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#エッセイ
誰とも結ばれていないというのは 売れ残りであり 駄目な商品なのだろうか
遅いんだよね、全部。
目に見えないものばかり欲しくなるし、目に見えるものは高くて手に入らなかったりする。
「今欲しいものはなんですか?」と誰かに聞かれたとして、あなただったらなんと答えるだろう、わたしだったらなんと答えるだろう。
幸せとかお金とか。わかりやすいものが手元にあれば、わたしはこんなにきっと考え込まずに毎日が待ち遠しい人生を歩めるだろう。
「足りない」と無闇に嘆くのではなく、自らの手で
「幸せだけど、たのしくない」? 夫婦のかたちを考える
「このままじゃ、パートナーとして好きって気持ちを失っちゃう」
夫にそう伝えたのは天皇誕生日の夜、みんながそわそわするクリスマスイブイブ。ふたりでストーブにあたりながら赤ワインをあけているときだった。
◆ ◆ ◆
2018年は、てんやわんやな一年だった。
まず、赤ちゃんから幼児へ猛スピードで変化する娘との生活は、はちゃめちゃに幸せだった。
腰がすわった、笑った、食べた、歯がはえた、
妻業は35億通りあっていい。
今日は車で一時間くらいの海に行った。
夫が運転し、わたしが助手席、後部座席に息子たち。
道中、夫がわたしに「ごめん、これ、閉めてもらっていい?」と言った。サーモスの小さめの水筒にアイスコーヒーをいれていた夫が運転中に飲み、それを閉めようとしたが手こずったらしい。
わたしはそれを受け取り、ゆっくりと蓋を閉めながら、全力で「ありがとう、、、、、、、!!!!!!!!!!!!!」と言った。心の
「恋愛教」の熱心な信者であるわたしたち
恋愛しなくちゃ、結婚しなくちゃ…というプレッシャーの原因を探してみたら、映画やドラマ、漫画や小説、メディアに広告、本質のない「一般常識」に囲まれ続けてきた自分の自縄自縛であることに気づくはず。
もちろん結婚は義務ではなく、恋愛も自分の心によるもので、必ずしなくてはいけないわけではないから、自分で決めて、自分に合う形を創ったらきっとずっと楽になれるよ、という話。
(この記事は特定の宗教や信仰を否