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手すき紙のしおりと、読書を楽しむ

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は嬉しいことが連続で舞い込んできて、普段の穏やかな笑い方から、思わず「にょほほほほ~!」と叫んでしまいました。

同時に「喜びの舞」なんかも踊ってみて、まだなお顔のにやけが止まりません。

このテンションを創作活動に持っていこうと思います。


みなさんの中で、本を読む際に「しおり」を使用している方が多いと思います。

かく言う私も、その一人です。

ですが、私が使っているのは、ただの栞ではなく、

元「服のタグ」だった「しおり」

なのです。



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早速お披露目させていただきますが、これが私の、愛用のしおりです。


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そう、知っている人は知っている、

フェアトレード専門ブランド「People Tree」の、ファッション雑貨についているタグです。

ちなみに、このタグの裏には、お値段が書いてあるシールが貼られているのですが、それをはがしてしまえば、デザインや質感にこだわりのある、ただのタグに早変わりです。


個人的なお気に入りのタグは、「手すき紙」で作られたもので、普通の紙とは違う風合いと質感が、読書の「読む」ことだけではなく、

「紙を味わう」楽しみ

を提案してくれるのです。

上の写真は、タグだけではなくて、「フェアトレードの証明書」や「手編みの説明」がついているもので、たまに3冊分のタグとしても使っています。


私自身は、「本の紙」と「しおりの紙」がこすれる音も好きで、手すき紙のタグを、しおりとして使い始めてから、意図的に本としおりをパタパタと重ね合わせて、楽しんでいることもあります。

他にも、いろいろな種類のタグがあるのですが、私が持っている分だけが、すべてではないと思っています。


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同じ文字が書いてあるタグでも、紙の質感が違うと、違う印象になりますね。


世界中に点在する、多くの「手仕事」生産者団体が、「People Tree」の商品作りに携わっておられ、そのほとんどが、

「伝統手法」による、服をはじめとした雑貨を作られています。

タグの「形」や「美しさ」にこだわっているお店は、多く見かけるようになりましたが、タグにまで、地球に優しく、「質感」にこだわられたものは、滅多に見ません。

最近になって、多くの人が、「SDGs」の単語を耳にする機会が増え、自分で勉強されたり、広める立場としてご活躍されていたりして、形や方法は違っても、

どこかで「地球」に向き合って生活しておられる方が、ほとんどだと思います。

それは、「発信すること」や「広めること」だけではなく、実生活の行動において実践することも、同じですね。


そんな中で、一番驚いたことが、

まさか服のタグで、私自身が、こんなに気分が盛り上がるとは、微塵も思っていなかったことです。

本を読む「おとも」だけではなく、このタグをしおりとして持っているだけで、世界のどこかに住む誰かの「手仕事」とも、共にあることを味わえます。

「あなたの手仕事は、お洋服だけではなくて、本の管理もしてくれているんだよ。」

という気持ちになれて、誰かの思いも一緒に乗せながら、本を味わうことができるのです。



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タグの裏は、こんな感じで、それぞれの団体の説明が記載されています。


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読書の間は、読まないように意識しているのですが、ふとタグを見た時に、今、自分が持っているしおりを作った人に、思いを馳せてしまいます。

「今、どんなお洋服を作っているのかな。」

「どんな気持ちで、この手仕事に取り組んでいるのかな。」

「手仕事の間で、怪我とかしてないかな。」

と、まるで友人を思うように、気になってしまうことがあります。

多分、こんなことを考える辺りは、HSP気質が、働いているのかもしれません。


その国の伝統工芸や、人々の思いを一緒に乗せた読書は、誰かと共に、よりよい環境をめざして、行動できている状態といえると思うのです。

どうことばにして、表わせばいいのかわからないのですが、

「あなたと私では、方法は違うけれど、地球をよりよい世界にしたいという気持ちは、同じなんだね。」

という気持ちになれるのです。


手すき紙のタグは、しおりとして、今日も私の本の管理をしてくれています。

そこには多分、誰かの「地球に対する熱き想い」も一緒になって、私の読書を深めてくれているのだと思うのです。



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トップ画像は hina様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんからのスキに、嬉し過ぎて挙動不審になるのは、私です。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました!


それでは、今日はここまでです。

みなさんも、いい読書日和を!



クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。