、「綺羅」に守ってもらうことを引き継いで、「きら」は先に進みます。
🌸
本来、名前を変える予定はありませんでしたし、ずっと「綺羅」でいるつもりでした。
ですが、ここで紡がれていくご縁や、過ぎ去っていくご縁、一時はなれたご縁がつながったり、ずっと共に歩んできたのに自然消滅してしまったご縁など、さまざまなご縁の巡り合わせをみてきました。
noteに参入して、まだ1年と4ヶ月ちょっとくらいですが、そうした深いやりとりや、人と人との巡り合いを感じました。
私自身も、その中にいて実感したのは、
私自身も常に変化し、様々な「巡り合い」を巡る旅人のごとく、歩き続けている
ことです。
そして、私の場合は、そのコンパスを、「自分の中で、確かに持っていた」ということでした。
そうなると、「綺羅」では少々物足りなくなりました。
いろいろなご縁を巡り行くには、「美しさ」と「華やかさ」だけでは、辿り着けないところもあると考えていますので、その時が巡って来たのだと思います。
「綺羅」は、「寵愛される」ことの「歓喜」を、よく知っています。
「綺羅」であれば、「過去」をめいいっぱい寵愛してくれると思えるので、そこを任せて、先に行きたいのです。
そのためには、流れになりながらも、私が私の意志に従えるような「きら」が必要です。
今日から、私自身が「いつか使いたい」と考えていた「きら」を、これから名乗ります。
「禧螺」です。
🌸
「禧螺」の漢字ですが、組み合わせ・相性は、一切考えていません。
私が「この組み合わせが好き」という、直感だけです。
とても簡略した説明を、敢えてするならば、
「禧」という漢字は、「さいわい」とも呼べるもので、本来であれば「新年の祝賀」に使われる漢字です。
「螺」の文字は、「螺鈿(らでん)細工」からいただき、螺鈿細工のような繊細ながらも、いろいろな「輝き(=生きること)」を表現できるようになりたいという祈りを込めてつけました。
とはいえ、中身はこれまでどおりの「きら」ですし、もしかしたら新たな「きら」にめざめるかもしれないですが、それは関わってみてのお楽しみ、に、なるのだろうと思います。
「綺羅」も「きら」も「禧螺」も、みんな愛すべき”わたし”です。
7月から、新たに「禧螺」として、改めまして、どうぞよろしくお願いいたします!
🌸
トップ画像は、フォロワーの 清世様 に描いていただいたものです。
ありがとうございました!
みなさんからのスキに、今日も幸せいっぱいに過ごせます。
この記事にお時間をいただき、ありがとうございました!
それでは、今日はここまでです。
みなさんの夜の時間が、穏やかに過ぎますように。
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